【今を逃すと】 Demon's Soulsを振り返る 【機会がない】

アニメレビューが書けない流木です。
さて、6/11日、そのゲーム性の高さから注目を集め、全世界で絶賛された「Demon's Souls」の精神的続編である「DARK SOULS」の先行体験会が開催されました。
「生存率0/20,000」と題された体験会は、前作からプレイにソウルを捧げている猛者たち
により、参加者100人の2時間のイベント中、合計クリア回数30回まで確認されたようです。
とまぁ、界隈はこんな状況なので、いい機会だし前作のDemon's Soulsを
大雑把に振り返ってみようというお話。
ネタバレもするので、ダークソウルに手を出す前に今更ながらデモンズを・・・
という方は閲覧非推奨。気にならないならいいけども。
あと、長いです。
一、ゲーム性
死ぬ。とにかく死ぬ。
パッと見コーエーの無双系やカプコンのモンスターハンターのような3Dアクション(正確にはARPG)であるが、この外見でFC/SFC時代のマリオやロックマン並に死ぬという凄まじさ。地面に定型句を書き残せる「血文字システム」の中に、「心が折れそうだ・・・」が入っているほど。

人は高いところから落ちたら死ぬし、巨大な化け物の攻撃を受け止められるほど強くはないのです。
ただ、マリオやロックマンのように
プレイヤースキル依存の難易度ではない
のが大きな特徴である。敵の配置も毎回同じなため、攻略法に気付くかどうかが
最大のポイントであり、気付くまでに心が折れなければ
大体突破できるという仕様になっている。
自分の閃きで攻略の糸口を見つけ、苦労の末に撃破
した時の感動は、一度味わうと忘れられないこと間違いなし。
このゲームは、死ぬと経験値と金を兼ねる「ソウル」を失うが、
死んだ場所まで行ければ、全て回収可能である。
そのため
死ぬ→ソウルがもったいないから回収を頑張る→「あれ、今なら行けんじゃね?」→また死ぬ→ソウルがもったいないから(ry
この繰り返しでプレイヤーは自然とやり込んでしまい、調教されて心が折れにくくなっていく。
よく「絶妙な難易度バランスで何度でも挑む気になる」とか言う人がいるが、
バランスよりもこっちのほうが恐らく比重は大きいと思われる。
二、雰囲気
「世界とは悲劇なのか」をキャッチコピーにしているダークファンタジーで、主人公は
「デーモン」に滅ぼされ、呪われた濃霧で満ちた王国に挑む冒険者としてプレイする。
フロムソフトウェア製らしく設定はたっぷり、キャラの絡みなどイベントは全体的にあっさり。ただこれは、普段から仲間と語り合い、苦楽を共にして友情を育むようなことはないという感じで、キャラやイベントの印象自体は残りやすい濃いものばかり。
特に、「腐れ谷」という今作最難関と名高いステージでは、
①最深部のボスが慈愛溢れる聖女様とそれを守る騎士
②彼女らは化物に成り果て苦しむ人々を救う為に行動しているだけ
③今作の敵の中で唯一、戦いを本気で望んでいないボス
④対峙するまで何度も争いを回避しようと語りかけてくる

⑤プレイヤーはゲームの進行上、仲睦まじく静かに暮す
二人を問答無用で殲滅しなければならない
⑥騎士を倒した後、残された聖女(本ボス)の所に行くと「話しかける」コマンドが現れ、
話しかけると聖女は全てを諦め自殺する
という、心折心溢れるイベントが用意されている。
(やっと難ステージを突破したと思ったらこの仕打ちである)
Q,世界とは悲劇なのか? A,悲劇です。じっくり足掻いて逝ってね!!!
他には、世界観設定など随所に込められた皮肉も見所である。
例えば、この世界には神を信仰して力を借り、通常あり得ない現象を引き起こす「奇跡」と、
ソウルを用いてあり得ない現象を引き起こす「魔術」がある。「奇跡」を使う聖職者にとって
デーモン紛いの行為である魔術は許容し難く、「獣の業」と軽蔑して敵対視している。
しかし、とある武器の説明によれば
神=「古き獣」と呼ばれるデーモンの親玉似姿に過ぎない
ため、結局「奇跡」も獣の業である、といった具合。
また、デーモンや化物を狩り、それで得たソウルを用いて
自身を強化し、更にデーモンを狩るという主人公は、
結果的に最もデーモンの力を内包した存在、つまりデーモンとほぼ変わらない存在とも言え、
ここでも皮肉を感じることができる。
三、ヒロイン

