【ポケモンSM】第四回ピクモン感想 使用構築紹介&環境考察【第7世代縛り】






どうも飛びイカです。
遅くなってしまい申し訳ありません、第四回のピクモンの構築について書いていきます。
今回は使用前構築紹介とレート環境考察をまとめて1つの記事として投稿いたします。
今回のピクモンのテーマは「第7世代初出のポケモン(リージョン含む)」
癖のある7世代のポケモン達ですが、こちとら四回もピクモンをやってますからね。楽勝です!
(編集者:飛びイカ)
【ピクモンとは】
ピクモンとはピックポケモンの略。
6人が1匹ずつポケモンを持ち寄り1つのパーティを作りレートに潜る企画。
シナジーは見込めず、タイプは偏り、ボーマンダどうすんだよ!の怨嗟の声が響き渡る…
勝利は難しいですが、それ以上の〝ライブ感〟を楽しめる縛りプレイ。
⇒参考:「ポケモンSM 第一回ピクモン感想前編 使用構築紹介」
【今回のパーティ】
今回は年内最後のピクモンということで、原点に戻り「第7世代初出のポケモン(リージョン含む)」でのピクモンです。
早速ですが面子を紹介していきましょう。
[シルヴァディ(親:焼きイチゴ)]

控え目(C↑A↓)HC振り:10万ボルト/シャドーボール(後にマルチアタックに変更)/冷凍ビーム/火炎放射@グランドメモリ
グランドメモリを持たせて地面タイプになったシルヴァディ。
電気の一貫を消しつつ様々な特殊技で攻撃できるのは強い!とのこと
電気受けで出したいのに地面技がないやんけ!という指摘を受け、後にシャドーボールをマルチアタック(地面威力90)に変更しました。
ボーマンダを冷凍ビームで葬ることが出来、弱点を突ける範囲が広く足の遅いスターミーのような存在。
ガラガラと違いめざ地が抜群で入らず、出て来るマンダやギャラドスに抜群を取れるイケメンです。
[オニシズクモ(親;andy)]

勇敢(A↑S↓)HA振り:アクアブレイク/なみのり/ミラーコート/冷凍ビーム@命の珠(後に水Z)
特性:すいほうの効果で水技の火力が非常に高いオニシズクモ。
地面半減を活かして高火力のアクアブレイクで負担をかけていきます。
ただし特性が適用されるのは水技だけなのでそれ以外の攻撃技はかなり控えめ。
どの位控え目かというと冷凍ビームでメガボーマンダのHPを7割削れません。
(というか補正あり全振りでも確1に出来ない)
対ボーマンダはピクモン全体での課題なので控えでなんとかしてもらう必要があります。
とんぼがえりやアクアジェットを覚えてくれれば…!と何度思った事か。
[トゲデマル(親:シノ)]

陽気(C↓S↑)AS振り:ほっぺすりすり/びりびりちくちく/きしかいせい/アンコール@王者の印
今回の問題児枠。
ほっぺすりすりで麻痺らせ、先手びりびりちくちくでマヒるみを狙う害悪戦法を使う。
レー島の護り神「ガブ・リアス」に対して打点がないので選出できる試合がかなり少ないのが難点。
しかしマヒルミは麻痺さえ入ればどんな相手も突破できる可能性があったりなかったり…?
というかなんでアイアンヘッド覚えないんですかねぇ。
[カプ・テテフ(親:三色)]

控え目(C↑A↓)CS振り:サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/10万ボルト@拘りスカーフ
カプ・テテフありがとうの気持ち。
何度も全抜きしてくれてありがとう。
サイコフィールドの効果でバレットパンチで縛られなくてありがとう。
そして、マイオナに逃げずに勝ちを第1に考えてくれた三色、ありがとうやで。
[バンバドロ(親:抹茶)]

意地っ張り(A↑C↓)HA振り:ヘビーボンバー/カウンター/じしん/いわなだれ@突撃チョッキ
特性:持久力と持ち物:突撃チョッキの効果で相当硬いバンバドロ。
A種族値も125と高い。
ただ今回は同じ地面タイプとして弱点を突きやすいシルヴァディと役割が若干被ってしまいました。ピクモンには良くある事。
また、(これはピクモン全体における問題点ですが)耐久寄りのポケモンは「どこまで耐えるのか」を持ち主しか分からず、
選出画面で「どのポケモンにイケんのか?」が決め辛い場面が多々ありました。
出した試合では持ち前の耐久と火力で安定感ある試合運びを行ってくれたので、今後の環境によっては刺さりそうなポケモンでした。
[ナッシーA(親:飛びイカ)]

