【岩国基地FSD】竹原・岩国・呉 退役GAミリタリークラスタの旅レポ

1日目、人であふれる大型連休の東京駅に集合した3名は
駅弁とアルコールを調達の上東海道新幹線に乗り込みます
朝っぱらから車内で飲む酒は最高だぜえぇぇぇぇ!!!

13時過ぎに広島駅に到着し在来線に乗り換え一路竹原へ
車窓からは瀬戸内の美しい風景が望めます…
が正直視界が開けている場所があまり多くなかった印象でちょっとがっかり…w

時刻は15時をまわり、いよいよ竹原駅に到着
駅舎を出てすぐに地面を見ると「おかえりなさい」の文字が
初めて来たのにどこかで見た気がします…

というわけで2010年にOVAから始まりTVアニメ2期ののち2016年にOVAで完結した
アニメ「たまゆら」の聖地を巡っていきます!
駅前の観光案内処にも強大な看板が掲げられています
写真撮りついでに観光案内マップを貰い「ももねこ様けん玉」なる謎グッズも購入
冷静になるとなんで買ったんだってなるやつ…w

メイン聖地である町並み保存地区へ歩いて向かいますが、
まずは駅前の商店街あいふる316で大量のたまゆら要素を発見!
ぽってがお出迎えする和洋菓子・末広堂さんではたまゆらまんじゅう、
ももねこさまケーキなどが売られ、中の人も訪れたらしくサインが飾られています
アニメコラボ食品は聖地と関係ないところで製造されているのが多い印象ですが、
竹原ではパッケージされた土産菓子も含めて竹原で製造されていることに驚きました

アーケードにはたまゆらキャラ風の飛び出し坊やがたくさん設置されており
大洗と似た手作り感が感じられますw
しかし大型連休中にも関わらずほとんど客の姿を見掛けなかったのも事実…

撫でるとご利益ありそうなももねこ様石像
広島らしくカープグッズでデコレーションされていますw

石像近くの小スペース前にはカメラが備えられており、
決められた時間に石像脇に立てば商店街公式ツイッターにアップされる写真に
写り込むことができるようです

「気にせず進んでください」が気になって逆に撮影しちゃうオタク

商店街をぶらぶらしつつ30分ほど歩くと見えてきたのが「道の駅たけはら」
これだけ見るとかなえ先輩が主人公っぽい

地元の特産品などを扱う一般的な道の駅ですが、
2階にはたまゆら関連の展示物や商品が置かれたコーナーがあります
個人的にはかおたんはポニテのほうが好き(オタクスマイル)

道の駅からしばらく行くと見覚えのある建物が!
こちらが中田譲治ボイスなマエストロのお店・日の丸写真館跡です
現在はここでは営業していないようですが、末永く残していってほしいところです

日の丸写真館から少し行くといよいよ町並み保存地区に入っていきます
木と漆喰が美しい建物はもちろん、木や竹で作られた側溝の蓋からも歴史と懐かしさが感じられます
たまゆらの聖地巡礼者だけでなく朝ドラ「マッサン」の舞台にもなった影響か、
一般の観光客の姿も増えてきました

気付けば時刻は16時、ちょっと一息入れたいということで訪れたのは「茶房ゆかり」さん
ぽっての家がやっている喫茶店「cafeたまゆら」のモデルです
暖簾をくぐり本当に入口か不安になる建物の間の狭い隙間を進んで入店!

混んでいたもののちょうど席が空いたところに滑り込み、
劇中そのまんまの店内で巡礼ノートを読みつつ日替わりケーキとコーヒーのセットを頂きます
あぁ^~すげぇ落ち着くんじゃ^~

マターリしたところでお店の方に確認のうえ2階…というか屋根裏部屋にお邪魔します
ぽってたちがお泊り会をしていたこの場所ですが、
一番ティン!ときたのはもあぐれっしぶEDに登場した中庭を望む小窓がある端っこのスペースです
いっくん「ここにぽってが座ってたんですよ!
まめぐの『ありがとう』が流れるんですよ!(感動オタク)」
CHAKE「アッハイ」

中庭や入って左手にある和室の席も劇中そのまま
再現度に興奮しつつも落ち着ける居心地の良いお店でしたm(_ _)m

茶房ゆかりを出て通りを進んでいくと見えてきたのは、ももねこ様がよく現れていた胡堂です
そういえばももねこ様の中の人が福井のゆかりんだと初見で気付けた人いるのかな?w
ちなみに1983年公開の実写映画「時をかける少女」にも登場した場所とのこと

