大生板の学生類型における社会学的コミュニケーション論による存在証明についての一考察
リア充。
非リア。
そして、キョロ充http://bit.ly/cDJneZ。
大生板における、これらの学生類型を見るにつけ、大学生とは切っても切れない縁であるコミュニケーションや社会性といった言葉との関連を感ぜずにはいられない。
本記事は、「いわゆる」社会学的な立場からコミュニケーション論を展開するとともに、上記学生類型をそのフレームワークに位置付けようとするものである。
by zaitaku
↓
非リア。
そして、キョロ充http://bit.ly/cDJneZ。
大生板における、これらの学生類型を見るにつけ、大学生とは切っても切れない縁であるコミュニケーションや社会性といった言葉との関連を感ぜずにはいられない。
本記事は、「いわゆる」社会学的な立場からコミュニケーション論を展開するとともに、上記学生類型をそのフレームワークに位置付けようとするものである。
by zaitaku
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要は授業でやったことが大生板そのものじゃねーかwwwwwwwwwwwwということである。
※レジュメのまるごと転載はヤバいので一部は改変しています。
まず、前提となる存在証明についてザックリと。
■存在証明の定義
ここでは、
「望ましいアイデンティティを獲得する 一方で 望ましくないアイデンティティを返上する」
としておく。
我々人間はこのために膨大な時間と労力を割く。
この存在証明には「他者」が必要である。
他者が「主体」であり、自分は「客体」である。
主体である他者が自分を承認してくれるから、その承認は価値を持っている。
逆に、価値のない自分の行為は「存在証明」にはあたらない、と考えられる。
■存在証明のレベル
存在証明には「二つのレベル」が存在。
1.他人と「同じ」、つまり「常識を備えている」ことを証明する
2.他人より「優れている」、つまり「卓越している」ことを証明する
問題化するのは2.である。
「他者の評価」が気になってしまい、ときに自己の不利益なことをも選んでしまうのである。
また、「他者の目」が、自己の社会的階級と相互に関連しているとも考えられる。
■ブルデューの「高級レストランでの経験」
Bourdieu, P.は、高級レストランでの食事での経験を調査し、以下のように分類した。
・第一の経験~ゆとり~
これは、「上流階級」の経験である。
上流階級の場合、「正当な文化」たるマナーを熟知しており、無意識のうちにマナー通りに振舞うことができる。
ときには、わざと誤ったマナーで食事をして、ウェイターの注目を浴びることすらする。
・第二の経験~無視~
これは、「庶民」の経験である。
庶民は正当な文化から疎外されており、その点で「自由」を持っていることから、他者への視線に対して無関心である。
したがってマナーなど眼中に無く、無造作で打ち解けた食事をするのである。
・第三の経験~気後れ~
これは、「中間階級」の経験である。
中間階級とは「プチブル(プチブルジョワジー)」とも言われ、この経験は「プチブル的経験」と言われる。
中間階級は、マナー通りに振舞うことはできる。しかしながら、そのマナーは「努力して身につけたもの」である、という点が上流階級とは異なっている。
努力とはつまり、他者の評価を考慮した行為と言って良い。
このことから、「他者の目」がきになって、ぎこちなさが残ったりウェイターが気になって食事を味わうこともままならないのである。
少し抽象的に言うと、中間階級は「正当な文化を手に入れる自由はもっているものの、手に入れない自由は持っていない」ということになる。
■大生板における学生類型への当てはめ
さて、このブルデューの経験を大生の類型に当てはめてみよう。
すると、
1.上流階級=リア充
2.庶民=非リア(ボッチ)
3.中間階級=キョロ充
という当てはめが出来るものと考える。
学生の3類型をご存知の諸兄ならば、このことは理解できるであろう。
理論が先行すると思われがちな大学の講義であるが、こうした我々の身近なところから学問的な理論に落としこむことは十分可能である。
それが、我々につきまとうコミュニケーションという影のような存在ならば尚更であろう。
感情論になってしまうのだが、キョロ充は確かに性格が歪んでいる。
とはいえ、同情の余地もまた残されている。
その意味では、やはり「リア充が」爆発の対象となることが自明なのだ。
結論:リア充爆発しろ!
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