群馬大学GA研究会　なんでもにっき

毎度毎度遅くなってすみません。

もはや更新する意味を失いつつある気がしますが、
暇なときにでも見てやってください。

それじゃ、レビュースタートです。

「震えよ、我が右腕…!」




ごたごた言葉を並べた後、レンジの扉を取り外す岡部。
Dメールを送るために必要な「扉を開ける動作」をはしょるためである。





しかしながら、電子レンジとしての機能が使えなくなるため、
レンジを一番使うまゆりには、少々酷である。




言い争いをする二人の様子を撮る萌郁。




「記念に」だそうだが、それでも岡部から写真を撮ることを禁止され、
悲しそうな表情を浮かべる。




「プログラムオワタ」と声をあげるダル。
『電話レンジ 2nd Edition Ver.1.03』と名付けられたプログラム。

これで、電話レンジの携帯から好きな番号にDメールを転送できるという。




実験を始めようとするが、萌郁はまだ半信半疑のよう。
「また店長に怒られないかな？」というまゆりの言葉に、
忘れていた新たな問題を思い出す岡部。




慌てて下に行くと、店先にはマウンテンバイクを磨く鈴羽が。
話を聞くと、ブラウン氏は出張サービス中らしい。
しばらく帰ってこないと聞き、喜々としてラボへ戻る。




ちなみに、ここで鈴羽と一緒にいるのが、
小動物、もといブラウン氏の娘「天王寺 綯(てんのうじ なえ)」である。







ブラウン氏がいないと知り、早速実験を行うラボメン達。
まゆりがレンジの携帯にメールを送ると、それが岡部のメールに転送された。




やがてレンジのタイマーが０になり、放電現象が収まる。
早速、メールを確認してみると…。




メールは2通に分割され、5日前に届いていた。
実験成功に喜びの表情を浮かべる4人と、目の前で起こった事に驚く萌郁。




「あ、光った…」と上を見て呟く綯。
しかし、鈴羽は何か考えている様子だ。





























食料を買ってきた紅莉栖。
しかしドクペがない事に、不満げな岡部。




どうやら売り切れだったらしい。
差し出された野菜ジュースを渋々受け取る。




円卓会議の開始を宣言する岡部。




窓を開けるダルに注意をするが、ダルはそれを聞こうとしない。




と、そこに萌郁からメールが。




それを華麗にスルーし、会議を始める。




その間、何度もメールを受信する岡部の携帯。
送り主は全て萌郁である。




岡部は「Dメールをより実践的に使う実験」を行うつもりらしい。
具体的にどうするかと言うと。




「過去を変える」




流石に危険すぎると意見する紅莉栖。
「もしタイムパラドックスが起こったら…」




ところが紅莉栖も科学者だ。
実験に興味がないわけではない。むしろ確かめてみたいと思っているようだ。




「何を変えるの？」と聞かれ怪しげな笑いを浮かべる岡部。




「俺が、本作戦において成し遂げたいこと。それは…」




「宝くじを、当てることだ」




賛成するダル、がっかりしたというまゆり。
呆れる紅莉栖。




「過去を変えられるかの実験なのだから、一番わかりやすいだろう」
と、岡部も反論する。




「つかさ、宝くじにも色々あるっしょ。どれにするん？」




「それは…」と言いかけて、ある違和感を覚える岡部。
先ほどまでメールを受信し続けた携帯がやけに静かなのだ。




そして、萌郁の姿がない。




後ろを向くと、そこにはIBN5100を持とうとする萌郁が。
慌てて止める岡部。




IBN5100は一度しまうことに。




「油断も隙もない」という岡部に、「返事なかったから」という萌香。




メールを確認してみると…。





これには、岡部もダルも呆れ顔。




萌郁には見張りをつける事に。




萌郁の手を握りながら、ラボの案内をかってでるまゆり。







話を戻して、なんの宝くじにするかだが。
ロト6だ。
毎週木曜日に結果が出るし、一番手っ取り早いだろう。




問題は、どの当選番号を過去に送るかだが…。




1等が2億としり、唖然とする岡部。




紅莉栖も驚きの声をあげるが、それ以上に驚いた岡部は
慌てて1等はやめようと言いだし始める。




「い、1等は、流石に目立ちすぎる。お、俺は、機関に…」




「ビビったな」




2等にしようと金額を聞くが、こちらは２千３百万。




「３等！」




「７０万」
「そ、それぇぇぇぇー！」








一方、後ろで萌郁にラボを案内するまゆり。




「あの」と、萌郁がまゆりにお願いしたことは。




















と、ここで岡部から呼ばれる萌郁。
ラボメンとしての最初のミッションだ。




その内容は、Dメールの文面を考えること。
それも、何も知らない１週間前の岡部が「ロト６を買おう」と思うような。





１週間前なので、時間設定は１７０秒。




萌郁が作った文面。
３通に別れて届くよう、そのあたりを考えての構成だ。




またどうでもいいことで言い争いを始める岡部と紅莉栖。
その様子を萌郁に撮られる。「楽しそうだったから」らしい。




それを聞き憤慨する紅莉栖。
「それにしてもこの助手。ツンデレである」




「誰がツンデレだ！」




「ほーう。牧瀬氏、ツンデレの意味分かるん？」




「し、知らないわよ！」




気を取り直して、実験スタート。
放電現象がはじまる。




あとはメールを送るだけだが、岡部に一瞬迷いが生じる。




それを振り払い。
「エル・プサイ・コングルゥ!!」
岡部は、送信ボタンを押した。




そして、強烈なめまいが岡部を襲った。































気がつくと、他の４人が不思議そうな顔で岡部を見つめていた。