こちらも劇中で印象深かったスポットである西方寺の普明閣です
飯能でヤマノススメ聖地巡礼した時も思ったけどが近所の寺社仏閣が溜まり場ってのは憧れるなぁ

普明閣の舞台から望む竹原
右を向くと山、左を向くと遠くに海が見える最高の眺めで、
「この柱にかおたんが寄り掛かっていたんだ…」などと思いつつしばし眺めていました(しみじみ)
なお、欄干に立てかけてある冊子の表紙絵はここ西方寺の境内に繋がる階段です

17時を過ぎて腹がペコちゃんになってきたので、
西方寺から降りてきてすぐのところにあるお好み焼き屋「ほり川」さんにて夕食とします
こちらはちもさんのお好み焼き店「ほぼろ」のモデルです
90年以上の歴史がある醤油醸造元がやっているお好み焼き屋さんということもあり、
たまゆらファンのみならず一般のお客さんにも人気があるようでしばし並びます

30分ほど並びいよいよ入店!
元醤油蔵ということで天井の高い店内はまさに「ほぼろ」そのまんまですが、
あっちはあまり満員だったイメージがないなぁ…w
さっそく注文したのは「ほぼろ焼きREVOLUTION」
焼きそばが入っていることが広島風お好み焼きの特徴とのことで、なかなかにボリューミーです

食後は「たまゆらくりーむそーだ」を頂きます
キャラのイメージごとに全9種類ありますが、私は迷わずかなえ先輩の青りんごソーダを注文
かなえ先輩おいしかったです(意味深)
満腹でほり川を出るとすでにいい時間になっていたため本日の宿泊場所へ向かいます
竹原駅への帰路、あいふる316を歩いていると聴こえてきたのはたまゆら卒業写真のEDテーマ曲「これから」
どうやら商店街の時報的な感じで流されているようですが、日の落ちた人通りの少ない商店街で
こんな曲流されたら全てのたまゆらーが泣くと思います、男泣き(画像略)
そんなこんなで1日目終了!
廿日市で1泊!(ガバッ)

2日目、JR山陽本線始発に乗り込み一路岩国へ
岩国駅に着くとすでに岩国基地フレンドシップデーに向かう同志の列が
延々と伸びているため我々もこれに加わります
朝っぱらから結構な距離を歩いて早くも疲弊しつつゲートに到着したのが7時
そこからさらにゲートオープンまで待機し自衛隊より厳重な手荷物検査を受けいよいよ米海兵隊岩国基地へ入ります!
…がここから飛行場まではさらに遠く到着した頃には時刻は8時半になっていました
手荷物検査場で上下米陸軍迷彩お兄さんがマリンコに連れて行かれてたのは草生えた

飛行展示が始まるのは10時頃ということでまずは地上展示機を見学
こちらは海自のUS-1A救難飛行艇(海自第71航空隊)
戦前から続く飛行艇メーカー新明和が開発した救難飛行艇で
波高3mの荒れた海上にも着水することができる世界的にも希少なものです
後継のUS-2に更新中で、この90号機を最後に2017年中に退役予定となっています
(この後2017年12月13日に退役)

US-2救難飛行艇(海自第71航空隊)
US-1Aの後継として開発された救難飛行艇で、空自救難機と同様に戦闘捜索救難を考慮した
洋上迷彩に変更されたうえ、フライバイワイヤの採用やキャビンの与圧化などの改良が施されました
インドへの輸出話は果たして本当にまとまるんだろうか…w

UP-3D電子戦訓練支援機(海自第91航空隊)
P-3C哨戒機から改造された訓練支援機で、海自艦艇の電子戦訓練支援のため
訓練用電子妨害装置やチャフ散布装置などを搭載しています

一方こちらはEP-3電子戦機(海自第81航空隊)
同じくP-3Cからの改造機で電子戦データの収集を任務としています
こうしたP-3C派生型も将来的にはP-1派生型に置き換わっていくのでしょうかね

MCH-101掃海・輸送ヘリコプター(海自第111航空隊)
2017年3月に退役したMH-53Eの後継として導入された大型ヘリで、
掃海具を用いた航空掃海やDDHに搭載されての航空輸送任務などに充たっています
ロービジ塗装の効果を下げないためかもしれませんが、
他の海自ヘリよりも国籍マークが小さいような希ガス

こちらがMCH-101に搭載された曳航式掃海具
これとは別に航空レーザー機雷探知システムも搭載しており、
掃海具による機雷掃海がメインだったMH-53Eよりも
機雷を発見してその特性に合った処理方法で処理する機雷掃討寄りの運用となっているようです

