ガルパンおじさんが行く駐屯地祭簡易レポまとめ~2016年編~
●宇都宮駐屯地創立66周年行事 (2016年4月3日)
栃木県宇都宮市に所在する宇都宮駐屯地は、テロ・災害・国際平和協力活動等に先遣部隊として
投入される中央即応連隊や第12旅団の貴重な火力である第12特科隊、そして2011年に高田駐屯地から
移駐した第307施設隊などが駐屯するマニアとしても注目の駐屯地です
今回は、海外における邦人陸上輸送が可能になったことを受けて導入された輸送防護車
(ブッシュマスター装甲車)をみるために前泊して参戦してきました!

観閲行進準備の間に行われた太鼓演奏の様子なのですが、
走行するセミトレーラの荷台に載せられたまま演奏している様がガルパンの
あんこう音頭シーンにしか見えませんでした(真顔)

観閲行進に参加した輸送防護車
この時点で4輌が導入されていましたが今回観閲行進に参加したのは中即連2中隊の
1輌だけで、観閲行進終了後同じ車両が装備品展示にまわされていました
会場アナウンスでは本部管理中隊で運用されいると言っていたため
どういうことなのか訊いてみましたが、編成に関することなので答えられないとのこと…w

つづいて訓練展示に登場した仮想敵の装備がすごい!
M2重機を搭載した3t半は運転席前面とドアに装甲が後付されたタイプで、
人員もタイガーストライプを着て軽量ヘルメットを被っており一目でアグレッサーと分かります
個人装具も充実しておりある程度共通化されているため、もしや普段の訓練でも
アグレッサー部隊が編制されていたりするのでしょうか

仮想敵に接近する中即連隊員の装備もまたすごくすごい!
防弾チョッキ3型を中心に個人装具が組まれていますが、
腰回りなどは一人ひとり微妙に装備が異なっており中即連の先進性が伺えます

さらに軽装甲機動車に隠れながら前方を警戒するこの隊員が持つ89式小銃をみると、
なんとハンドガード全体がレイル付のパーツに取り換えられており
フォアグリップやフラッシュライトが装着されています!
最近はフォアグリップや左方セレクターなどが多くの部隊で見られるようになっていますが、
ここまでのものは初めて見ました

敵陣前面の障害を処理するべく突入する75式装甲ドーザ
後継の施設作業車へ更新されているようですが、シリアやイラクの戦場で装甲ドーザが
活躍している話も聞きますしまだまだ様々な運用ができる代物ではないかと思います
個人的にこの力強い面構えが好きですw

訓練展示終了後撤収する隊員たち
個人装具マニア?サバゲーマー?らしき集団がアレかコレかと議論しながらカメラを向けていたところ、
被写体になった隊員たちもニコニコ照れ笑いしていたため便乗して撮らせて頂きましたw
いくつか統一の装具もあったので連隊統一や中隊統一のものもあったりするのだろうか

307施設隊による油圧ショベル演技
2輌の油圧ショベルがアナ雪に合わせてアームを伸ばしたり車体を回したりと
迫力と優雅さを兼ね備えた演技を披露しました
第1施設団隷下部隊はいろいろ面白いことをやってくれてるなぁw

