~空の殺し屋零戦その盛衰~(前編)
どうも、きしめんです。
以前から何か軍事ネタでブログを書きたいと思っていたのでちょっと書いてみました。
ちなみにこのタイトルにした理由はあんまりコアな軍事ネタをやってもただのオ○ニープレイに
なってしまうので、比較的知名度が高い零戦なら多少は大丈夫かな?と思った次第であります。
では、どうぞ。
以前から何か軍事ネタでブログを書きたいと思っていたのでちょっと書いてみました。
ちなみにこのタイトルにした理由はあんまりコアな軍事ネタをやってもただのオ○ニープレイに
なってしまうので、比較的知名度が高い零戦なら多少は大丈夫かな?と思った次第であります。
では、どうぞ。

零戦は日中戦争時に主力として活躍していた96式艦船の後継機として
開発された機体です。
この零戦はとても優れた機体でした。具体的には...
①6時間という当時としては驚異的な航続時間
②20mm機関銃搭載という重武装(従来は7・2mm機関銃)
③高い格闘性能
しかし、当時の日本はこれらの条件を満たせるような高出力エンジンが作れなかったため、
機体を薄く、軽くする事で補っていました。これが後にベテランパイロットの大量喪失という形で
日本軍を悩ませる事になります。
そして、1940年の中国戦線に零戦が登場すると圧倒的な威力を発揮します。具体的には・・
空戦で敵機を100機撃破・地上で150機撃破、味方の損失は3機(空戦による損失は皆無)
中国側は突如現れた日本軍の最新戦闘機の事をアメリカに報告しますが全く相手にされませんでした。
そして、1941年12月8日に太平洋戦争が始まるとまた零戦は活躍します。
真珠湾奇襲攻撃では232機のアメリカ機を撃破 ↓(真珠湾攻撃に向かう零戦)

フィリピンの戦いではアメリカ軍はB-17 18機、P-40 53機、P-35 3機、その他25ないし30機を喪失し、
多数が損傷を受けた。日本軍の損害は陸攻1機に過ぎなかった。この二つの戦いは日本軍の奇襲攻撃であったが零戦が制空権確保に貢献したのは事実であります。
また、ミッドウェー海戦でも零戦は100機以上のの敵機を撃墜。
アメリカ側の報告書からもこの海戦の航空機の損失の大半は零戦によるものだったと言っています。
しかし、この時期にアメリカ軍によってアリューシャン列島で零戦がほぼ無傷のまま鹵獲されてしまい、
零戦は徹底的にアメリカ軍によって調べられます。↓捕獲された零戦

これによってアメリカ側は零戦の急降下や急上昇が苦手・防御力が貧弱といった弱点を見抜き
以後、対零戦用の戦法を編み出していきました。
ちなみにアメリカ軍の対零戦戦法とは
①2対1で叩く
(零戦には無線機が無く、また無線機のある米軍の方が各機体の連携は取れていたため効果があった。)
②米軍機の上昇能力の高さを活かした上からの急降下攻撃
③危なくなったら急降下で逃げる。
(これも急降下をするとその機体の脆さからバラバラになる可能性のある零戦相手には効果があった。)
そして、これらの戦法を駆使する米軍機に零戦は徐々に苦戦を強いられていきます。
↓(白黒写真では分かりにくいという人のために載せておきます。96式は零戦の一つ前の戦闘機)
96式艦上戦闘機(Before)

零式艦上戦闘機十一型(After)

(あとがき)
まずは、謝ります。すいませんでした。<(_ _)>
自分としてはだいぶポピュラーなネタを使ったつもりですが
分からない人は全く分からないと思います。本当にすいません。
ちなみにタイトルに(前編)と書いたのは叩かれなければ
この零戦の太平洋戦争末期の状態について、いつか語ろうかなと思ったからです。
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