U-36A訓練支援機(海自第91航空隊)
標的曳航装置やミサイルシーカー・シミュレーターを搭載し艦隊の対空戦闘訓練支援を行う機体です
模擬標的になる気分って感じなんでしょうかね…w

C-1輸送機(空自第403飛行隊)
入間基地で見慣れたC-1ですが、こちらは美保基地の第3輸送航空隊第403飛行隊の機体です
この飛行隊は2017年5月にYS-11Pが退役した一方で同年3月にはC-2の配備が始まっている等まさに改編中の部隊です
せっかくだから退役直前だったYS-11P持ってきてほしかったなぁ(願望)

F-15J戦闘機(空自第305飛行隊)
空自イーグルは2016年8月に百里基地から新田原基地へと移駐した305飛行隊からの参加
スコードロン・マークは編成地の茨城県にある偕楽園に因んだ梅の花となっています

今回の目玉F-35Bステルス戦闘機(米海兵隊第121戦闘攻撃飛行隊)
マルチロールな第5世代ジェット戦闘機として開発され、
ミッションソフトウェアの更新を進めつつ世界各国への配備が進行しています
岩国基地にはAV-8Bハリアーの後継として米国以外で初めて配備されました

見る角度によって印象が変わる機体だなぁと思いましたがなんといっても注目なのはこのお腹!
引き締まっているけどバキバキではない、まるでしなやかな女性の腹筋のような感じで
すごくえっちだと思います(迫真)

F/A-18D戦闘攻撃機(米海兵隊第242戦闘攻撃飛行隊)
岩国基地に常駐配備されている飛行隊のいわゆるレガシーホーネットです
攻撃機としての運用のため複座型となっています

MV-22輸送機(米海兵隊第262海兵中型ティルトローター飛行隊)
普天間基地に配備されている話題の機体だけありF-35の次に多い人垣ができています
尾翼には部隊愛称「フライングタイガース」にちなんで割とリアルなトラの部隊マークが描かれていますw

SH-60K哨戒ヘリ(海自第22航空隊)
海自独自の改造が施されたロクマルは長崎県・大村航空基地から飛来
特殊任務に充たる陸自第1ヘリ団102飛行隊のロクマルにこいつの装備が移植されたり
しないかなーなんて思ったり(ローターとかスタブウィングとか)

AH-1S対戦車ヘリ(陸自第5対戦車ヘリコプター隊)
コブラは明野駐屯地の5対戦から参加
いつか明野の記念行事にも行って明野レインボー見たいにゃあ…

CH-101輸送ヘリ(しらせ飛行科)
砕氷艦しらせ(初代)の艦載機であったS-61の後継として砕氷艦しらせ(2代目)に搭載される輸送ヘリで、
掃海・輸送ヘリと同型機であるため普段は第111航空隊にて整備等を受けています
なお、2017年8月に岩国基地内でラペリング訓練中に横転したのは93号機です…

CH-101の機体には南極とペンギンのマークが描かれています
この機体にはよりもいにも登場してほしい(願望)

陸自装備もいくつか展示されていました
こちらは03式中距離地対空誘導弾(陸自第339高射中隊)
兵庫県青野原駐屯地に所在する第8高射特科群の隷下部隊で、関東住みとしてはもちろん初めて撮った部隊です
せっかくなので米帝に対して対空射撃展示してほしかった(真顔)

小火器も展示されていましたが例によってお触り禁止
まぁ武器係陸曹的にはその方がありがたいのかなーなんて思ったり…w

飛行展示地区近くの地上展示機を一通り見たので見学場所を確保してしばし休憩
今回はせっかくの遠征ということで有料の観覧席を事前購入して臨んだため、
有料エリア内に観覧台やトイレ、売店が完備されているうえそれほど混んでいないという快適な環境での観覧となります!
公的機関のイベントでこうしたことができるのはさすがアメリカという感じですw
さっそくアメリカンな朝食を摂りますが、CHAKEさんはホットドックのおまけに付いてきたポテチにはまった模様
…欲を言えば有料エリア内の売店が1店舗のみで期待していたピザが無かったのは残念でした

飛行展示の最初は中日本航空のAS350(真顔)
拠点は広島ヘリポートなのかな?

時刻は10時をまわりいよいよ飛行展示のスタート!
まずは内海昌浩氏率いる曲技飛行チーム・ウイスキーパパのエクストラEA-300Lによるアクロ
急上昇したのちエンジンを切り自らが引いたスモークの中に落下していく技など
曲技用飛行機ならではのアクロが続きます

背面飛行しながらこ゛っち゛み゛て゛る゛そ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!