第12音楽隊による「攻撃」の演奏
この曲は射撃音や飛行音を表現したメインのメロディーとは関係ない音が入る特徴的な曲で
指揮者の音楽隊長もライナーを被りながら指揮していますw
この音楽隊長の司会がジョークを交えためちゃくちゃ面白いもので、
失礼ながら普段流し見する程度だった音楽演奏をがっつり楽しませて頂きました!
なお、アンコールの「明日があるさ」で観客の前に出てきてフルートを吹いていた
WAC(女性自衛官)さんが私の隣りにいた子どもの目の前で笑顔を振り撒いていたのに
ときめいてしまったのは内緒です()
目当ての輸送防護車だけでなく、警衛隊までもがLAVに乗り防弾チョッキ3型を着た
フル装備の中即連を堪能し油圧ショベル演技や音楽演奏など各種アトラクションも
プロの本気を垣間見ることができた大満足の駐屯地祭でした!
●第1師団創立54周年・練馬駐屯地創立65周年記念行事 (2016年4月10日)
東京都練馬区に位置する練馬駐屯地は、首都圏を守る第1師団司令部をはじめ
第1普通科連隊、第1後方支援連隊、第1偵察隊など頭号部隊が多数所在する駐屯地であり、
都内に所在する実戦部隊ということで政治家の視察やメディアの取材もよく行われる駐屯地です
今回は劇場版WUGを見るついでに第1師団隷下部隊が集まる師団祭に行ってまいりました!

会場に入ってまず見付けたのは第1通信大隊の野外通信システム(アクセスノード)
平成24年度から導入が進められている新型の通信システムで、
海空自衛隊との通信やデータ通信等も可能になっているとともに
今後さらなる発展も計画されている重要な装備です
…解説を読んでも正直文系人間にはよく分かりません(真顔)

式典が始まる前にとある目標に向かっていたときに見掛けた軽装甲機動車
都内の部隊だけあって1普連にも防弾チョッキ3型が配備されているようです


こちらが今回の目標、1普連4中隊の野外売店
武器学校レポにもあったように駐屯地祭の売店で拗らせた隊員がディスプレイすることはありますが、
ここまで突き抜けたのはなかなか見掛けません…w

ガルパン、艦これ、GATE、スト魔女のミリタリー系作品に混じってラブライブも
制作者はライバーなのかな?

ここ数年この有様(褒め言葉)でしたが、なんと痛看板を制作していた隊員が
相浦の西方○○(西普連か?)に異動された模様
果たして来年以降の4中隊売店の運命や如何に!

痛看板売店に満足したところで式典会場に戻ってくると
第1師団隷下部隊がずらりと集結していました!
4つの連隊(1普連・32普連・34普連・1後支連)をはじめとした
これだけの部隊が整列しているのをみると普通の駐屯地祭と師団祭の違いを実感します

いよいよ式典が始まるということで来賓が入場してきます
こちらは元防衛大臣の小池百合子衆院議員(当時)
さすがに都内の記念行事だと来賓も有名どころが来ますな

一方こちらはパジェロに乗車して巡閲を行う舛添都知事(当時)
まさかこの後立場が取って代わるとは思っていませんでした…w

普通科部隊の観閲行進
3個普通科連隊の徒歩行進が続くのはさすがに壮観です

行進する第1戦車大隊第1中隊の10式戦車
最前列に座っていたためすぐ目の前を鉄の塊が走り抜けていくと
地面の揺れが伝わって来てすごい迫力です

都内の駐屯地で住宅地も近いことによる配慮なのか
練馬駐屯地祭では模擬戦が行われないため、代わりに音楽隊とラッパ隊の演奏、
10式戦車の機動展示、偵察オートのドリル演技が披露されました

帰り際に正門で見掛けたパトレイバー感のあるメカ
Electric mobile barrierと書かれており、どうやら電気で自走するバリケードのようです
変形しそう(こなみ)

体験試乗に走り回る96式装輪装甲車
並ぶだけで乗れるため乗ってみましたが、装輪車だけあって乗用車と大して変わらない快適な乗り心地でした
とはいえ完全武装した1個分隊が長時間詰め込まれたら…w
模擬戦がないのは寂しいものの、第1師団が保有する各種最新装備や訓練の一部を見ることができ
痛看板売店も堪能できる練馬駐屯地祭は首都圏の人が気軽に訪れるのにおすすめの駐屯地祭です
願わくば痛看板が今後も引き継がれることを…w
●古河駐屯地創立62周年・第1施設団創隊55周年記念行事 (2016年5月29日)
茨城県古河市に位置する古河駐屯地は、第1施設団本部とその隷下部隊、
施設装備の補給整備を行う関東補給処古河支処、第2高射特科群隷下の第337高射中隊などが所在する駐屯地です
今回は施設科装備を堪能するべく第1施設団創隊記念行事も兼ねた
古河駐屯地祭に行ってきました!

