「タカヤ」終了~そして伝説に~
どうも飛びイカです。今週のジャンプを読んでみたんですが、
とうとう「タカヤ」が打ち切られました。
しかし、GAの皆様方は最近ネットで話題のマンガに疎いのか、
「あててんのよ」と言っても何の反応も
してくれませんでした。
というわけで、今日は「タカヤ」が残していった伝説を
僕なりに紹介していきたいと思います。これを読んだら「タカヤ」のコミックスを
買いたくなること必死ですよ!
とうとう「タカヤ」が打ち切られました。
しかし、GAの皆様方は最近ネットで話題のマンガに疎いのか、
「あててんのよ」と言っても何の反応も
してくれませんでした。
というわけで、今日は「タカヤ」が残していった伝説を
僕なりに紹介していきたいと思います。これを読んだら「タカヤ」のコミックスを
買いたくなること必死ですよ!
一昨年の週刊少年ジャンプである企画が行われました。それは金未来杯という、
5つの読み切り漫画の中で一番面白い作品は何かというものでした。
参加作品は以下の5つです。
○ プルソウル : 福島鉄平先生
○ タカヤ-おとなりさんパニック!!- : 坂本裕次郎先生
○ BULLET TIME : 田坂亮先生
○ ムヒョとロージーの魔法相談事務所 : 西義之先生
○ 切法師 : 中島諭宇樹先生
この5作品の中で見事優勝を収めたのが「タカヤ」でした。
決め手となったのはある名台詞です。

そう!これが「あててんのよ」の
源流です。最早伝説のセリフです。
男が「む・・・胸があたってるんですけど・・・」と控えめに指摘したところを
女性が「あててんのよ」と・・・
「これは偶然ではなく、
故意なんですよ」
と言っているわけです。
こんなことされて
陥落しない男などいません!(断言
案の定大多数のジャンプ読者(男)のハートを鷲づかみにし、「タカヤ」は見事
連載を勝ち取りました。
まあ、先に連載されたのは優勝した「タカヤ」ではなく、「切法師」と
「ムヒョとロージーの魔法相談事務所」だったので、結局は出来レースで、優勝してもしなくても
連載される作品は決定されてた
みたいですけど・・・
そんなこんなで連載がスタートした「タカヤ」ですが、連載第1回目で読者の期待に応え、
あのセリフを再び登場させました。


「あててんのよ」再び!
ちなみに読みきりのときはツンデレだったヒロイン渚ですが、
連載ではツンデレデレ位の比率になってました。
また、渚の髪の色が「ピンク→青」、さらに渚の兄である翔がイケメンに変更されていました。

ヒロインの名前が「渚」で
髪の色が「青」ということでエヴァを思い出したのは、
僕だけではないはずです。
肝心の話の方といえば、
第1回から「あててんのよ」を使い、順調な滑り出しとなりましたが、やはりジャンプの
宿命の性か、バリバリのバトル路線に突入していきました。読者は望んでないのに・・・
そして始まる天下一武道会もどき。
ドンドン下がる掲載順位。
しかし「タカヤ」も黙って順位を下げたりしません。
ちゃんと読者に驚きと感動を提供していきます。
それはタカヤが、やけにマッチョでガタイの良いボクサーとの対決中のことです。
ボクサーの速いパンチに苦戦するタカヤ。しかし、うまく懐に入ってボクサーを投げ上げ、
自分も飛び上がり、相手を地面に叩き付けました。

「デスクラッシャー・イボルブ!!」
ん?
こ、これは・・・まさか・・・

キン肉ドライバー!!?
「タカヤ」が「筋肉マン」を
インスパイアしました!
凄まじいセンスです。
凡人には真似したくても
出来ません!!
これが「タカヤ」の伝説その②です。
その後「キン肉ドライバー」を披露したタカヤは、見事に武道会に優勝しました。
マンガとして、かなり中身がダレテきましたし、ここら辺で普通のマンガは終了しますが、
「タカヤ」は普通ではありません。
武道会優勝から1週間と経たず、
ヒロイン白川渚が消えてしまいました。
そして、ある日、タカヤが修行を終えた後にタカヤに
謎の激痛が!
そして奇妙な模様がタカヤの身体を
包み、地面に吸い込まれる!

次の瞬間には何故か見知らぬ森に
飛ばされてしまいます。
タカヤは何故ここにいるか
分かりません。
読者もいきなりの展開に
付いていけません。
いろんなものを置いてきぼりにされて
混乱するタカヤと読者。
そんなタカヤの前に現れたのが・・・

明らかに人外系の
モンスターァァァ!!
さらにこの回からタイトルが
「タカヤー夜明けの炎刃王ー」に変更されました。
・・・もう意味が
分からないです。
付いていけなくても物語りは進みます。
案の定この馬に襲われるタカヤ。
しかし、タカヤの格闘技をもってしても倒せません。そこに・・・

変なオッサン乱入!!
馬の腕を切断!
しかも武器で!!
せめて格闘技を使え!オッサン!!!
格闘技マンガだと思っていたのに、普通に武器を使っちゃっまずいで・・・・

何者かが竜から
降りてきました!!
「“見えざる脅威”発現!!」だ!?
なんだそりゃ!?
ふざけるのもいい加減に・・・

馬ぶった切ったー!!!
いや、そんな得意げな顔されても・・・
というか、そもそも何でいきなり「タカヤ」がファンタジーになってるんですか!?
一応「タカヤ」は格闘漫画じゃなかったんですか!?
いままでギャグ漫画から格闘漫画のテコ入れは多々見てきましたが、
格闘漫画からファンタジー物になった
マンガはタカヤが初めてですよ!
しかも今までの設定を無視した展開・・・
超おもしれえ!!
(これが伝説③です。)
それからというもの、延々と「この世界のこと」とか「魔石から武器を作る」とかいう
ファンタジー的なお話が続きます。
正直どうでもいいです。
あ、ちなみに渚ちゃんは何故かこの国のお姫様になって、さらに記憶を失ってました。
理由が書いてあったところは、
読み飛ばしたので分かりません。
そして、最終回。
敵である魔物達が1ヵ月後に攻めてくるということで、タカヤは修行します。
その成果がこれ

街を吹っ飛ばすほどまで
成長しました。
マッチョなボクサーに苦戦していたのが
夢のようです。
さらに素晴らしいのが、この最終回でのラスボスとのバトル描写です。(ダイジェスト版)

「止めた・・・!?
クロト様の剣をたやすく・・・!?」

「いろんな人に助けられ励まされて
その度にオレは強くなった」

「・・・な・・・ッ」
「『暗黒球腔』を
かき消しただと・・・!?」

「な・・・何ィ!!?」
これは酷すぎる!!
何ですか?
この最早パターン化されている
展開の数々。
立ち読みしているとき思わず笑っちゃって、隣の人が変な目で見てきましたよ!
そしてラストはボスに渚と「W螺煌斬」なる技を見開きで放って打ち切られました。

結局のところ・・・
ボスを倒したのか分からず、
元の世界に帰りもせず、
さらに渚ちゃんの記憶も
戻ってないという惨状。(伝説④)
以上のような至高のギャグの連発。
どうやら「タカヤ」は最後の最後で
「ギャグ漫画」になったようです。
「格闘」→「ファンタジー」→「ギャグ」と、まるでポケモンのような3段階進化をしています。
読者のニーズにあった
進化をするマンガ・・・
それが「タカヤ」だったのです!!(伝説⑤)
僕たちにたくさんの笑いをくれた
このマンガを・・・・
僕たちは・・・絶対に・・・
忘れない!!
飛びイカでした。

THE ENDォオ!!
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