「逆境無頼カイジ 破戒録篇」第3話レビュー

presented by CHAKE...
さぁ面白くなって参りました!


3000ペリカを張り出すという策に出たカイジ。
しかし思いとは裏腹に高目は出てくれない・・・

3000を張っては、

失い、

また張っては失う・・・の繰り返し。

しかし同時にカイジの中の “何か” が目覚めて行く。
その目覚めに賭け、意地の3000張りを貫く。

3000を張り出してから40分。
カイジは次なる手、5000張りに打って出る!

流石にこれ以上負け続けるのはかなりの痛手・・・・・・
しかしこの熱い張りにようやく流れが呼応する!

シゴロ、倍付けである!




これで10000の収入。
一時28000ペリカまで落ち込んだカイジの持ち金は、一気に38000まで回復。

そして、カイジへと親番が回って来る・・・!

このタイミングを逃す手は無い・・・・・・
カイジ、初の親を請け負う!

・・・が、カイジに流れがある事は皆も周知の事実。
そんな中で勝負に行けるハズもなく、小張りに徹する参加者達。

誰も勝負してくれないのでは親の意味が無い。
すると大槻、自分が祝儀付けに大張りすると言い出し・・・・・・


賭けの上限、20000ペリカを投入!

「じゃあ俺も・・・」

班長側の石和も同じく20000を投入!
2人の合計は実に40000ペリカ ! !


「こいつらっ・・・! 待ってやがったのか・・・俺が親を請けるのを・・・・・・!」
「一発で潰しに来やがった・・・!」

「俺の手持ちは38000・・・ここで負けたら、この40000は払えない・・・」

「となると・・・当然借金・・・! 被せるように借金・・・!」
「借金地獄っ・・・・・・!」

「・・・いやいや、こりゃあ悪かった」
「盛り上げるつもりが少しシーンとさせちまったようだ・・・」
「しかし、最初に説明した通り1人20000はこの賭場の正規の上限。 何の問題も無い・・・!」

「問題が起こるとしたらこの 『後』 さ・・・」
「カイジ君が勝てば良いんだが・・・、万が一負けた時は事よ・・・!」

やはり大槻はカイジの所持金が40000に届かない事を知った上で勝負に来ていた。
続けて、その状態で負けた時の処遇について説明し出す。

「早い話が 『借金』 ・・・! 給料前貸しの取り決めだ・・・」
「もしカイジ君が負けて、40000を払う羽目になったら、ワシらカイジ君に給料の前借りを強要する・・・」

「・・・でだ、ここからが問題なんだが」
「既にカイジ君には来月分の給料を前貸し済みだから、今度貸す金は翌々月分の給料の前貸しとなる・・・」

「まぁ翌月でもカイジ君が重労働に耐え切れず、ぶっ倒れるリスクも考え・・・」
「正規の給料の90000ではなく、60000を払ってるんだから、」
「翌々月となれば必然的にこちらとしては、更に払う訳にはいかなくなる・・・!」

翌々月分は正規の金額の半分、つまりは45000!

「・・・フンッ、成程、こりゃあ見損なってたぜ」
「大した悪党じゃないか・・・アンタ」

45000では、2ヶ月を無給で過ごさなくてはならない・・・
しかし 『食』 の味を知ってしまってからでは、そんな生活など不可能に近い・・・!
つまり、目減りした金額を延々と受け取り続けるという、事実上のピンハネ状態!

カイジの怒号に無言を貫く大槻。

ここでようやくカイジは、例のKIN☆KINが罠だった事に気付く。
チンケなって・・・お前あんなに嬉しそうにしてたじゃねぇの!wwww

「居るんだよな・・・そんな人間っ・・・・・・!」
「こんな地下で共に働く、同じように追い詰められた仲間・・・」
「そんな仲間の細い金に取り憑く・・・生き血を啜る・・・」

「ヒルみたいな人間がよっ・・・・・・!」



「・・・参ったな」
「皆の便宜を考えてやったサービスだが、こんな見当違いな批判を浴びてしまうとは・・・」
あくまでシラを切る大槻。

こうなった以上、もう実力で打開するしかない・・・!
手袋を外し、気合いを入れ直す・・・

「・・・知ってたんだろ? アンタら」


「この賭場は、俺を落とす賭場だって事を・・・」

「隣の新入り三好はともかく、他の連中は皆知っていた」
「知っていて黙っていた・・・」

「・・・何の事はない、皆消極的とは言えこの班長に協力してたって訳だ」

「本当は、班長の強権に不満・不平を抱いてるクセによ・・・」

「そのクセ、睨まれるのが怖くて、仕 方 な く 協力する・・・」
「そんな奴等は大嫌いだ・・・・・・!」

「班長も許せねぇが・・・そういうどっちつかずのヌラヌラした奴等も許せねぇ・・・!」

「誰が負けるかっ・・・!」

「俺は・・・勝つ・・・・・・!」


「ここで・・・・・・」

「ここで勝つ・・・・・・!」

「負ける訳にはいかないっ・・・!」
「天地・・・勝つと負けるじゃ天地・・・!」

「負ければ、この地下の底の底で更に搾り取られるっ・・・!」
「給料の半分もピンハネされて・・・まさに奴隷っ・・・・・・!」

「しかし勝てば・・・」

「勝てば40000・・・!」
「手持ちの合計は78000になる・・・!」

「やり直せるっ・・・! 目指せるっ・・・!」

「あの 『1日外出券』 を・・・!」
「サイの目一つで・・・・・・!」

サイが止まるまでの刹那、カイジは自らの境遇を呪う。
まぁ地下に落っこちた件だけを言えば、カイジ自身のせいと言えなくもないけど・・・ww

出目は「5」!