個人的に施設科部隊は第12施設隊くらいしかちゃんと見たことがなかったため、
観閲行進でニヤニヤしながらシャッターを切りまくるオタクと化しました()
こちらは第390施設中隊のセミトレーラと75式ドーザ

第394施設中隊の81式自走架柱橋
74式戦車以下の各種車両が渡れる橋を架けることができますが、
現在では後継の07式機動支援橋に更新が始まっています

第393施設中隊の資材運搬車
塗装が違うだけでほぼそのままの民生品があるけど
ODに塗り替えたものを所有してるマニアとかいたりするのだろうか…w

92式浮橋の橋節運搬車
水に浮く構造の橋体を動力ボートで押して連結するとともに水流に負けて動かないよう
支えることで90式車も渡ることができる橋を架けることができます
東日本大震災ではこの装備を含め各種架橋器材がそれぞれの特性を活かして
さまざまな状況に対応した橋を架けたようです

古河駐屯地名物・荷台を上げて行進するダンプ車両中隊
特大型ダンプトラックという言ってしまえば地味な車両ながら
観閲台の前に差し掛かるタイミングで一斉に荷台を上げる様はすごい迫力です!

訓練展示に登場した10式戦車
観閲行進ではヒトマルを含む訓練展示参加の外来車両や
駐屯地業務隊、会計隊まで参加していたのが印象的でした

つづいて第1施設団の精鋭が操縦する油圧ショベルによる書道です
ガシャガシャいいながら溶接されたモップで書いていき…

完成したのは「守」の文字!
はねや点も完璧に書けており操縦技術の高さが窺えます

駐屯地内で唯一飲酒が許される隊員クラブ「華の舞」の入り口にはなぜか西住殿がw
大洗と同じ茨城だからね、しかたないね
施設科装備をみるならここ古河駐屯地と同じく茨城県にある勝田駐屯地に
行けばOK!という感じでまったり楽しめる記念行事でした
●霞ヶ浦駐屯地開設63周年・関東補給処創立18周年記念行事 (2016年6月5日)
茨城県土浦市に位置する霞ヶ浦駐屯地は、東部方面隊の補給整備を受け持つ関東補給処や
航空機整備員を養成する航空学校霞ヶ浦校などが所在する後方支援のメッカです
今回はここ数年ぶっとんだ展示を行っている関東補給処吉井弾薬支処のブースをご紹介します

関東補給処は扱う資器材によって他駐屯地に支処がありますが、
その内のひとつ・群馬県高崎市吉井町に所在する吉井弾薬支処はその名の通り
東部方面管内の弾薬の補給を担う部隊です
霞ヶ浦駐屯地の記念行事にも支処としてブースを出しており毎回珍しい物を持ってきてくれていますが、
今回は中距離多目的誘導弾の弾体が展示されています
…しかしその手前のパネルになにやら見掛けないものが?

「AH-88J2改」「試験運用中」
こちらは実写映画『THE NEXT GENERATIN パトレイバー 首都決戦』に
登場した光学迷彩ステルス攻撃ヘリです!
…他の展示も見ていきましょう

戦車砲弾の後ろには既視感のあるチューリップハットやベレー帽が…

「吉井弾薬支処には、本当に総火演の大切な事が詰まってるね!!」
「だろう?」
ガルパンおじさんでした!

戦車道の試合で使う弾薬は吉井で保管されているのかな?

