群馬大学GA研究会 なんでもにっき

群馬大学サークル「GA研究会」です。会合記録や イベントレポート、個々人の研究、突発企画なども書いていきます。お楽しみに!

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千代田線にとってはご褒美です

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Presented by CHAKE...

地下鉄車両を扱うのは初めてだったと思った。












(勝手に私鉄の車両図鑑 No.13)



東京地下鉄16000系電車


所属 : 東京地下鉄(東京メトロ)
製造 : 川崎重工業
製造年 : 2010(平成22)年~
運用区間 : 千代田線、JR常磐緩行線、小田急小田原・多摩線










都内の地下鉄と言うと何やら洗練されたイメージがありますが、
こと千代田線に関しては、それの180°逆を行く野暮ったさが滲み出ていました。




と言うのも、

JR ・ メトロを含めどーにも古臭い車両ばかりが集まってしまい、他路線に比べ非常に見劣りがするサービス水準となっていたからでした。








しかし、JR側が'09年になって新車を投入 ↓

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これに合わせ導入されたのが16000系です。















外装



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(16101編成~16105編成)



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(16106編成~)





外装デザインは、

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エンツォ ・ フェラーリのデザインで知られる奥山清行氏が監修。





当初は第5編成までの、非常時貫通扉が中央にあるデザインのまま製造されていくはずでしたが、第6編成以降は視認性を考慮し扉位置を乗務員室右寄りに変更したデザインとなりました。

※噂だとJRの乗務員からケチが付いたのが原因とか・・・



車体はアルミニウム合金を用いたダブルスキン構造。

日立製作所の「A-Train」工法で、川崎重工業がライセンス生産を行いました。















内装



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客室内は白色の内張りを用い、妻面や袖仕切の一部 ・ 床敷物には紺色を採り入れています。
全体的に寒色指向で、涼しげな車内。



有楽町 ・ 副都心線用の10000系に引き続いて、荷棚はアルミ製のフレームに強化ガラスの底板をはめ込んだものを、連結面貫通扉には強化ガラス製の扉を採用しています。

更に本系列では、袖仕切の一部にも強化ガラスを取り入れて、極力車内を開放感のあるものとするよう工夫が図られています。











情報案内機器として各ドア上に17インチLCDを2基ずつ設置。

それまでの物と違い、アニメーション的表現を用いるパターンに変わったため、全体的に見易くかつ分かり易くなりました。















乗務員室(運転台)〉



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近年採用例が増えてきたグラスコックピット構造。
東京メトロでは本系列が初採用となりました。





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このように、速度計や圧力計等の計器類は全てLCD内に集約されています。

LCDは正面に2画面が設置され、通常は左側を計器表示用、右側を車両制御情報管理装置(TIS)用として使用するようになっていますが、故障時には相互でバックアップする機能を設けてもいます。





主幹制御器は、乗り入れ相手のJRに仕様を合わせ左手操作型のワンハンドルマスコン。

どうも個人的に好きになれないタイプですw















走行機器関係



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こちらは台車

住友金属製で、近年主流の「ボルスタ(揺れ枕)」という部品を省いたタイプではなく、ボルスタ付きのどちらかと言えば昔ながらの構造の物を使用しています。



東京メトロは、この手の台車を採用する理由を 『走行安全性の向上や輪重調整作業等の保守性の向上を図るため』 としていますが、実際にはこの事故の影響が大きいようです。










モータには定格出力205kW/hの永久磁石同期電動機(PMSM)という物を採用しました。



理系的に説明すると、

永久磁石同期電動機とは、界磁に永久磁石(強磁性体)を使用した同期電動機の事である。





特徴としては以下の通り。

・ 誘導電動機や電磁石同期電動機などよりも高効率である。
・ 整流子やブラシ、界磁励磁回路、スリップリングが存在しないため保守が容易である。
・ 界磁の損失による温度上昇が無いことから、界磁温度上昇に対する保護が不要である。
・ 回転速度が電源周波数によって決まる。
・ 速度を変化させる目的には専用のVVVFインバータが必要である。
・ ベクトル制御を行うために、回転子の位相角を検出するセンサーが使用される。










文系人間にはサッパリですね(ニッコリ


平たく言うと、ハイブッリドカー電気自動車なんかに用いられるモータらしいです。

消費電力も従来車に比べ10%近く削減出来るとか。











搭載しているのは東芝製のVVVFインバータなんですが、このPMSMモータの影響で今までとはかなり異なる音を立てて走行するのが特徴的です。

























今回は以上です。

ご乗車お疲れ様でした。

お忘れ物ございませんよう、お降り下さい・・・・・・



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