「逆境無頼カイジ 破戒録篇」第4話レビュー

presented by CHAKE...
今回ヤバい! 何か凄い熱い!www


カイジが大槻一派に大敗してから25日が過ぎた・・・

「はーい皆の衆ー、お待ちかねの給料日ですー」


月に一度、先の見えない地下生活にささやかな “癒し” ・・・
待ちに待った給料日である。

だが、カイジにとっては思い知らされる日・・・!
現在自分が置かれた「借金生活」という境遇を・・・・・・

「はーいそれではお待たせしました・・・ 『45組』 の皆さーん」



「45組」とは、カイジを含めたこの6人のグループの事。
博打で借金生活に陥った連中である。

正規の給料95000ペリカの内、

半分以上が差っ引かれ残りは45000ペリカ!
そんな彼らの事を侮蔑を込めて「45組」と呼ぶのである・・・!

「お疲れ様ー・・・カイジ君」

しかし、受け取らないカイジ。

「君も前借り必要だろ・・・?」
そしてこの顔であるw

「クッソ・・・! この給料を叩き返し、来月の給料を貰わなければ借金はチャラ・・・」
「2ヶ月耐えれば・・・!」
「耐えればっ・・・・・・!」

しかし、

そんな決意も、とあるカゴが運ばれてくる音で覆されてしまう・・・

売店での販売が始められたのだ。
ビールやツマミを買いに、人だかりが出来る。

この光景を横目に2ヶ月を耐え切る―、
そんな気力など今のカイジに残っている訳も無く・・・

もう給料袋を受け取るしかない。

そして、

地味~に豪☆遊!

表情的にはこんな感じw

どんどん遠のく希望、「1日外出券」・・・
終いには元々無理だったと開き直るカイジ。

実は外出券には ↑ のような注釈もあるのだ。
カイジのような新入りが、即座に入手出来るような代物ではないのかもしれない。

「それに・・・、外に出れたって1000万なんて金・・・1日でどーにかなる訳が無ぇ・・・」
とうとう現実逃避を始める始末。


「結局俺は働くしか無ぇんだ・・・」

「この地獄で15年・・・・・・クッソ・・・!」
もうウル目になってますよwww

すると突然カイジとトロッコを押していた奴が倒れた。
その酷い咳き込み様から、病棟に運ぶよう指示される。

しかし彼は「大丈夫」「まだ働ける」と繰り返す。

終いには「あそこは嫌だ」と叫び出す・・・

「病棟」へと到着。
そこでカイジは衝撃的な光景を目の当たりにする・・・・・・!

ほぼ床に雑魚寝の状態の「患者」達・・・
辺り一帯には彼らの呻き声が響く。

え? 不謹慎?

そこに広がるのは、地獄の中の地獄・・・!

行き止まりの光景・・・・・・!
粉塵に肺をやられ身体を壊した、 “負け組” の末路である・・・・・・!

「その辺に置いといて・・・、後で寝床作るから・・・・・・」
医者にもやる気は見えない。

治療のための薬にさえ金が必要・・・
働けなくなった彼らにそんな金があるはずもなく、7~8割は戻って来ないという・・・

「一度身体を壊したらお終いなんだよ・・・俺達は」
前田の言葉に、カイジは戦慄する。

病棟の現実が、カイジを再び奮い立たせた。
意地でもここから抜け出す決意を固める・・・

がっ、ダメ!www
たった一週間でもう揺らぎ出す決意・・・


代わりに頭をもたげてくるは、「発散」の欲望・・・!

快楽の行使・・・・・・!




「クッソ・・・・・・! もう何でも良いっ・・・・・・!」

ダイブしたい・・・欲望の海に・・・・・・!

身を委ねたい・・・・・・破滅にっ・・・・・・!

完全に流されかけたカイジを止めたのは、三好だった。

三好も1日外出券を狙うクチだった。
しかしその方法は、チンチロで大勝ちするというアレな物だった・・・w


カイジの失敗を目の前で見ていたにもかかわらず、賭けを止めない三好。
そんな彼に流石のカイジでさえ呆れ返ってしまう。

「今夜こそ俺いけると思うんです・・・絶対に・・・!」

「救えない男・・・、気が弱いクセに博打好きでお調子者・・・・・・」
「たまに勝つと有頂天になって、すぐに転落・・・」
「100%人生を失敗するタイプだ・・・・・・」

自分で言って自分も失敗してるなんて・・・救えないわねホントに >カイジ

「俺は博打なんてしない・・・」
「地道に50万貯める・・・!」

つれないカイジに三好は大反論!
「何言ってるんスか・・・! 前借りしてる俺達が50万貯めようと思ったら、8ヶ月ですよ・・・!」
「俺達には無理です・・・! 何故なら、 意 志 が 弱 い から・・・・・・!」

Σ(゜Д゜;#)ギクウッ ! !