ホントに「不肖・吉井支処隊員のよくわかる弾薬講座」を披露していましたw

砲弾ケースの上に大洗土産やらコミケで頒布された砲弾型ボールペンなどが
置かれていますが、注目すべきは一番左の鉄道
Ⅳ号戦車H型仕様を大洗を走る鹿島臨海鉄道6000系と吉井を走る上信電鉄デキ1型が牽引しています
なんというコラボw
完全に担当者の趣味でしょうが、他駐屯地だからこそはっちゃけている?展示を
これからも期待しています!!
●平成28年度富士総合火力演習 (2016年8月28日)
富士総合火力演習は普通科・機甲科・野戦特科の教育機関である富士学校を中心として
毎年8月に行われる実弾演習で、演習期間の最後には抽選に当たった一般客向けに公開を行う
陸自の一大イベントです
気付いたら6年連続で参戦している私ですが、今年も運よく当選したため
GA退役ミリタリークラスタ(CHAKEさん、scottie将軍さん、T2)と一緒に行ってまいりました!

本番前の練習が終わってジャンプ台下のアヒル隊長に願掛けをする偵察オート乗りの皆さん
この儀式?いつから始まったんだろうかw

黒塗りの高級車から降り立った稲田防衛大臣
迷彩だらけの中ピンクのスーツが目立っていましたw

稲田防衛相らが座る招待者席の横には会場アナウンスや演習全体の統制を行う統制台がありますが、
バラキューダで擬装されたこちらがシン・ゴジラのヤシオリ作戦指揮所のモデルという話を見掛けました

あぁ^~バイクがぴょんぴょんするんじゃ^~

30mm機関砲を連射するAH-64D戦闘ヘリ
湿度が高いためかローターからヴェイパーを引いています

120mm迫撃砲を運んできたチヌーク

10式戦車の実弾射撃の音は90式戦車のそれよりは小さいですが、
新型の徹甲弾により貫通力は増しているそうです

アパッチの射撃観測のため急上昇するOH-6D観測ヘリ
観測に練習に軽輸送にとマルチに活躍してきたこの機体も近い将来退役することになるため、
今のうちに活躍をしっかり見ておきたいところです

射撃を行う74式戦車
戦車隊の縮小に伴って第7偵察隊以外の偵察隊にも配備されないかなー
なんて思いましたが戦車定数の削減と機動戦闘車配備を考えると無理か…

演習終了後、装備品展示のため登場した16式機動戦闘車
ヒトマルの技術を流用しているということで実弾射撃を披露してくれるのが待ち遠しいです

同じく装備品展示に参加した米海兵隊のAAV7水陸両用車
陸自でも水陸機動団向けに52輌を導入予定ですが総火演参加の機会はあるのでしょうか
今年も天候に泣かされましたが、去りゆく装備と将来装備両方の活躍を
堪能できる夏の一大イベントで相変わらず大満足でした
自衛隊イベント人気の高まりに合わせて年々観客の動きも早くなっている印象ですが、
チケットが手に入る限り日に焼けようが雨に濡れようが御殿場に向かい続けようと思います!

おまけ
総火演前日に御殿場駅の隣り南御殿場駅から徒歩2分のところにある
「株式会社カマド」「防衛技術博物館をつくる会」社長の小部屋を見学してきました
こちらには以前の総火演時に御殿場駅前に展示されていた九五式軽戦車プロップのほか、
ケッテンクラート、ウィリスMBジープ、キューベルワーゲンなどが展示されています

私が到着したのは閉館時間を過ぎたころだったのですが、総火演がらみで来館者が
まだ残っていたということで延長して頂きじっくり見学することができましたm(_ _)m
受付横の売店スペースにはガルパン関連商品もありましたが、
防衛技術博物館実現への募金も兼ねたくろがね四起Tシャツを購入させて頂きました
なお私が到着した時にガルパンの杉山Pが普通にいたことを付言しておきます…w
●平成28年度自衛隊観閲式総合予行 (2016年10月16日)
自衛隊では毎年11月1日の自衛隊記念日前後に陸海空持ち回りで大規模な記念行事を
行っており、そのうち主に陸自が担当しているのが朝霞演習場で行われる通称「中央観閲式」です
本番に参加できるのは招待者だけですが、予行については抽選で選ばれた一般人も見学できる
ということで運良くチケットをゲット出来た私も行ってまいりました!