黒衣の火防女(ひもりめ)。読み方がわからず「かぼうおんな」と呼んでいたことから転じて付いた愛称は「かぼたん」。インタビューやトロステの紹介でも使われ半公式となっている。
プレイヤーは集めたソウルを彼女に渡すことで自身の能力を強化できるため、何度もお世話になることになる。
ご覧のとおり、目が蝋で塞がれているなどパッと見上級者向けの外見で、プレイする前はちょっと引くかもしれない。
(実際「不気味」という声は多かったし、制作指示を受けたスタッフ困惑・提携先のソニーが「これがヒロインですか?」と再確認した
という逸話もある。しかもフロム側が見せたのはもう変更できない時期だったとか)
しかし
①主人公の身を案じてくれる
②微妙に訛りの入った声(英語)が神秘的
③仕草が非常に可愛い

足を上下にパタパタ。橋に座っている時はプラプラさせたりと無邪気で子どもっぽい。
この世の地獄から帰還し、心折れそうになっているプレイヤーが落ちないはずがなく、
発売当初からソニーの心配をよそに絶大な人気を得た。
ちなみに、(一応)マルチエンドの今作では、ラスボスを倒した後呪われた濃霧の後始末を請け負ってくれる彼女の殺害が分岐条件となっている。
普通にプレイしてどれだけの人間が気付くだろうか。
(しかも主人公的には殺害ルートのほうが良いと言えなくもないのがタチの悪いところ。)
ストーリーまとめサイト
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/1292.html
体験会の動画見た感じだとまんまデモンズな感じだったので、DARK SOULSもこんな感じの雰囲気になりそう。デモンズ以上は厳しくとも、デモンズくらい心をメッタ打ち(いろんな意味で)にしてくれること期待したい。
死ぬ。とにかく死ぬ。
パッと見コーエーの無双系やカプコンのモンスターハンターのような3Dアクション(正確にはARPG)であるが、この外見でFC/SFC時代のマリオやロックマン並に死ぬという凄まじさ。地面に定型句を書き残せる「血文字システム」の中に、「心が折れそうだ・・・」が入っているほど。

人は高いところから落ちたら死ぬし、巨大な化け物の攻撃を受け止められるほど強くはないのです。
ただ、マリオやロックマンのように
プレイヤースキル依存の難易度ではない
のが大きな特徴である。敵の配置も毎回同じなため、攻略法に気付くかどうかが
最大のポイントであり、気付くまでに心が折れなければ
大体突破できるという仕様になっている。
自分の閃きで攻略の糸口を見つけ、苦労の末に撃破
した時の感動は、一度味わうと忘れられないこと間違いなし。
このゲームは、死ぬと経験値と金を兼ねる「ソウル」を失うが、
死んだ場所まで行ければ、全て回収可能である。
そのため
死ぬ→ソウルがもったいないから回収を頑張る→「あれ、今なら行けんじゃね?」→また死ぬ→ソウルがもったいないから(ry
この繰り返しでプレイヤーは自然とやり込んでしまい、調教されて心が折れにくくなっていく。
よく「絶妙な難易度バランスで何度でも挑む気になる」とか言う人がいるが、
バランスよりもこっちのほうが恐らく比重は大きいと思われる。
二、雰囲気
「世界とは悲劇なのか」をキャッチコピーにしているダークファンタジーで、主人公は
「デーモン」に滅ぼされ、呪われた濃霧で満ちた王国に挑む冒険者としてプレイする。
フロムソフトウェア製らしく設定はたっぷり、キャラの絡みなどイベントは全体的にあっさり。ただこれは、普段から仲間と語り合い、苦楽を共にして友情を育むようなことはないという感じで、キャラやイベントの印象自体は残りやすい濃いものばかり。
特に、「腐れ谷」という今作最難関と名高いステージでは、
①最深部のボスが慈愛溢れる聖女様とそれを守る騎士
②彼女らは化物に成り果て苦しむ人々を救う為に行動しているだけ
③今作の敵の中で唯一、戦いを本気で望んでいないボス
④対峙するまで何度も争いを回避しようと語りかけてくる