冷静(C↑S↓)AC振り:大爆発/トリックルーム/かわらわり/火炎放射@気合の襷
第7世代初出のポケモン達を見た時に鈍足中耐久高火力のポケモンが多いことに気付きました。
鈍足高火力と言えばトリックルーム。
トリックルームを覚える7世代ポケを見てみた所、キュワワー、ヤレユータン、ミミッキュ、ハギギシリ、そしてナッシーでした。
ナッシーは初回のピクモンにて「ナッシーの出番はなっしー」という迷言を残してしまったポケモン。
余りにも可哀相であるため汚名返上の機会をもうけることにしたのです。
技構成は大爆発とトリックルームは確定で、残りをテッカグヤ意識の火炎放射、キュウコン意識のかわら割りを採用しました。
かわら割りを入れることでキュウコンが初手オーロラベールを張ってきてもトリックルームが安定行動になります。
襷を持たせているのでキュウコンが素直に吹雪を撃ってきてもトリックルームは発動でき、ベールを張っても後攻トリクル⇒先攻かわら割りでキュウコン側の展開を未然に防ぎながら場作りが出来ます。
トリックルームということで初手にかち合う、または後出しされるポケモンを想定したのでタイプ一致技が1つもないという尖ったピクモンになりました。
誤算としてはどぐまが会合に来なかったのでガラガラがおらず、トリックルームから繋げるポケモンがナッシーと補完が効いてるポケモンじゃなかったことです。
【選出パターン】
「ナッシー/オニシズクモ/バンバドロorシルヴァディ」
ナッシーがトリックルームを使い、後ろの鈍足系で抜いていくことを目指した選出。
トリックルーム要員のナッシーと高火力のオニシズクモは確定で残り1体は相手のパーティに合わせて選出。
「シルヴァディ/テテフ/バンバドロ」
タイマン性能の高い3体で対面構築的な立ち回りを目指す選出。
交換は極力せずに1人1殺を目指します。
トゲデマルは…その場の雰囲気で入れたり入れなかったりしろ!
【いざレートへ】
今回は僕のROMを使用したので1500からスタートです。
ええ、レート全く潜れていません。
というかポケモン対戦自体もXYぶりというロートルぶり。
ま、なんとかなるやろ!

記念すべき1戦目の試合なので試合運びを記録してありました。
こちらのパーティはナッシーの存在と鈍足が多めなこともありトリクルパーティっぽくもあります。
また、そこそこ早いテテフはスカーフが主流、シルヴァディは見せ合い時にタイプが分からないということもあり相手はナッシー初手を読んでくると考えました。
ナッシー初手を読んだ場合に相手が出してくる可能性がある相手はグソクムシ・ウツロイド・ギルガルド辺り。
なのでグソクムシとウツロイドにタイプ的に相性が良く、理論値は高いトゲデマルを先発に。
控えにはガブリアスやギャラドスを見れるシルヴァディとグソクムシとギャラドス以外には通りの良いオニシズクモを選出しました。
相手の初手はウツロイド、こちらはトゲデマル。
幸先よく読み勝ちました。
ですがガブ以外ならやることは決まっております。
ほっぺすりすりでマヒ撒きです。
すると相手はギルガルドに変更、ガルドに麻痺が入ります。
そして次ターン先攻はこちら、びりびりちくちくで怯みを狙います。
「怯めッ!」
アニポケよろしく皆で応援します。普通にガルドは動きます。剣の舞ですって。
お、相手悠長勢かぁ~?試行回数おいしいです。
もう1度びりびりちくちくで怯みを狙います。普通にガルドは動きます。シャドクロですって。
剣の舞シャドクロで大ダメージを食らいますがトゲデマルの特性は頑丈。HP1で耐えます。
試行回数稼いだ運ゲは運ゲではありません。もう1度怯みを狙います。まぁ影撃ちで死ぬんですけどね。
なんやこの糞ポケ!はぁ~つっかえ!
気を取り直してシルヴァディを出します。
地面タイプになってますしシャドーボール搭載。ガルドはカモです。
キングシールドを挟んでシールドフォルムに戻ったギルガルドにシャドーボール。
「お相手氏~、地面タイプ相手に突っ張りとかシルヴァディを舐めすぎでは~?」
トゲデマルの攻撃でガルドのHPは6割ちょっと。シャドーボールで消し去ってやるぜ!
普通にギルガルドは耐えます。弱点保険発動。ACが2段階アップ。シャドクロですって。
相手「ギルガルドの耐久舐めすぎでは~?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
クソガンモが!!!
オニシズクモ?耐える訳ねーだろ4段階アップシャドクロなんて!!

