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【2011年度】西武鉄道の事業計画【今更発表】

みんな~



Presented by CHAKE...



みんな~聞いてくれ!

俺が記事にするのが遅い訳じゃなく、リアルに発表が今頃なんだ!











西武鉄道は昨日、2011年度の鉄道事業設備投資計画を発表しました。

総額は207億円で、前年比+6億円となります。










1. 安全対策



高架橋耐震補強

高架橋の健全度 ・ 耐震性能を高めるため、補強工事を進める。 今年度は狭山線の下山口~西武球場前間で工事を行う。








法面の改良

列車運行の安全確保のため、線路脇の法面を強固に改良することによって、土砂崩壊を防止する。 今年度は、西武秩父線の吾野~西吾野間などで工事を行う。








変電所の機器更新

供給された電力を安定的に電車や鉄道施設に送るため、当社保有の老朽した変電所機器を順次更新する。 今年度は、小手指変電所の機器を一部更新するほか、池袋変電所の機器の更新を進める。








保谷駅ホーム2面化 ・ 線路3線化

保谷駅では、安全性 ・ 速達性 ・ 定時運転を確保するため、ホーム1面、線路2線の島式ホームであったのを、ホームを2面、線路を3線に改良する工事を2008年度から行ってきており、すでに昨年3月より新上りホーム(エレベーター1基とエスカレーター2 基の設置を含む)の供用を開始していたが、今年7月には折り返し線の使用も開始して線路を3線化とした。



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↑ 工事中の風景  ちなみに右側が新ホーム



これにより、朝の始発電車のホームを上りホームと分けることが出来、ホーム上の混雑が緩和され、安全性が向上した。 また、折り返し線により上下両方向への折り返しが可能となり、電車の遅延防止(異常時の対応や東京メトロ有楽町線 ・ 副都心線乗り入れに対する影響防止)に繫がる。 更に、駅付近の踏切の遮断時間が短くなり、渋滞緩和などの効果もある。


※2011年7月17日(日)より使用開始済















2. サービス向上



駅舎の改良

所沢駅・・・ホーム中央の線路上空に新しい駅舎を造り、工事完成時には、現在2つある改札を1つに統合し、各ホーム及び西口 ・ 東口にエレベーター ・ エスカレーターを設置する。 屋根にはテント幕を用いて自然光を取り入れ、駅コンコース ・ 自由通路には多彩な店舗を設置。 子育て支援機能など、働く女性にとっても便利なサービスも計画している。



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屋根にテント幕ってのは、東急がよくやってるパターンですね






椎名町駅・・・駅舎の橋上化を行い、南北自由通路 ・ エレベーター4基 ・ エスカレーター6基及び、多機能トイレなどを設置しバリアフリー化を図る。 2009年度より工事に着手し、橋上駅舎 ・ 自由通路の完成は2011年度内、豊島区で行う歩行者広場などの整備は2012年度内に完成予定。



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西武立川駅・・・駅舎の橋上化及び北口の開設を行い、南北自由通路 ・ エレベーター3基 ・ エスカレーター4基及び多機能トイレなどを設置しバリアフリー化を図る。 今年3月に橋上駅舎 ・ 自由通路の一部供用を開始した。 今年度中に旧駅舎 ・ 跨線橋を解体して工事が完了する予定。



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現在絶賛開発中で、駅の周囲はほぼ空地状態というww










駅のバリアフリー化


エレベーターの設置 : 椎名町駅(4基)、石神井公園駅(1基)、所沢駅(4基)

エスカレーターの設置 : 椎名町駅(5基)、石神井公園駅(2基)、所沢駅(5基)

多機能トイレの整備 : 椎名町駅、豊島園駅、上井草駅

お客さまご案内用オープンカウンターの整備 : 椎名町駅、石神井公園駅








車両関係


・ 30000系通勤車両を新造

「Smile Train ~人にやさしく、みんなの笑顔をつくりだす車両~」をコンセプトに設計した30000系通勤車両の新造を、老朽車両の代替として進めている。 これまでに12編成78両を新造した。 今年度は16両(8両2編成)を新造する予定。



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30000系については過去記事(↓)を参照するんだ!
http://apg.blog3.fc2.com/blog-entry-361.html






・ 6000系車両に情報配信装置設置

東京メトロ有楽町線 ・ 副都心線に乗り入れている6000系車両のドア上に、液晶の車内情報配信装置を2画面設置し、旅客情報案内や動画広告を表示するなど、乗客へさまざまな情報を提供。 今年度は5編成に設置する予定。



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↑ 通称 “スマイルビジョン”






・ 2000系車両バリアフリー化工事

車いすスペースの設置、車内表示器の設置などのバリアフリー化工事を2000系車両4編成24両に実施する予定。



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3. 環境対策



駅コンコースのLED照明化

LED照明は消費電力が低く、CO2排出量削減の効果が期待出来る。 石神井公園駅や西武立川駅では、新しいコンコースにLED照明を導入しているが、今年度も引き続き、所沢駅 ・ 椎名町駅のコンコースにLED照明を採用する。








車両用空調装置の更新

現在のクーラー冷媒として使用しているフロンがオゾン層を破壊するため、オゾン層を破壊せず、地球温暖化に対する影響が少ない代替フロンを使用したクーラーに置き換える。 今年度は74台の取り替えを行う予定。



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これは近年各社とも進めていますねぇ















4. 輸送力増強



石神井公園駅付近高架複々線化工事

石神井公園駅付近については、2007年8月に工事着工。 練馬高野台駅~石神井公園駅間(Ⅰ期区間 ・ 1.2km)では、2010年2月に上り線を高架化した。 今年度においては4月に下り線を高架化し、6ヵ所の踏切を廃止した。 これにより、これらの踏切による交通渋滞や事故が無くなるとともに、列車の安定運行に寄与している。 引き続き、複々線部の工事を進める。



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↑ 拡大出来るよ!



複々線化が完成すると、石神井公園駅においてホームが2面、線路が4線化され、急行電車と各駅停車が同じホームで乗り換えられるようになり、乗客の利便性が向上する。 また、事業完成後には、石神井公園駅~大泉学園駅間(Ⅱ期区間 ・ 1.2km)の高架化により更に3ヵ所の踏切が廃止される。





































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いえ、事業計画の発表が遅かったんです。
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