続いて米陸軍パラシュートデモチーム「ゴールデン・ナイツ」による展示
降下途中で巨大な日米国旗を広げてなびかせながら開場前に見事に降着しました
第一空挺団でも降下訓練はじめでFF持ちの人がやったら盛り上がりそう(こなみ)

飛行展示の合間に滑走路を挟んだ反対側をみると巨大な白い機体が見えます
こちらはUS-1救難飛行艇の元となったPS-1対潜飛行艇で、
70~80年代にかけてここ岩国基地で運用されていました
二式大艇、US-1、US-2と一緒に屋内で保存展示してほしいなぁ…

ここで2012年から官民共用空港になったということでANA機が着陸
当初は飛行機で来るのも考えましたが、割引を利用すれば金額的には新幹線と同等であるものの
航空祭以外の行動を考えると微妙ということで新幹線にしました…w

駐機していたUS-1A救難飛行艇が動きだし岩国航空祭最後のUS-1A飛行展示が始まります
これまで観艦式で離着水する場面しかみたことがなかったため離陸は新鮮だなぁと思っていると
旋回してきた大きな機体が低速で航過!
滑走路の奥が海なので少し期待しましたが離着水はなしでした(法的にダメな場所なのかな?w)

飛行展示を終え着陸すると乗員の皆さんがハッチやウィンドウから手を振ってくれました
機首横が開くこと初めて知った…w
岩国航空祭での最後の飛行展示を見ることができ本当に良かったです!お疲れ様でした!

続いて米海兵隊のターン
普天間基地に展開する第265海兵ティルトローター飛行隊のMV-22Bが
垂直離着陸モードで離陸し、ホバリングしながら飛行展示を実施します
ニュース等で散々みた機体ですが改めて目の当たりにしても特徴的なフォルムです

エンジンナセルを倒して固定翼モードへ移行し一航過
全速力ではないでしょうが最高速度565km/hというティルトローター機ならではの
高速性能の一端を垣間見ることができました
あと下から見ると輸送機なのでボテ腹感がありますな…w

お次は陸自のターン
UH-1Jから4名の隊員がラペリング降下し、ビシッと挙手の敬礼して離脱していきました
ちなみに会場アナウンスは海兵隊員(英語)→海自隊員(日本語)というかたちでしたが、
比較的地味な展示でもさすがアメリカのノリで盛り上げていましたw

本日のアクロ2番手はレッドブル・エアレースでお馴染み室谷義秀氏
銀塗装のエクストラEA-330SCで様々なアクロを披露しました

こちらは米空軍三沢基地に所在する太平洋空軍F-16デモチームの展示
デモチームといっても特別仕様の機体があるわけではなく第35戦闘航空団の普通のF-16Cが使われています
さらに単機での展示のため地味かと思いきや、A/B焚きまくりヴェイパー出まくりの
ド派手な飛行展示でした!やっぱ米帝すごい!(こなみ)

ピン甘々なのはF-16デモがクッソ速いからであって、
初投入したレンズに慣れていないからじゃないんだからね!勘違いしないでよね!(棒)

着陸しながら観客に向かって手を振る余裕さですw
午後の展示も期待しています!

時刻は12時をまわり飛行展示も一休みということで昼食をとりつつ
格納庫地区の地上展示機を撮りに行きます
人混みをかき分けつつというのもありますがこれが地味に遠く時間が掛かります…w
移動中に見つけた海自MH-53Eは2017年3月に後継のMCH-101に譲って退役した機体で、
この後部品取りのためアメリカに売却されたようです
個人的には観艦式で飛行するところを遠目に見るだけで終わってしまったのが悔やまれます

一方こちらは米海軍で現役のMH-53E(米海軍第14掃海ヘリコプター飛行隊)
シングルローターなのにこのサイズの機体はダークグレーの塗装も相まってものすごい存在感です

KC-767空中給油輸送機(空自第404飛行隊)
小牧基地に4機配備されているKC-767ですが、増勢として美保基地に配備される予定の
KC-46Aはまったく別機かと思ったら改良型なんですね(無知)

こちらは1935年に初飛行し民間旅客機・軍用輸送機の歴史を作った名機DC-3です
スイスの腕時計メーカーブライトリングが出資しフライアブルとなったこちらの機体を使って
世界各地を巡るワールドツアーの一環として飛来していましたが、欲をいえば飛行展示してほしかった…w

