【手抜き】怖くて乗れない高速鉄道【中国】
高速鉄道と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、
・ ドイツのICE
・ フランスのTGV
・ 日本の新幹線
といった所でしょうか。
この辺は世界の鉄道国家御三家と言っても良いでしょう。
そんな中で、発展著しい中国にも高速鉄道網があるのをご存じでしょうか?
上述のCRH2型もその一つです。
※一応、中国の名誉のために言っておくと、形状が日本の新幹線と瓜二つなのはパクったためではなく、JR東日本と川崎重工から技術供与を受けたためです
その最高速度は、何と日本を上回る350km/h!

ところが、
当の中国では、建設に携わった技術者が
『自分は絶対に乗らない。親友にも乗らないように勧める』 と公言。
つまり安全性に自信を持てないんだそうです・・・(汗
通常、先進国の高速鉄道では
《慣らし運転→本格的な高速運転》というパターンがあります。
これは、建設後に地盤の沈降など各種の問題点が出現することが「想定内」で、一定の時間をかけて調整するという事を意味しています。
来年度末から国内最速の320km/h運転を始めるE5系 “はやぶさ” も、
ご多分に漏れずこのパターンです。

ところが中国の場合は、
《短期集中で建設→即・高速運転開始》
それも、建設は測量・設計・施工を同時に進行させるという超場当たり的な方式で、
工期の都合で3種の作業のいずれかに「しわよせ」が及ぶ場合があるのだとか・・・
そんなヤバ気な安全性を更にグラつかせるのは汚職問題。
【誰かが不正に利益を得た→手抜き工事などで費用を浮かせている】
と考えるのが自然でしょう。
実際問題、
・ 中国政府で鉄道建設の責任者である劉志軍・鉄道部部長の汚職による失脚
・ 中国高速鉄道の父と呼ばれた政府・鉄道部の技術部門トップ、張曙光総工程師も汚職の疑いで身柄を拘束
という事態になっています・・・・・・
2人の汚職総額は、日本円で2300億円以上 ! !
海外の一部報道に依れば、温家宝首相の “右腕” である秘書2人も高速鉄道建設に絡む汚職に一定の関係があったとみられるとか何とか・・・

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