事実さっき動きかかってた事を言われ、グゥの音も出ないカイジ・・・

完全に一致。

ここで三好が取り出したのは一冊のメモ帳。

そこには参加した勝負ごとの結果が、克明にメモされていた。
そのデータを観察し、勝ちの傾向を探っていたという(結果は別としてw)。

三好は得意気に、「班長の出目にも穴はある」と語る。
そして何気なくページをめくっていると・・・・・・

ここでカイジがある事に気付く!

三好からメモ帳を強奪し、確認。


大槻が良い目を出している際には、腹心・沼川と石和が両隣に居る・・・
カイジが大敗を喫した晩もそのパターンだった。

そしてカイジは “もう一つの事実” にも気付く!

サイコロの「目」、その見え方の特徴に・・・!

疑念が確信に変わる・・・!
「偶然なんかじゃねぇっ・・・・・・許せねぇっ・・・・・・!」

怒りに任せてカイジは走り出す!


目の前の通路からやって来るは、班長一派!

「許せねぇっ・・・! 許してたまるかっ・・・・・・!」


しかし、とうとう襲い掛かる事は出来ないカイジ。

「殴ってどうなるっ・・・!」
「殴り付けて怒鳴り散らして・・・そんなんじゃ何も変わらない・・・・・・!」
「変わらないんだよっ・・・・・・!」

第一土曜、大槻班では「場」が開帳されていた。


いつもの様にサイを転がす大槻を見ながら、カイジは計画を練る。

致命的・壊滅的な打撃を大槻に与えるにはどうすれば良いか・・・

「どうしたら良い・・・? どうしたら・・・」
目まぐるしく回るカイジの思考。

―そして、

見える、「突破口」!


「いける・・・!」

「これなら倒せる・・・大槻を・・・・・・!」

「だが・・・、ヤツを完全にブッ潰すには一人じゃ無理・・・・・・」
「数だ・・・頭数が必要だ・・・!」

カイジが近付いて行ったのは45組の連中の下。
今宵も勝負に敗れ、素寒貧ドン底の負け組連中・・・

「つくづくお前等って負け組だよな・・・!」
「鏡を見てみると良い・・・揃いも揃って典型的なダメ人間・・・」
「クズでございって面が映るからよ・・・・・・!」

皆が反感を口出す前にカイジは続ける。
「・・・俺もだ、俺も同じ」

「気が付きゃ、人生の隅っこ・・・世間の片隅・・・そこが指定席・・・・・・!」

「学校でも社会でも・・・、落ち続ける落下人生・・・」
「こんな地の底まで落ちて・・・・・・」

「なのに何だっ・・・! ここでもまた負け組か・・・!」
「この地の果てでまた負けるんかい・・・!」

「仲間かと思った班長にも喰い物にされてよぉ・・・」
「気が付きゃ給料の半分もピンハネ・・・・・・」
「何だコレ? マヌケも良い所だぜ・・・!」

「その上、みんなも聞いた事あるだろうが・・・」
「班長達はビールやツマミを売って、その利益を帝愛と折半してるらしい・・・!」

「そいつに俺達からピンハネした金額を合わせると、班長の懐に一体いくら入ると思う・・・?」
「ざっと計算して・・・72万だ」



「何コレ・・・? コツコツ毎月9万以上を半年貯めるなんて・・・バカ丸出しじゃねぇか?」
「大槻ならきっとこう言うだろうぜ・・・・・・!」

「正気の沙汰じゃねぇなぁ・・・・・・!」

「グッフウフフッフッフフウヌウウフアッハッッハッッハハッッハッハアハハハッッハwwwwwwwwww」

「ハッハハッッハアハッハアアハアハッッハハhヌッハウハフアッフハハッフハハッハハハッハッハwwwwww・・・・・・」

「大槻達が潤い続け、俺達がそれを支える・・・それで良いのかよ・・・!」
前田は「今更どうにもならない」と反論する。

三好も前田に同意。
しかしカイジに負け組のままで良いのかと問い詰められ、自分は負け組じゃないと猛反論!