F/A-18E戦闘攻撃機(米海軍第27戦闘攻撃飛行隊)
こちらのスーパーホーネットは厚木基地から飛来した海軍機で空母ロナルド・レーガンに搭載されます
レガホに比べて機体自体も大型化していますが、一番わかりやすい見分け方はエア・インテークの
形状が楕円形からステルス性を考慮した平行四辺形へと変更されている点かと思います

EA-18G電子戦機(米海軍第141電子攻撃飛行隊)
EA-6プラウラーの後継としてF/A-18Fを元に開発された電子戦機です
胴体真下に搭載したAN/ALQ-99戦術電波妨害装置などの電子戦装置のほか、
対レーダーミサイルや自衛用の空対空ミサイル等を搭載可能です
在日米軍は旭日モチーフが好きなイメージあるなぁ…w

米海兵隊の大型トラックLVSシリーズのトラクター
キャビン上に機関銃塔も搭載可能なゴッツイトラックで、
マリンコのサービスも良かったこともあってか
自衛隊でいうと03中SAMトラックファミリーが相当しますかね
(なおあくまで03中SAMの搭載車として開発されたため「重装輪回収車ファミリー」と呼ぶと関係者がキレるとか…w)

デザート塗装のハンヴィー車上に搭載されたMk.19グレネードランチャー
陸自にもAAV7の搭載兵器として導入されましたがWAPC搭載の96式40mm自動てき弾銃とは
弾薬が異なるため互換性ないって理解でいいんですかね…?

E-2D早期警戒機(米海軍第125早期警戒飛行隊)
E-2Cの後継として導入中の最新型で、レーダーの換装やCEC、NIFC-CAへの対応などが図られています
(詳しくは週刊安全保障をみてねミ☆)
空自にも早期警戒機の増勢として導入予定で米軍や自衛隊のイージスシステム、防空レーダー等との
連接がどのようになるのか注目していきたいところです(キリッ

C-130J輸送機(米空軍)
西側のベストセラー戦術輸送機C-130の最新型でグラスコックピット化やプロペラ変更など
様々な部分が改良されています
主翼下には空中給油用のドローグを装備しています

会場内を巡回するポラリス社のバギー
V-22にも搭載可能との触れ込みで特殊部隊にも採用されているポラリス社の小型四輪車両ですが、
このように基地内の憲兵用車両としても使われているようです
頑張れば一般人でも所有できそう…w

AV-8B攻撃機(米海兵隊第311攻撃飛行隊)
英国で開発され改良が加えられた垂直離着陸攻撃機で、
この後2017年5月末に日本を離れ後継となるF-35Bと交代することとなりました
近くで見ると主翼の下向きの角度がこんなにつけられているんですなぁ

A-10攻撃機(米空軍第25戦闘飛行隊)
近接航空支援しかできないがゆえに(別任務で支援に来れないことがないため)
陸上部隊から絶大な信頼を得ておりいまだに現役にとどまる攻撃機です
在韓米軍オサン基地から飛来し展示された2機とも多様な吊るしものを搭載しています

F-16C戦闘機(米空軍第35戦闘航空団)
米空軍三沢基地に所属するF-16も吊るしもの満載の2機が展示されていました

こちらは日本で唯一のフライアブルな複葉機ワコーF
午前中見事なアクロを披露していた内海昌浩氏の所有機のようです
エアロックの現役時代を知らないので、この複葉機でのアクロとかできるなら見てみたいなぁ

KC-130J空中給油輸送機(米海兵隊第152海兵給油輸送飛行隊)
岩国基地所在のKC-130は午後の飛行展示で空中給油デモをやるようなので期待です
ちなみに空自のKC-130Hはまだ増やすんですかね?

やっとこさ地上展示機を撮り終えたところで席に戻ると午後の飛行展示が始まりました
まずは再びF-16デモチームによる機動飛行展示です
青い空に真っ赤なA/Bと真っ白なヴェイパーが映えます

こうしてみるとシャープでコンパクトな印象のF-16も主翼面積けっこう広いんですねぇ

続いて進入してきたのは空自第6飛行隊のF-2B戦闘機
こちらもヴェイパー引きつつ迫力の機動飛行を実施しましたが
正直さっきのF-16と比べてしまうと少々地味な感じがしてしまいました…w

この画像と2つ前のF-16の画像を見比べると表裏逆ながらほとんど形状が変わらず、
異母兄弟?であることがよくわかります

室谷義秀氏によるアクロ2回目は午前中とは違った演目も披露されました
こちらはスポンサーになっているレクサスのエンブレム
単機でこれが描けるのはさすが小回りの利くレシプロ機といったところでしょうか