数戦後、選出しづらいし選出しても自覚が足らないトゲデマルを解雇してガラガラを採用。
新パーティでレートに再び挑戦。
トリックルームからのガラガラで抜きを目指します…が、トリックルームのターン数がすごく絶妙でガラガラだけで全抜きは難しい。
天候パと違ってトリックルームは技発動なので本当に速攻で試合を決める必要があります。
特性でトリックルーム発動する奴追加して…追加したらゲームが壊れるから仕方ないか。
新パーティで数戦、あまりにもギャラドスに弱いことに気付きます。
という訳でさらにパーティを改革。

ギャラを見れてポリ2を粉砕できるマッシブーンと第2回で活躍したチョッキテッカグヤを採用。
もはやピクモンってなんだよ!と言いたくなる面子になってしまいましたがしょうがありません。
勝ちたいんです。
【最終結果】
20戦して8勝12敗
レート1500からレート1467に
ピクモンで初めて負け越してしまいました!!!
あのよぉ~こんなこと言いたかないけどよ~
この飛びイカって奴弱すぎない?
ああああああああああああああああ!!!
(脱糞してもみじ宅出禁になる図)
【SMレート環境考察】



ガブリアス・ギャラドス・ボーマンダのKPが凄まじかった。
地面弱点のポケモンに人権はなく、威嚇から起点にされてしまうポケモンはそれだけで採用理由が減る印象でした。

上記3匹に一応は有利が取れるカプ・コケコも迷ったら入れとけ!レベルで機能するポケモンであるため採用されています。
この4匹が始点となって環境が回っていると感じます。
特にギャラドスやボーマンダは舞われてしまうと全抜きも可能なポケモンなので対策は必須です。
舞ったこの2匹に後出しや死に出しできるポケモンで固める⇒それらのポケモンの選出を抑えるポケモン…といった感じでしょうか。



鋼ポケモンは環境に炎タイプがほとんどいないため流行っていましたが、ドラゴンに炎技を採用する昔ながらの構成が見られ始めたこと、
さらにフェアリー筆頭のカプ・コケコがボルトチェンジでこちらに負担を与えながら引いてしまうのでフェアリー対策で鋼を採用、という構図が成立しづらく
現環境に残っている鋼タイプは炎技を採用していないガブリアスに行けるテッカグヤ、ポリ2を剣の舞で無理やり起点にするハッサム、同じくポリ2を毒守で封殺できるギルガルドの3択に落ち着いた感じがします。
パーティの種類としてはあらゆる構築に対応できるスタンダードパーティが主流で、他に壁張りを筆頭とした抜き系の構築や天候パも若干見られます。
壁張りとしては上記のカプ・コケコなどの他にアローラキュウコンが優秀な壁張りオーロラベールを使えるので、霰パでなくともキュウコン入りの構築を見かけます。
抜き構築は今までのように優秀な積技を利用して全抜きを目指すポケモンも多いですが、イーブイのナインエボルブーストやナマコブシのZ技などをバトンするタイプも多いです。
今作はメガシンカだけでなく高火力のZ技も追加されたので等倍での数値受けや生半可な耐性受けは機能しづらくなっています。
そうした中でサイクル戦主体の構築は余程考えた構成でないと勝ちを拾いづらく、ある程度やることが決まっている抜き構築や天候パが好まれているということでしょう。
シーズン1も残り僅かです。
バンクが解禁されると未解禁だけなく既存のポケモンでも教え技によって環境入りするポケモンも増えてきます。
どんな環境になるかブランクの長い自分では想像が付かないですが、より多様に、複雑になることは想像に難くありません。
【最後に】
えー、言ってませんでしたがこのピクモン。本日が最終回になります。
理由はもうそれぞれがパーティを作れる位に時間が経過したこと。
そして何より
今回初めてピクモンで負け越したからです!
もう負けたくないので来年からは恥も外聞も捨てて厨パを使っていきます。
以上です。
来年からはまた以前のように調整案やパーティ紹介をしていきたいのですが、如何せんリアルの性で厳選が捗らないのが辛い。
でも久しぶりにやるポケモンが楽しすぎるので仕事の時間を削って頑張っていきます。
では今回はこの辺で。失礼いたします。

酒を呑みながらのポケモンは楽しいぞぉ~
まっっったく勝てないけどな!!!
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