やはりカイジには流れがあった! 班長達もこれには怯む。

三好以下は全滅、三連敗。
そして20000張りの一人、石和にドンブリが回る・・・!

今のカイジにとっては他の連中の振りなどどうでも良い。
問題なのがこの2人の振りなのだ。


石和の一投目は・・・?

出目は「4」! カイジに敗北!

20000ペリカは、そうそう失って良い金額ではない・・・
これはかなりの痛手・・・!

そして、班長・大槻の振り ! !



出目はこれまた「4」! カイジの勝利 ! !

ヤッターーーーーーーー!!!!!


「俺の勝ちっ・・・! 復活だ・・・復活・・・!」

結局、子は全滅。
カイジ全勝す!

ウッヒョー!!! ヽ(*∀* )/.

完全に調子に乗ったダメ人間wwwww

大槻は一服。 ちなみに銘柄は「マルバロ」w

そのままカイジがドンブリを三好へ渡そうとすると・・・

親は2回だと忠告を入れる大槻。
いつになく声のトーンが低い・・・・・・

「悪い悪い・・・ついうっかりしてたよ・・・」
「・・・イヤ、マジで誤魔化す気なんて無ぇさ!」
完全に調子に乗ってるため、いつもよりノリの軽いカイジwww

「さぁ張ってくれ! 今なら負ける気がしねぇ!」
「1回も2回も同じ事さ・・・」

「え・・・?」

大槻・石和、何とまたも20000張り!

「あくまで潰しに来るってか・・・!?」
カイジの問いに大槻はやはりトボける。

「細い眼ギラギラさせやがって・・・満々じゃねぇか、潰す気でっ・・・!」

大槻はカイジの流れがもう失われたと語る。


「今振れば強い目が出る」、そう自己暗示をかけ臨む1投目!

が、目無し。

2投目も目無し。

「なぁ・・・そろそろ引き潮だろ・・・?」

チンチロは3回振れば目が出る確率は87.5%にもなる。
すなわち、3投目にはほぼ確実に目が出ると思っても良いのだ。

「頼むっ・・・出ろ・・・・・・!」

明暗別つサイの目は・・・?

出目は「6」 ! !


まだカイジの流れは残っていた!
圧倒的強運 ! !

「救われた・・・! ギリギリの最後でっ・・・!」

「強運の流れ・・・カケラにっ・・・・・・!」
しかし、喜ぶカイジに水を差す大槻の一言が飛ぶ。



「一部残ってる・・・こっちの勝ち目も・・・!」
サイが振れるルールである以上、引き分けも、勝ちも、あるんだよと言う。

「もしシゴロやゾロ目を出したら逆転・・・! 逆にこっちの勝ちって訳だ・・・」

「バーカ!(AA略 起きねぇんだよ・・・そんな事は・・・!」
「そりゃたくさん握って振ればシゴロもゾロ目も出るさ・・・だが今まさにここ」
「この瞬間に何て出たりはしねぇっての!」

「わかってんだろ? そんな事、アンタだって・・・?」
主人公なのに凄まじくウザいカイジさんww

「・・・わかるよカイジ君、カイジ君の言う事も」
「しかしそれでも何と言うか・・・ワシは信じていてのぉ・・・」

「 『念』 が・・・、時にサイの目を左右する事を・・・!」

「念力が高めるんだ・・・起死回生の可能性を・・・!」
「ね・・・念力だとぉ!?」
「わかるかな・・・?」

「わかるかよンな事wwww アッハッハwww あんまし馬鹿馬鹿しくて着いて行けねぇよwwww」

「マジ念力かよ! そりゃ凄ぇわwww サイコーだぜアンタwwwwwwww」

そう、確かに馬鹿げている。
しかし・・・!
しかしっ・・・・・・!

石和の一投目、何とシゴロ!

「おっしゃー(棒」

「・・・・・・・・・!?」

「20000の倍付けは40000・・・! これでさっきのお前の勝ちはトンだ・・・!」
「手持ち80000はあっという間に残り40000・・・!」

「馬鹿なっ・・・! 何で・・・こんな事がっ・・・!」
完全に狼狽えたカイジ。

そして、再び大槻の振り!



「喝っ・・・!」



「まさか・・・まさかっ・・・!」





「フッフッッフフフ・・・・・・ハァッハハハッハッッハ」

「カイジ君・・・博打ってのは恐ろしいな・・・!」
「本当に博打ってのは恐ろしい・・・・・・!」

大槻の目、何と5ゾロ!
3倍付け! 圧勝ッ ! !

「そんな馬鹿なっ・・・何でっ・・・こんな目がっ・・・」
「こんな馬鹿な事がっ・・・・・・!?」

「カイジ君、悪いがこれでアンタは破産だ・・・・・・!」

「5ゾロは3倍付けだから20000張りは60000払い・・・」

「カイジ君の手持ち40000ではこの60000は補えないっ・・・!」

「アンタ、マイナス・・・・・・」

「2マアアァァァァァァァン!!!!!」


カイジ、卒倒!

地の底の底の底でも

借金生活、

突☆入 ! !
To be continued...
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