【お兄様】魔法科学校の劣等生【大好き】

焼きいちごです。
つらつらとラノベのレビューを書いていこうと思います
※CAUTION※
このレビューにはどうしようもない厨二病が含まれています。
覚悟のない人間が見ると目がつぶれるかもしれません。あしからず。
魔法。
それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。
そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。
国立魔法大学付属第一高校――通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』
ブルーム ウィード
で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』、『雑草』と呼ばれてた。そんな魔法科高校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。
ウィード
兄は、ある欠陥を抱える劣等生。
ブルーム
妹は、全てが完全無欠な優等生。
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。
二人がこのエリー ト校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。
以上があらすじです。

なんだこれは……。
まるで厨二病のようじゃないか。
どうみても厨二病です。本当にありがとうございました。
だがしかし、読んだ感想を言わせてもらえるなら、
思っていたよりは厨二臭くはない、というのが第一印象である。
これは地の文が三人称であるというのが大きな要因だと思う。
あえて淡々と描写することによって、独りよがりに見えないような表現になっているのかなぁ、と。
それでも世界観に関しては細かく設定されているのが随所から読み取れ、
ファンタジーやSFが好きなひとにはたまらない作品だろう。
本作品の舞台は近未来の日本である。科学は発展し、当然、それに伴い文明も発展している。
作品内では経済的物資の流通システムの革新や、家事のオートメーション化などに触れられている。
こういった殺伐とした生活感を前面に押し出しているところなどは最近のラノベらしからぬ、しっかりとした 背景
描写であり、同時にそういった部分が、厨二っぽさを打ち消しているのだろうとも思う。

意味はない。
この作品の見どころは他にもあり、それは兄妹愛である。
お兄様が妹を下着姿にして診察したり(この表現に誇張はない!)、
妹の機嫌を治すために、もはや地の文ですら表現を濁すような説得をしたりと
もうやりたい放題である。
※一巻の内容をまたいでいる部分もあります。現時点で二巻まで発行されています。
妹がお兄様大好きなのは言わずもがな。
お約束といってもいいだろう。
だから書かなくても、いいよね?

意味はない。
もしこんなレビューで興味を持たれた方がいましたら、ぜひ一度手に持ってみることをお勧めします。
萌えに関しては言うほどではないので、萌え目的で買うのはあまりお勧めしませんが、
それでも買ってみてもそんなに損はしないと思いますよ。

ゴルゴ13面白いよゴルゴ13
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あたりめ(08/30)
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16000系(03/17)
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