スモークは胴体下部中央あたりから出てるんですね

米陸軍パラシュートデモチーム「ゴールデン・ナイツ」を搭載し離陸する米海兵隊のKC-130J
塗装やペラの違いで空自機とは印象がけっこう変わるものですねぇ

まずは低高度で進入し黄色と紺の米陸軍カラー?のテープを投下
こんな感じで投下したアルミ箔を電線に絡めさせて停電を起こさせる的な攻撃方法があったような

今度は高高度で進入し「ゴールデン・ナイツ」が降下します
足からスモークを引きつつパラシュートを開かずに降下する展示は
航空機のアクロにも負けない派手さです!

地上近くまで来るとパラシュートを開き巨大な米陸軍ロゴ旗をなびかせつつ降下してきます

続いて離陸していったのはスターウォーズ塗装のB-767
会場アナウンスの海兵隊員もテンション上がってましたw

飛行展示終盤の目玉は米海兵隊機による模擬戦闘展示です
まずはMV-22がエンジンナセルを斜め前に傾けて短距離滑走離陸

続いてAV-8Bもノズルを斜め下に向けて短距離離陸
ハリアーが日本を離れる前に飛んでいる姿がみれて良かった(しみじみ)

F/A-18Dは離陸してからしばらく低高度を飛行してさっそく魅せてくれます
もう飛行姿初見のものばっかりで大興奮です!

F/A-18はKC-130と合流し空中給油デモを披露
レガホ側も給油プローブを展開しているのが分かります

給油を終えたレガホは機動飛行を展示
きれいなヴェイパーコーンも発生していますが、もちろん音速を超えた瞬間などではありません…w

空自F-Xがスパホになってたらこんな光景が各地の航空祭で見れたのかなぁ
個人的にはどうせF-35だろうと思いつつサイレントイーグル推しでした…w

地上目標に対して模擬爆撃を実施
まさか滑走路脇で実際に発破させると思わず驚きましたw

爆撃によりLZを確保したところでオスプレイが着陸し海兵隊員が展開
地上戦闘展示まではやっていなかったようですが、
ちゃんと装具一式身に付けていたため近くでじっくり見たかった…

極めつけは火薬の大盤振る舞い!
観客席まで衝撃が伝わって来てUSA!USA!って感じですw

その結果滑走路脇の草が燻ってしまい2台の空港用消防車がマジで消火にあたっていますw

垂直着陸するオスプレイ
垂直離着陸モード、固定翼モード、滑走離陸と様々なパターンを見せてくれたMV-22に拍手です

ハリアーⅡも垂直着陸
これが見れただけでもう満足です!!

レガホはアレスティングフックを降ろしつつ着陸
ホーネットと一緒に進入して会場前でブレイクした瞬間を撮り逃したのは一生の後悔ですが、
海兵隊が保有する各種航空機の特性を目の当たりにすることができる素晴らしい展示でした!

気付けば時刻は15時30分
岩国基地FSDの最後を飾るのは空自第4航空団第11飛行隊「ブルーインパルス」です!
普段の航空祭では開門ダッシュに勝利し駐機場所正面を確保しない限り見られない
ウォークダウン(搭乗)シーンですが、有料観覧席のスタンドを確保した今回は
優雅にバッチリ眺めることができます!世の中金だ!

展示に先立ちクルー紹介アナウンスを聞いていると衝撃的な情報が
なんと1番機後席に搭乗する次期編隊長福田2佐は「一般幹候91期 群馬大学」!
我らが先輩です!!
(以前群馬地本HPに載ってた工学部出身のF-2パイロットと同じ方かな?)

驚いている内に1~4番機がフォーメーション・テイクオフ
よーくみると福田2佐がこちらに手を振っていますが後輩に気付いてくれたのかな?(棒)