「いや負け組だ・・・!」
断言するカイジ。


「違う違う違う・・・! 聞きたくないっ・・・・・・!」


カイジから離れようとした前田の腕を、カイジが掴む。
「示す・・・俺が勝ちへの「道」を示すっ・・・・・・!」
「班長を・・・大槻を倒し、大金を得る・・・・・・!」

勝つと言うカイジの言葉に半信半疑の周囲。
そこでカイジは、 “奇跡” を見せると話す・・・!

場が沸騰すると、異常に勝負強くなる大槻の「癖」・・・・・・

カイジはその「癖」を利用し、大槻が出す目を言い当てると言う。

「目は・・・シゴロだ・・・・・・!」

果たして・・・!?
「おぉっ・・・? 悪いな皆の衆・・・・・・」

「シゴロだ・・・・・・!」

カイジの予言は的中した。
どよめく一同。

こうなれば残る可能性は一つ、「イカサマ」しかない!
激怒した前田が大槻に詰め寄ろうとするが、カイジがそれを制する。

「どうするつもりだ・・・!?」
「決まってる・・・! アイツをぶん殴ってでもイカサマを白状させて・・・」
「それじゃダメだ、そんな事で済ましちゃダメなんだっ・・・・・・!」
「だったら・・・だったらどうする気だ・・・!?」
「良いから座れっ・・・!」

「確かに、ヤツの強運には偶然じゃない 『理由』 がある・・・」
「だが・・・、それと同時に致命的な傷もある・・・!」

「そこを突く・・・! ただしチャンスは一度きりだ・・・!」
「本当に一回こっきりだが・・・・・・」
「奇襲で突き崩す事が出来るっ・・・・・・!」

「散々利用され続けて来た俺達が、手にする千載一遇・・・最初で最後のチャンス・・・!」
「今ここで起たなかったら・・・俺達は生涯・・・・・・」

「奴隷だっ・・・・・・!」



その後カイジは全員に全財産を出させる。
その合計は62700ペリカ。 これで3ヶ月を「凌ぐ」と言うカイジ。
「ギリギリ切り詰めて、借金を返す・・・! 晴れて正規の給料9万を受け取れる様になったら・・・」

「その金で・・・」
「大槻を殺る・・・・・・!」

「MAXでぶつかるんだ・・・! 今俺達が成し得る・・・最高MAXでっ・・・・・・!」

「さぁ・・・もういい加減・・・!」

「勝とうじゃないかっ・・・・・・!」

「重ねろ・・・、この最初で最後の奇襲・・・最終戦略に乗る者は・・・」
「俺の手に・・・・・・手をっ・・・・・・!」


「あ・・・あの・・・、大金って事は・・・つまり、 『外へ行ける金額』 って事・・・?」
何で三好タメ口なのかwww

「当然だ」

「そうか・・・・・・、外へ・・・外へ行けるなら・・・!」

「乗った!」
まずは三好。

「お・・・俺、1300しか出してねぇんだけど・・・?」
「そんな事関係無ぇ・・・!」

「あの・・・、ワシ今年42になるんだけど・・・?」
「関係無ぇ ! !」

「そ・・・それじゃ、乗った!」
「乗った!」
続いて2人。

「お・・・俺も、乗せてくれ・・・!」
これで計5人!

「あと一人・・・どうする・・・?」

「・・・どうもこうもねぇ」
「俺はグータラだ・・・、グータラでその日暮らし・・・・・・」
「ダラッダラ、グズッグズ生きてきた・・・・・・」

「でも・・・、本当は・・・ずっと待ってた・・・こんな日を・・・!」

「何とか立ち上がるキッカケを・・・!」
「一人じゃ・・・どうしても出来なかったが・・・、今度はっ・・・・・・!」

「一緒に立ち上がりましょう・・・! 前田さん・・・・・・!」

「立ち上がって・・・勝つんだっ・・・・・・!」


そして45組、結束!
負け犬集団の中の負け組、どん底の連中が立ち上がる・・・

打倒、大槻 ! !
To be continued...
ヤベぇ・・・
何だ今回の熱い展開は ! !
思わず

これを思い出しちゃったわwww
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