一般チケット者はスタンドではなく単なる斜面でしたが、
ひとまず席を確保したところで装備品展示を見てきます
こちらは最新装備の16式機動戦闘車!なんと光学迷彩機能を有しています!(定番)

単なる装備品展示だけではなく掩蔽壕に隠した状態での展示も行われています
74式戦車をダックインさせバラキューダを被せたこちらは
正面から見ると砲身しか確認できず、野戦築城の重要性を実感することができます
また、この壕がまるで四角い生チョコのように直線直角に地面を掘って
構築されていたのが衝撃的です…っ!

席に戻っていよいよ観閲式総合予行のスタートです
一般チケットということで観閲台からかなり遠く眼前には観閲部隊車両が並んでいるため
正直見づらいですが見学できるだけありがたく思わねば
こちらは巡閲する陸自の東部方面総監(陸将)
陸自主導ですがあくまで自衛隊記念日のイベントなので海自・空自も参加しています

首相役が登壇して観閲行進が始まります
観閲台前には内閣総理大臣旗や防衛大臣旗、統合・陸・海・空・幕僚長旗を持った旗手が並び、
やっぱりすごいイベントなんだなぁと再認識します

徒歩行進する防衛大学校学生隊
更新が進んでいるとはいえ防大はまだ64式小銃なんですね

折畳銃床の89式小銃や空挺徽章が描かれたヘルメットが特徴的な第一空挺団
職種ごとに定められている標識色のスカーフですが、空挺は真っ白なスカーフを
巻いており迷彩だらけの中で非常に目を引きます

海上自衛隊悌隊
あまり見かけない光景で中央観閲式の良さを再認識しましたw

航空自衛隊悌隊
どこかの警備会社かな?

徒歩行進につづいて観閲飛行を実施
こちらの空自C-130H輸送機は、3機編隊のうち1機が
イラク派遣時に塗装された水色の迷彩となっています

引き続き車両行進に移ります
こちらは中央即応連隊に配備されている輸送防護車(ブッシュマスター装甲車)
ルーフにはミニミが載せられていますが、英軍では12.7mmのRWSなんかも搭載されるようです

連隊旗を掲げ行進する89式装甲戦闘車
車長・砲手・操縦手と乗車する分隊長の4人が顔を出しているのがわかります

メーサー殺獣光線車
…ではなく遠隔操縦観測システム(FFOS)の追随装置

高機動車に牽引される西部方面普通科連隊の強襲ボート
水陸機動団が新編されたら遠路はるばるAAV7とか持ってくるんですかねぇ…w

こちらは初見の11式短距離地対空誘導弾
81式短SAMの後継装備で、誘導弾をキャニスターから発射する方式に変わりました

車両行進のラストを飾る戦車部隊
敢えて引きで撮りましたがなんと10式戦車が丸々1個中隊16輌参加しています!

観閲行進終了後、アトラクションとして音楽隊と第1特科隊礼砲隊による
序曲「1812年」の演奏が行われました
こちらはチャイコフスキー作曲の大砲を楽器として使用した曲で、
今回は礼砲用に維持されている105mm榴弾砲が空砲射撃を披露しました
序曲1812年 終盤の砲撃シーン pic.twitter.com/xuIVRZFJrE
— いっくん (@ikkun501) 2016年10月16日

主要行事も終わってぼちぼち帰ろうかと考えていた時、なにやら見慣れないヘリが飛んでおり
ファインダーを覗いてみると、海自のMCH-101掃海・輸送ヘリが離陸していく?ところでした
どうやら要人輸送用に投入されていたようです
本来の要人輸送用ヘリEC225LPの同型機がノルウェーで墜落事故を起こした
ことにより代替として使われたのかもしれません