離陸した4機はすぐにダイヤモンド編隊を組むと、旋回して会場手前から進入してきます

5、6番機も離陸したところで4機が非常に密集した隊形で旋回するファン・ブレイクを披露
各機体の最短距離は約1mと全演目の中で最も密集した隊形です

続いて5番機が会場前を背面飛行で航過
後席は両手離しでノリノリですw

残りの5機が会場前から進入しブレイクするサンライズ
マクロスΔでデルタ小隊がやってましたね

スモークのおかげで静止画でも立体的な機動がよくわかります
東京五輪に向けて復活準備中のカラースモークが楽しみです

何度も見ているBIの演技ですが晴れ渡った空に白いスモークを引きながら
次々と技を決めていく様を見ていると自然と笑顔が浮かんできます
今回も最高の展示をありがとうございました!
全ての飛行展示が終わり投げ売られ始めた巨大なピザや未だに人垣ができているF-35などに
後ろ髪をひかれつつ岩国基地を離脱!
初夏の好天のもと日差しを遮るものがなにもない飛行場に1日いたため
日焼け止めを塗っていた私以外は真っ赤になりフラフラになりつつ大混雑の岩国駅まで歩き、
本日の宿泊地である呉まで移動します
食事を摂ったのち宿で晩酌しつつ野郎3人で眺める有料チャンネルの映像といったら…
「ウェポン・フロントライン 海上自衛隊 イージス 日本を護る最強の盾」
こうして呉の夜は更けていった…

3日目、ちょっと遅めに宿を出発した我々がまず向かった先は…
薬局です!日焼けってあんなに辛いものなんだなぁ みつを
気を取り直して向かったのは呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」です
言わずと知れた旧日本海軍最大の戦艦「大和」を中心に旧海軍や呉市の歴史などを展示・記録する博物館で、
地方都市の博物館としては異例の来館者数を誇る観光地でもあります

建物前に展示されているのは戦艦「陸奥」の主砲身ですが、こちらは呉港近くの柱島泊地で
謎の爆沈を遂げのちに引き上げられたため、靖国神社遊就館や横須賀ヴェルニー公園、
山口県の陸奥記念館などに艦体・装備各部が残されています

1階ホールには大和ミュージアムの目玉・10分の1戦艦「大和」が鎮座しています
全長26.3mの迫力はもちろんのこと、細部にわたり再現され新事実が判明するたびに
適宜改良しているのはすごいの一言です
今度訪れたときにはフロート付けてライン川を遡上できるようになっていることを期待します(真顔)

特殊潜航艇「海龍」
魚雷2本か爆薬を搭載する事実上の特攻兵器で、本土決戦に備えて各地の秘匿基地に配備されていました
特攻兵器は他にも伏龍、桜花、剣などやたら格好いい名称のものが多く逆に悲しい気持ちになります…

零式艦上戦闘機六二型
機体下に展示されている250kg爆弾を搭載可能な戦闘爆撃型ですが、
末期戦では例によって特攻機としても使われました
一通り見学したところでミュージアムショップにて海自現用艦の食玩を各々買ってみましたが、
輸送艦「くにさき」目当てのところ「なみ」型だったのでちょっとガッカリ…w

次の見学場所へ移動しようと歩道橋に上ると見えてきたのは港に停泊する海保巡視船PM13「くろせ」
1986年に広島県旧因島市の造船所で進水して以来、下田で「かの」・釧路で「いしかり」・
福岡で「むろみ」と船名を変えつつ警備救難業務にあたっています
海保視閲式にもいつか行きたいなぁ…

一方こちらは海自の掃海管制艇MSL730「くめじま」とMSL731「ゆげしま」
いずれもうわじま型掃海艇から掃海管制艇へと種別変更されたベテランで、
就役から20年以上経過しており除籍の日も近いものと思われます

陸に目を戻すと見えてきたのは海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」です
長崎県にある佐世保史料館は水上艦、鹿児島県にある鹿屋航空基地史料館は航空機に関する
展示があるのに対して、こちらは潜水艦や掃海について学ぶことができる史料館です
なんといっても目玉は建物前に鎮座する実物の潜水艦「あきしお」です
というわけでさっそく

まずは機雷掃海コーナー
沈底機雷は床に、係維機雷は天井から吊るされて展示されており
なかなか詳しく学ぶ機会のない機械水雷について詳細に知ることができます

こちらは掃海艇の甲板を再現したコーナーで、退役した掃海艇が装備していた
掃海具やフロート、ケーブルなどが設置されています
掃海具へのお絵描きは昔はけっこう広く施されていたようでw

掃海艇唯一の固定火器である20mm多銃身機関砲
自衛用として用いるほか浮上した機雷を銃撃し水没させるためにも使われますが、
沈んだだけでは危険性を完全に排除できるわけではないため最近はあまりやらないとのこと
海自の最新鋭掃海艇「えのしま」型2番艇からは遠隔操作式が搭載されていますが、
これも自衛用としての運用のためなのでしょうかね?