⑤プレイヤーはゲームの進行上、仲睦まじく静かに暮す
二人を問答無用で殲滅しなければならない
⑥騎士を倒した後、残された聖女(本ボス)の所に行くと「話しかける」コマンドが現れ、
話しかけると聖女は全てを諦め自殺する
という、心折心溢れるイベントが用意されている。
(やっと難ステージを突破したと思ったらこの仕打ちである)
Q,世界とは悲劇なのか? A,悲劇です。じっくり足掻いて逝ってね!!!
他には、世界観設定など随所に込められた皮肉も見所である。
例えば、この世界には神を信仰して力を借り、通常あり得ない現象を引き起こす「奇跡」と、
ソウルを用いてあり得ない現象を引き起こす「魔術」がある。「奇跡」を使う聖職者にとって
デーモン紛いの行為である魔術は許容し難く、「獣の業」と軽蔑して敵対視している。
しかし、とある武器の説明によれば
神=「古き獣」と呼ばれるデーモンの親玉似姿に過ぎない
ため、結局「奇跡」も獣の業である、といった具合。
また、デーモンや化物を狩り、それで得たソウルを用いて
自身を強化し、更にデーモンを狩るという主人公は、
結果的に最もデーモンの力を内包した存在、つまりデーモンとほぼ変わらない存在とも言え、
ここでも皮肉を感じることができる。
三、ヒロイン

黒衣の火防女(ひもりめ)。読み方がわからず「かぼうおんな」と呼んでいたことから転じて付いた愛称は「かぼたん」。インタビューやトロステの紹介でも使われ半公式となっている。
プレイヤーは集めたソウルを彼女に渡すことで自身の能力を強化できるため、何度もお世話になることになる。
ご覧のとおり、目が蝋で塞がれているなどパッと見上級者向けの外見で、プレイする前はちょっと引くかもしれない。
(実際「不気味」という声は多かったし、制作指示を受けたスタッフ困惑・提携先のソニーが「これがヒロインですか?」と再確認した
という逸話もある。しかもフロム側が見せたのはもう変更できない時期だったとか)
しかし
①主人公の身を案じてくれる
②微妙に訛りの入った声(英語)が神秘的
③仕草が非常に可愛い

足を上下にパタパタ。橋に座っている時はプラプラさせたりと無邪気で子どもっぽい。
この世の地獄から帰還し、心折れそうになっているプレイヤーが落ちないはずがなく、
発売当初からソニーの心配をよそに絶大な人気を得た。
ちなみに、(一応)マルチエンドの今作では、ラスボスを倒した後呪われた濃霧の後始末を請け負ってくれる彼女の殺害が分岐条件となっている。
普通にプレイしてどれだけの人間が気付くだろうか。
(しかも主人公的には殺害ルートのほうが良いと言えなくもないのがタチの悪いところ。)
ストーリーまとめサイト
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/1292.html
体験会の動画見た感じだとまんまデモンズな感じだったので、DARK SOULSもこんな感じの雰囲気になりそう。デモンズ以上は厳しくとも、デモンズくらい心をメッタ打ち(いろんな意味で)にしてくれること期待したい。
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