放電現象は終わっており、みるとレンジのタイマーも０になっていた。

ところが、岡部はここに３０秒ほどしか立っていないという。
めまいがする前、レンジは100秒以上時間を残していたはずだが。




「覚えてないの？」と尋ねる紅莉栖。
話を聞くと、岡部は急に電話レンジの所にきて「はぁはぁ」言いだしたらしい。




その状況に呆然とする岡部だが、ここで初めてメールを確認する。
送ったメールは確かに届いていた。




様子が変な岡部を心配する紅莉栖。
紅莉栖に、先ほど行った実験の結果を聞いてみるが…。




今、どんな実験をするか話をしていたという紅莉栖。




呆然とする岡部だが、そこにルカがやってくる。
どこか落ち込んでいるようにも見えるが…。




岡部を見るや否や、ルカは頭を下げ何かを差し出した。




慌ててそれを確認する岡部。
間違いなくそれはロト6。番号もDメールで送ったものと一緒だ。




ルカに話を聞くと、岡部がルカに買うよう指示したという。
それも、一週間前に。




ただ、ルカ曰く番号を少し間違えたらしい。
改めて確認してみると、確かに間違いがあった。
つまりは、ハズレである。




紅莉栖が「実験したの？」と聞くなか、
岡部の視線の先にはさっきまで無かったはずのドクペがあった。
間違いない。過去が改変された。





















一人屋上に立つ岡部。

送ったはずなのに送信履歴にないメール。
周りにいた人間と自分の記憶との齟齬。

それは紛れもなく、あの時起ったことと一緒である。












外で、掌の何かを見つめる鈴羽。




綯に「それなぁに？」と聞かれると、「大切な物」とだけ言ってポケットにしまった。




そこへ岡部が階段を降りてくる。
様子が変な岡部に「洗脳されたみたい」と一言。
岡部が「そうかもしれんな」と苦笑交じりに答えると…。




徐に、岡部の瞳の中を確認し、「チップは入っていない」と安心する鈴羽。
岡部は状況が飲み込めていない様子だ。




「聞きたい事がある」と岡部。
鈴羽に放電現象が起こった事を尋ねてみると、つい先ほどあった揺れは知らないという。




とそこに聞こえてくる紅莉栖とダルの声。
ラボの開け放たれた窓から丸聞こえの状況に岡部は口を開ける。




ふと気が付き、鈴羽に問いかけると、
やはり鈴羽はタイムマシンのことも聞こえていたらしい。




鈴羽に、タイターに相談してみたらと言われて、タイターの理論を思い出す岡部。
ダイバージェンスの変動についてだ。

Dメールにより、ルカ子がロト６を買わなかった世界線から、
買った世界線へと移動した。

世界線が変わり、過去の流れも変わったのだ。

ここは、ロト６を当てるためのDメールを過去に送らなかった世界…。




だから、まゆり達は知らない。
この世界線では実験そのものが行われていないのだから。




『ではなぜ、俺にだけその記憶がある』




そこへ、出かけていたブラウン氏が戻ってきた。
さぼり中の鈴羽は慌てて店の中へ戻る。




車から降りて、岡部に怒鳴りだすブラウン氏。
娘がとても大事なようだ。
鈴羽も一緒にいたとばらす岡部。




ブラウン氏が綯に確認すると、綯も口を滑らしてしまう。

ブラウン氏は鈴羽がいる店の中へ。
その隙に岡部はラボへ戻る。




さぼっていたこと、それにブラウン氏ご自慢のテレビを点けっぱなしにしていたことが、
ますますブラウン氏の怒りを呼び、鈴羽はこってり絞られるのだった。















実験を中止にし、全員をラボから追い出した岡部。
ラボにいるのは、岡部と…。




助手だけだ。




タイターへのメールを作成し終え、送信する。
一瞬、送信するのを躊躇うが、送り終え一息吐く。




岡部のメールの相手がタイターと知り驚く紅莉栖。
そこに、メールが届く。






が、その主はルカ。その内容に思わず微笑む岡部。




しかし、続いて受信した萌郁からのメールに表情を曇らせる。




と、今度はダルから着信が。
しかし、その内容が「ラボに財布忘れたから持って来て」というくだらないもの。




会話の途中で通話を切る。




と、今度はまゆりから電話が。
岡部の事を心配して電話をしたようだ。
どこか安心した様子で電話を切る岡部。




紅莉栖に「にやけてる」と指摘され、顔を曇らせる。




と、そこへタイターからメールが届く。

やはり、過去改変が行われたというタイター。
しかし、なぜ岡部に過去改変前の記憶があるのかはわからないという。




「あなたなら世界を導くことが出来るかもしれない」とタイターは言う。
「ダイバージェンス１％の、向こう側へ」とは何のことか。

尋ねると、すぐに返信があった。
「その先にあるのは真の自由」という。




「未来を変える力を持っているのはあなたかもしれない」と言いだしたタイター。
岡部は信じられないような話に、携帯を机に叩きつける。




再び震える携帯。


タイターからのメールには一言だけ書かれていた。















『キョーマ、あなたに
救世主になって欲しい』

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以上が、第7話のレビューです。

さて、遂に過去を変えてしまいましたね。

直前になって岡部は躊躇っていましたが、
「大丈夫だろう」という気持ちからメールを送信しました。
けれど結果として、タイムパラドックスは生じていないようです。

しかし、なぜ改変前の記憶を岡部は持っているのか。

それはタイターにもわからないようです。


飛びイカさんの考察ですが…。
下手に触れてネタばれするのが嫌なのでノーコメントで。
すみません。

そんな感じで、おしまいです。
エル・プサイ・コングルゥ。

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