3階の潜水艦コーナーには居住スペースを再現した展示があります
さっそく三段ベッドに寝てみますが、妙に落ち着くものの体を起こすのも一苦労で
サブマリナーにはなれないと思いました(こなみ)

CHAKEさん「敵の潜水艦を発見!」
実際にはさきほど歩道橋上から見た海保巡視船になぜか向けてありました…w

各国海軍のドルフィンマーク(潜水艦乗員徽章)コレクション
潜水艦やイルカをモチーフにしたものがほとんどでしたが、
そもそも潜水艦持ってるんだというマイナーな国のものまであり、どうやって集めたのか気になるところ

メカメカしいこちらは60~70年代にかけて海自で運用された無人対潜ヘリDASHです
魚雷を抱いて二重反転ローターで飛行し母艦から離れた位置にいる敵潜を攻撃するために開発されましたが、
米海軍で事故が相次ぎ早期に退役したのを受けて比較的順調に運用していた海自でも退役することとなりました
後輩といえるMQ-8ファイアスカウトを海自が導入を検討するとの話もありましたが、
その後続報がないのをみると結局なくなったんですかねぇ

いよいよゆうしお型潜水艦7番艦「あきしお」艦内へ
混雑していたため艦内撮影禁止(空いていれば撮影可)でしたが、潜望鏡から壁面に備えられたスイッチに至るまで
ほぼそのまま残されており本物の迫力を感じることができました
退役艦とはいえ機密の塊である潜水艦をいつでも見学できるように保存してくれている
海自に敬意を表しつつ、こんな感じで護衛艦も残してほしいなぁと思ってしまいます…w

見学を終え例によってミュージアムショップを物色
識別帽の種類の多さに驚きつつ、昨晩有料チャンネルで見た「ウェポンフロントライン」の円盤を
特典映像(アルペジオコラボでぬーさんと岡部いさく先生がDDGきりしまを訪れる映像)目当て購入することに
レジに向かうとなんとアニメ化もされた「GATE 自衛隊彼の地にて斯戦えり」の
原作者とコミカライズ作者のサインが飾られています!
GATE2は海自潜水艦乗員が主人公とのことなので取材とかでしょうかね

館内には呉が舞台の「この世界の片隅に」のポスターやロケ地紹介も掲示されていました
トラウマ量産機「はだしのゲン」の代わりに子どもに見せるのにもいいだろうなぁなんて思いつつ、
防空壕シーンのすずさんがとてもえっちだったのが印象的です()

てつのくじら館を後にすると時刻はすでに14時
海自現役潜水艦を間近に見学できるアレイからすこじまにも行く予定でしたが、
今から行くと帰りの新幹線に間に合わないことが判明
ガバガバスケジューリングですみませんでしたっ!!
というわけで気を取り直して近くの商業施設でお土産を物色していたときに発見した九六式25mm三連機銃
「男たちの大和」でまさかの主役メカとなっていたアレです

海自艦艇をほとんど見れなくなったためせめて海軍カレーを食べよう!というわけで、
「よし、店を探そう」(松重豊ボイス)
お店捜索中に見えてきたのは海自呉教育隊の建物
普段は新隊員・学生の楽しげな声(棒)で賑わっているのでしょうが、
ゴールデンウィーク中ということもあってか静かなものでした

こちらは「この世界の片隅に」にも登場した旧海軍下士官兵集会所(青山クラブ)
老朽化により解体される予定でしたが、映画効果もあってか保存されることになったようです

ようやくたどり着いたお店が「海軍さんの麦酒舘」さん
麦ジュースぐびぐびしつつ潜水艦「はくりゅう」カレーを頂きました
ごちそうさまでしたm(_ _)m

最後に少しでも海自艦艇が見えないかと呉中央桟橋ターミナル展望台に上ります
しかし見えたのは支援船群のみでした…
いや、カッターダビットとか水中処分母船とか見れて良かったじゃん!
アレイからすこじまにも江田島にも行けなかったから呉に再訪する口実ができたじゃん!(震え声)
ここでタイムアップ!
後ろ髪惹かれつつ新幹線に乗り各々現実へと帰って行くのでした…
そんなこんなでGWの3日間で竹原・岩国・呉を巡る旅でした!
「たまゆら」放映が終わってからも作品世界に浸ることができる竹原、
午前と午後の飛行展示がかぶり気味だったもののF-35をはじめ初見装備を堪能できた岩国、
スケジューリング失敗したものの旧海軍と海自について学ぶことができた呉
と大満足の遠征となりました
いつかまた訪れたいと思います!!
GAミリタリークラスタ旅は今後も企画していきたいと思いますので
興味があればよろしくお願い致します!
今年は三沢航空祭&ふらいんぐうぃっち聖地巡礼旅行きたいなぁ…

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