けいおん!ローソンフェア第2回戦「こんなのぜったいおかしいよ」
Presented by phos
誰か書こうとしてた人がいたら申し訳ないです…
説明しよう!
先日CHAKEさんが戦火報告をしてくれた5/10の「けいおん!ローソンフェア」
あれはいわゆる「一回戦」だったのだ!
実はこのローソンフェアで発売される限定商品は
5/10と5/17の2回に分けられて発売される!
ゆえに、10日分を「一回戦」、17日分を「二回戦」と呼んで
過言ではないだろう!
そして今日はその二回戦の日だ!
肝心の俺の戦績はというと…

寝坊しちゃうなんて
あたしって、ほんとバカ

「諦めたらそれまでだ」
「でも、君なら運命を変えられる」

「避けようのない滅びも、嘆きも」
「全て君が覆せばいい」
「そのための力が君には備わっているのだから」

「ホントなの…?」
「ホントに何かできるの…!?」

「こんな結末を変えられるの…!?」
「もちろんさ!」
「だから僕と契約して」

「けいおん厨になってよ!」

「鹿目まどか、あなたは自分の人生が尊いと思う?」
「家族や友達を大切にしてる?」

「もしそうなら」
「今とは違う自分になろうだなんて」
「ゼッタイに思わないことね」

「さもなければ」
「すべてを失うことになる」

「呑み込みが悪いわね、手を引けって言ってるの」

「お互い余計なトラブルとは
無縁でいたいと思わない?」

「僕は、君たちの欲しいフェアの商品を
なんでも2つだけ買ってきてあげる!」

「何でも構わない、どんな商品だって買ってきてあげるよ」
「それと引き換えに与えられるのがこの
ローソン限定けいおんうちわ」
「これを手にしたものは
けいおん信者と戦う運命を与えられる」

「もしもお母さんが夢をかなえられるとしたらどうする?」
「フェア限定商品買い占める」

「それじゃあ
けいおんローソンフェア張り込み体験コース
張り切って行ってみましょうか」

「なんでママはあんなにけいおんが好きなのかな?」
「昔からかきふらいの作品を読むのが夢だった…なんて無いよね?」

「うーん…」
「ママはけいおんが好きなんじゃなくて
あずにゃんが好きなのさ」
「…?」

「このフェアが終わるまでに買いたい商品が決まらなかったら…」
「そのときはキュウべえに
おっぱいマウスパッドを頼みましょう?」
「お、おっぱい!?」
「そう!
最高におっきくて、
贅沢な澪ちゃんのおっぱい!」
「それで、みんなでパーティするの!」
「私と鹿目さんの、
けいおん厨コンビ
結成記念パーティーよ!」
「わ、私、おっぱいで
けいおん厨に!?」
「いやならちゃんと自分で考える!」
「ふぇぇ…」

「ごめんなさい…私…ねぼすけで…ごめんなさい……!」

「ほむらちゃんはさ…なんだかまみさんとは…
別の意味でベテランって感じだよね…」

「あの時のフェア…まみさんと私と二人で戦ってたら勝てたかもしれない」
「だから後悔があるとすれば、起床が遅かったこと…かな」

「罪滅ぼしなんて言い訳はしないわ」
「私はどんな罪を背負おうとも、
私の戦いを続けなくてはならない」

「遊び半分でフェアに首ツッコまれるなんて、
マジムカつくんだわ」

「一体何度忠告させるの?」

「どこまであなたは」

「愚かなの」

↑フェア当日に寝坊した愚か者

「あれはね、正真正銘殺し合いだったよ?」
「お互いなめてかかってたのは最初だけ」
「途中からは、あいつも私も、
本気で相手を終わらせようとしてた」

「まったく、たった一度のチャンスに
寝坊なんかしやがって…」
「金ってのはね、
徹頭徹尾自分の望みを
叶える為のもんなんだよ」
「他人のために使ったところで、
ロクなことにはならないのさ」

「君たちはいつもそうだね」
「外装が違うだけだと事実をありのままに伝えると決まって同じ反応をする」

「わけがわからないよ」
「どうして人間はそんなに
けいおんにこだわるんだい?」

「けいおんローソンフェアの17日分の事、
どうして教えてくれなかったの…?」
「前もって話しても、
今まで誰も覚えていてくれなかったわ」

「“私の恋はホッチキス”はね、
本当なら人の命でさえ
購えるものじゃないのよ」
「それを売って歩いているのがアイツ」
「………!」

「あげるよ」
「そいつ(リフレクター)が目当てなんでしょ?」
「おい…」

「一つの商品の買い占めを願った分、
他の商品を見逃さずにはいられない」
「あたし達けいおん厨って、
そういう仕組みだったんだね」

「この国では、
かなりのめり込んでるファンのことを
“厨”って呼ぶんだろう?」

「だったらやがて
“信者”になる君たちのことは」

「“けいおん厨”と呼ぶべきだよね」

「この仕事はね、誰にだって勤まるもんじゃない」
「毎日カップめん食って、
キャラのフィギュアに囲まれて」
「そんなプライドもクソもない暮らしをしてるやつがさ」
「ただの気まぐれで外に出ようとするんなら」
「そんなのアタシが許さない」

「佐倉杏子には、
本当にくったりぬいぐるみを
手に入れる望みがあったの?」
「まさか、
そんなの不可能に決まってるじゃないか」

「教えてごらん、君はどんな祈りで商品を手に入れるのかい?」

「私は…っ」

「私は、ローソンフェアをやり直したい…」
「ローソンに引き寄せられる私じゃなくて、
ローソンを引き寄せる私になりたい!」

「キュウべえに騙される前の馬鹿な私を…」
「助けてあげてくれないかな……」

「約束するわ…っ!」
「絶対にあなたをフェア早朝に叩き起こしてみせる…!」
「何度繰り返すことになっても!」

「必ずあなたを
叩き起こして見せるっ!」

「何もかも無駄だったと」
「決してフェアの商品をコンプできないと確信したその瞬間に」
「暁美ほむらは絶望に負けて、
グリーフシードへと変わるだろう」
「彼女自身もわかってるんだ」
「だから選択肢なんてない」

「どこ行こうってんだおい」
「ママ…」

「私…友達を助けに行かないと…」
「転売厨に任せろ、素人が動くな」
「私でなきゃだめなのっ!」

「みんな(HTT全員)大事で、
ゼッタイに回収しなきゃいけないから」
「そのためにも私、
今すぐにも行かなきゃいけないところがあるの!」

「理由は説明できねえってか…」
「……」
「なら、あたしもつれていけ」
「……だめ…」

「ほむらちゃん、ごめんね」
「私、けいおん厨になる」

「まどか…?そんな……!」

「ごめんね、私、
各地に残った商品を回収しにいかないと」
「いつかまた、ほむらちゃんとも会えるから」

「それまでは、
ほんのちょっとだけ、
お別れだね」
「まどかああああああ
ああああああ!!!!!!!!」

「悲しみと憎しみばかりを繰り返す、
救いようのない世界だけれど」

「だけどかつてここは、あの子が守ろうとした場所なんだ」

「それを、覚えてる」
「決して忘れたりしない」

「だから私は」

「戦い続ける」

―忘れないで
いつも、どこかで
誰かがあなたのために
(購買戦争で)戦ってる
―あなたが(ディスプレイの向こうの)彼女を
覚えていてくれる限り
あなたはぼっちじゃない

↑大量のけいおん信者

「がんばって」
「………」

次があったら本気出す…!
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