群馬大学GA研究会 なんでもにっき

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二層式特集@首都圏 その1

紅蓮でございます。
以前、両毛線の変な駅特集やったので、今度は首都圏全域の特徴的な駅を取り上げてみようと思います。

今日は東京メトロの二層式を紹介。


1、東京メトロ銀座線丸ノ内線赤坂見附駅
Akasakamitsuke-eki-2005_03_29_2.jpg 540px-Rail_Tracks_map_Tokyo_Metro_Akasaka-mitsuke_Station.png
銀座線と丸ノ内線が同一ホームで乗り換えができるように二層式で作られたのがこの駅。
配線図にある銀座線と丸の内線の連絡線は、銀座線の車両を丸ノ内線の中野車両基地に回送するのに利用する。


2、東京メトロ千代田線町屋・西日暮里・千駄木・根津駅、東西線神楽坂駅、有楽町線銀座一丁目・麹町駅
Nezu-Sta-Platform1.jpg
これらの駅は地上部の道幅が狭いため、通常の相対式ホーム(線路2本をホーム2つで挟むタイプ)や島式ホーム(ホームが線路2本で挟まれているタイプ)を作れずに、単式ホーム(線路1本にホーム1つがあるタイプ)を2層にしている、というのが一般的な見解だ。
ただし、このタイプのホームは先ほど紹介した赤坂見附駅のように、2つの路線が乗り入れて島式ホームが二層になっていた可能性があるというのを、秋庭俊氏が著書の「帝都東京・隠された地下網の秘密」において指摘している。戦時中に作られた幻の路線もあるとかないとか。
写真は千代田線の根津駅。


3、東京メトロ半蔵門線住吉駅
Sumiyoshi-Sta-Tokyo-a2.jpg
有楽町線豊洲駅から有楽町線を延伸して、豊洲-東陽町-住吉-錦糸町-押上-(中略)-野田市駅のいわゆる東京直結鉄道の計画に対応するために、2層の駅になっている。ここも島式ホームが2層で、半蔵門線から豊洲方面に分岐する線路が作られる予定らしいのだが、東京メトロは副都心線の建設を持って新規路線の建設を終わりにするとしており、前橋駅の3番線ホームのようにホームの片側にフェンスが設けられている。
まあ、この計画のおかげで半蔵門線の押上駅が東武側に折り返しができない構造になっていて、東武沿線民としてはいい迷惑なんだけどね。


4、東京メトロ副都心線東新宿駅
Higashi-shinjuku_station_Fukutoshin_Line_platform.jpg
副都心線の各駅停車が急行の通過待ちをするために二層式になったのがこの駅。島式ホームが二層になっていて、ホームの通過線側には壁が設けられている(写真右側)小竹向原のように島式2面4線を同一平面上に作りたかったらしいのだが、そうすると明治通りの道幅をオーバーしてしまうので、やむなく二層にしたとかいうことだ。
ちなみに、下層にある2番線ホームは地下35.4mで東京メトロ第4位の深さで、ホーム前後の線路傾斜も東京メトロのトップクラス。各停はさらにポイントも通過するので、東新宿前後の乗り心地は最悪なんだよね・・・



というわけで、今日は東京メトロの駅を取り上げてみた。
次は都営と私鉄にいくよ~
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| 鉄道 | 10:08 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こらまたコアな所を持ち上げたね・・・w


私鉄で二層式ホームっつうと何処だろう?

まぁコメ欄でネタバレは厳禁ですがww

| 絶世の昼行灯(CHAKE) | 2011/02/18 12:51 | URL | ≫ EDIT















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