せっかく朝霞駐屯地に来たということで帰り際に駐屯地に隣接する陸自広報センターに行くことに
しかし敷地をさせてくれる訳もなく遠回りする必要があったため1時間弱歩いてやっと到着
中多やFFOSなど展示品もたまに増えていますが以前も訪れたことがあったため軽~くみていましたが、
取材協力展示に見慣れた顔を発見したため発狂オタクと化しました()
こちらは準公式広報誌MAMORの表紙を飾ったときの渕上殿
このときのMAMORにはみぽりんも表紙に登場していましたw

ムック本の取材で訪れた我らが中村桜兵団長

5分アニメ「みりたり!」の第0話取材で訪れた奈央ぼう、あやねる、いのりん
キャラが明らかに仮想敵国側なんですが大丈夫なんでしょうか(真顔)
一般人である以上観づらい席でしたが、陸海空の徒歩行進や最新装備も含んだ車両行進を
堪能できる国家的イベントを見学できたのは貴重な経験でした
正直観閲行進だけだと物足りないかなぁと思っていましたが、105mm砲による序曲「1812年」や
趣向を凝らした装備品展示など見どころたくさんで大満足です!
欲を言えば予行にも米軍参加してほしかったなぁ…
あとは航空観閲式にも一般人枠をつくってください!お願いします!なんでも(ry
●勝田駐屯地・施設学校開設65周年記念行事 (2016年11月6日)
茨城県ひたちなか市に所在する勝田駐屯地は、施設科隊員等に対する教育を行う施設学校や
施設教育直接支援中隊等が駐屯する駐屯地です
施設科のレア装備も見れるということで車を走らせ勝田駐屯地・施設学校祭に行ってきました!

茨城の施設科主力の駐屯地だしそんなに混まないだろうと開門30分前に到着すると、
正門前にはすでにけっこうな人数の待機列が形成されています
少々驚きつつ並んで入場、一般客用の見学台を確保して観閲行進から撮影開始!
こちらは70式地雷原爆破装置を搭載した96式装輪装甲車
ロケット弾で爆索を展開し地雷を誘爆させることで人員用の通路を啓開する装置です
普通科以外のWAPCは12.7mm機銃を搭載しているものが多い希ガス

94式水際地雷敷設装置
荷台には水際地雷と敷設装置を搭載できますが、これを降ろして水陸両用車として
人員等の輸送も可能です

つづいて訓練展示がスタート
こちらは敵陣に砲撃を行う155mm榴弾砲FH-70
空砲射撃で発砲炎を撮れた試しがない…

敵が設置した障害を処理する様子が火工品を派手に使って表現されるあたり
火薬の扱いに慣れた施設科らしさを感じます

障害処理にあたる施設作業車
思ったよりスムーズに動くアームでしたが可動域的に使いづらかったりしないのだろうか

施設科の活躍により啓開された道を通って突撃する74式戦車

91式戦車橋を渡る96式装輪装甲車
繋げながら車体から降ろすだけなのでけっこう迅速に架橋していたのが印象的でした

施設科らしい模擬戦のあとはレアな施設科装備が並ぶ装備品展示に移ります
こちらは双腕作業機(アスタコ)
整理券をゲットした一般客が操縦体験していましたが、
残念ながら動かしていたのは片方のアームだけでした…w

地対艦ミサイル部隊の野戦築城などに用いられる坑道掘削装置
坑道内で稼働させるため吸排気が不要な電動方式ということで、
後ろに見切れている電源車とケーブルでつながった状態で
展示場所までゆっくりと自走してきたのがなんか可愛かった(こなみ)

