仙台に『復興カジノ』?
日本でのカジノ合法化を目指す超党派の「国際観光産業振興議員連盟(カジノ議連)」によると、
東日本大震災の復興計画の一つとしてカジノの施行を位置づけ、
外国人観光客の呼び込みを行うと共に、収益金も復興財源とする方針だそうで・・・
従来から有る沖縄や東京・お台場の案より、実現度は高そうです。
以下に、カジノ推進派の主張をまとめました。
①カジノは投資を呼び込む

・ 国内資本・海外資本を問わず、我が国でカジノが合法とされるのならば、そこに投資を行いたいと表明している投資家は世の中に沢山存在する。
・ 今回の東日本大震災における被災総額は15~25兆円などとも言われるが、その復興資金を全て公金で賄うことは出来ない。
・ 国内外に存在するそのような民間資本を積極的に利用すべき。
②カジノは産業を生む

・ カジノの導入は開発段階では土木建設需要を、開業後には観光関連需要を生む。
・ 海外における実績として、米国ではハリケーンカトリーナによる被災後、カジノの本格導入によって2万5千人もの直接雇用を地域に生んだという例もある。
・ 今後の三陸地方の産業再生にとって、旅客・物流の両方を担う空港機能の強化&回復は必須事項。
・ 現在、名取市を中心として立ち上がっているカジノを利用した空港再生案は、中長期的な被災地における産業復興において非常に重要な役割を果たすと目される。
③カジノは税収を生む

・ 現在発表されている試算値によれば仙台空港周辺にカジノを導入した場合、少なくとも900億円のカジノ市場が形成される。
・ そこから250億円のカジノ税収が生まれると予測される。
こう書き連ねると何やら良い事ずくめに見えますが、
言わずもがな、カジノ合法化に伴うデメリットもこれに比して存在すると考えるべきでしょう。
ただでさえ警察力が効き難くなっているのに、治安は大丈夫なのか・・・
住民の理解は得られるのか・・・
予測されるような経済効果を本当に見込めるのか・・・
そもそも被災地を観光地扱いして良いのか・・・etc
既に超党派でこの話は進んでいるようで、議員立法での提出を急ぐとの事。
今後、更なる議論を呼びそうです。

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