07式機動支援橋は架橋中の様子で展示されています
そのままではただのトラックにしか見えないのでこうした展示は
分かりやすくていいと思います!
【速報】勝田駐屯地・施設学校創立記念行事の信号ラッパ展示にて「ガールズ&パンツァー3話で秋山優花里が演奏していた起床ラッパ」が吹奏される #garupan pic.twitter.com/fHaFKT3bmS
— いっくん (@ikkun501) 2016年11月6日
装備品展示を見終わったので野外売店で昼食を漁っていると、
近くで演奏していた音楽隊の方から「つづいてアニメ『ガールズ&パンツァー』で
秋山優花里が演奏していた起床ラッパを吹きます」なる声が!w
慌てて駆け寄り撮影した動画がこちら↑
キモオタの笑い声は気にしないでください(白目)

アスタコに乗れなかった代わりに94式水際地雷敷設装置の荷台に乗らせて頂きました
砂浜も走行できるタイヤのおかげか揺れがほとんどなく快適な乗り心地でしたが、
キャビン後方にある排気口のおかげで舟艇感もしっかり感じれらました!

帰りがけに寄った資料館に展示されていた「それゆけ!女性自衛官」シリーズ
もうちょっと出来が良かったら集めるんだけどなぁ(暴言)
模擬戦でも装備品展示でもレアな施設科装備を堪能することができたうえ、
大洗最寄の駐屯地ということで?まさかの秋山殿起床ラッパを聞くことができるなど最高に楽しめました!
ぶっちゃけ一度行けばいいかな…という駐屯地もありますが勝田は来年も伺います!!
●武器学校・土浦駐屯地創立64周年記念行事 (2016年11月19日)
比較的近場と言うことで今回も土浦駐屯地に行ってきました!
…が残念ながら雨模様ということで内容を変更しての開催です

雨が降っているため整備場で式典を行いますが、整列した隊員たちは雨ざらしの外(´・ω・`)
自衛官は傘をさせないためもうびっちゃびちゃです

今回の目玉はなんといっても水陸両用戦能力を得るために
導入されたAAV7水陸両用車!
武器学校には整備教育用として4号車が配備されています
コンパクトな砲塔には12.7mm重機関銃と40mmグレネードランチャーが装備され、
車体側面には波型の補助装甲が付けられています
装備品展示では車体前部の波切り板を展開するデモンストレーションを行いました

そんなAAV7から降りてきたのは武器学校アンバサダーに任命されたアイドル「フラップガールズスクール」
AAV7に乗れるなんてうらやましい!!
この後ミニライブを披露していましたが、盛り上がるオタクに混ざって
隊員たちもノリノリで観覧していたのが微笑ましかったですw

昨年の武器学校祭で話題となった、10式戦車の砲身にワイングラスを置いたまま
車体を回転させる超信地旋回するという展示を今年も披露!
グラスに(仕事中なのでw)ノーアルコールのぶどうジュースを注ぐ役目を
フラップガールズスクールのメンバーが務めました
ハイテクの10式戦車は今回もグラスを落とすことなく無事に旋回しましたが、
乗員の職人技で初挑戦した74式戦車は落としてしまいました…w

続いて装備アトラクションとして次々と各種装備が式典会場前を走行
こちらは万歳する87式自走高射機関砲
整備する側でも一通りの操縦・操作は訓練するんですかね

装備品展示でAAV7をじっくり眺めます
車体後部には開閉式のウォータジェットが装備されていますが、
履帯の駆動だけでも水上航行可能とのことです

八九式中戦車と10式戦車
両車の間には90年弱の歴史の差がありますが、
その実物を見比べることができることの重要性を感じます
武器学校初公開のAAV7を始め陸自の主要装備ほとんどを見ることができる
土浦駐屯地祭ですが、天気が悪かったのが悔やまれます
次回こそ快晴の下で開催されることを期待しています!
さてあとはガルパンイベントレポと航空祭レポと観艦式レポ書かねば(白目)
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