群馬大学GA研究会 なんでもにっき

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【Splatoon】スプラトゥーンの魅力と感想と立ち回りに関するあれこれ【簡易攻略】

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巷で大人気のスプラトゥーン
このビッグウェーブに乗るためにWiiU本体と合わせて購入した人も多いのではないでしょうか?

今回はそんなスプラトゥーンの魅力や感想、ネットで収集した「勝つための立ち回り方」なんかを書いてみます
(ただし立ち回りに関してはへっぽこな腕前&ゲーム黎明期であるため必ずしも正しい内容とは限りません)

(編集者:飛びイカ)


【スプラトゥーンとは?】



任天堂WiiU専用の色塗りTPSゲームのこと
TPSとは三人称視点のシューティングのことを指します
プレイヤーは4対4の2つのチームに別れたのち、
様々な種類のある色つき水鉄砲を持って、地面に色を塗ったり(陣地拡大)
対戦相手を倒し勝利を目指します

他のTPSとの最大の違いは勝利条件
この手のゲームの場合、一般的には対戦相手を多く倒した方が勝ったり、有利になる物がほとんどですが
このゲームの場合は「より広く地面に色を塗った方が勝ち」となります
あくまで対戦相手を倒すことは陣地拡大のための手段であり、主目的ではないのです


【誰でも楽しめるシューティング】

FPS(一人称視点シューティング)やTPSをやったことがある人は経験があると思います
「味方の勝利に貢献できなかった」
「チームの敗北の戦犯は…オレ!?」

シューティングゲームでは対戦相手を倒すことに重きが置かれています
それはつまり、相手を1人も倒せなかったり、逆に倒されまくっている人は
チームにとって〝お荷物〟でしかありません

チームに迷惑をかけてしまう恐怖やチームメイトが役に立たないイライラは
シューティングというゲームを忌避するのに十分な理由となってしまいます


しかし、そんなシューティングに一石を投じることとなったのがこのスプラトゥーンなのではないかと思います
対戦相手を倒すことが目的ではなく、地面に色を塗ることが重要なこのゲーム
極端なことを言えば誰も倒せず、逆に倒されまくってしまっても、チームに貢献できるのです

それはつまり「下手クソでも楽しめるゲーム」と言うことです

床を塗る、という誰でも出来る行動がチームの勝利の礎となる訳ですから
敵を倒すことが下手なチームメイトにもイライラしなくて済みます

このゲーム性は革新的で、文字通り「世界を塗り替えなイカ!?」と言ったところでしょう



【色を塗る楽しさ、分かりやすさ】

陣地を広げるためには地面に色を塗らなければならない、というのがこのスプラトゥーンですが
その視覚的効果もよく考えられていると思います

まず、色を塗るというシンプルな行動が楽しい
対戦が行われるフィールドは戦場や荒れ地などではなく、普段の生活でも目にすることがあるような「現代社会の一角」
現実ならそんな所で色つき水鉄砲を撃ったら怒られますが、このゲームなら怒られるどころか褒められます

普通の街並みが非日常に塗り替えられていく様は、なかなかどうしてプレイヤーの童心や悪戯心を呼び起こします

さらに自陣には自分たちの色、敵陣には敵の色、と別れているので
シューティング初心者が掴みにくい「ライン(戦線)」の存在を視覚化したことはあまりにも大きな功績だと思います

自陣の色と敵陣の色の境界線は最前線であり、それを押し合っていくイメージが初心者にも分かりやすい
さらに全体マップがゲームパッドに表示されており、色の移り変わりもリアルタイムで反映されます
そのため、敵が発砲すれば色が変わり、敵の大体の場所も分かります
「現在の戦況」「最前線はどこか」「敵はどこか」

シューティングで重要な立ち回りに関する情報が、色塗りという手法を取ることで視覚化され
初心者の人が陥りがちな、戦線を無視した特攻や、敵がいない的外れな場所での防衛が起こりにくくなっています




【地味に奥深いゲーム性】

相手を倒さず色を塗るゲーム
それが万人に楽しめるのは分かったが、果たしてコアなゲーマーは満足しないのでなイカ?
そんな風に考える人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです

勝利条件こそ他のシューティングと異なりますが、色を塗るという目的がある以上
そこにはセオリーが存在しますし、このゲームを理解しているかが結果に如実に反映されます
重要なのはここ

ゲームの腕前が結果に反映されるのではなく、ゲームへの理解度が結果に反映されるのです

その理解度とは、自身が選択した武器の特徴、ステージの構造といった事前に把握できる物から
初顔合わせのチームメイトの武器とそれによる連携を踏まえた戦い方、戦況の把握、時間の使い方
味方に自分のやりたい事やこう動いて欲しいという事を自身の行動で示せるか…など多岐にわたります

特にこのゲームは武器の種類によって戦い方が大きく変わり、さらに味方の編成もランダムで
味方がどの武器を持っているかは始まるまで分かりません
ゲームが始まったら自分の武器のセオリーに従いつつ、味方の武器の偏りによっては
そのセオリーを崩した立ち回りもこなす柔軟さが求められます


このような状況判断能力や立ち回りの妙など、詰められる=やり込める要素があるので
コアなゲームファンにも安心して勧められるゲームだと思います


【欠点】

ここまでべた褒めしましたが、少しながら不満な点もあります

○オンラインによる4対4のチーム戦闘なので、人が集まるまで始まらない

現在はかなりの人数がこのゲームを遊んでいるのでマッチングに困りませんが
人数が8人集まらないと再度マッチング募集をかけなければなりません
7人まで集まったのに、募集時間が過ぎたので解散⇒再度検索の流れは面倒です

しかも一度マッチング募集を掛けると、8人集まってゲームが始まるか
募集時間が過ぎるまで前の画面へ戻れないのはかなり糞
他ゲーで可能な「マッチングされないから一度戻って再度検索するか~」が出来ない

また、募集最中に相手との回線が切れて戻されることが結構あります
僕の回線が脆弱な性かもしれないけど(有線LANだけどね)


○フレンドだけで対戦できない(らしい)

なんかフレンドだけでチーム作って対戦とか出来ないらしいです
僕はフレンドがいないので良く分かりません


○ステージが(現状)少ない

現在遊べるステージは5ステージ
その中から時間によってステージが決まり、実質遊べるのは2ステージ
4時間ごとに遊べる2ステージは変わります

遊べるステージが少ないという不満だけど、一応これには理由があって
このゲームの武器はかなりピンキーな物ばかりで、ステージ相性がかなり出ます
あらかじめ闘うステージが搾られてないと、武器チョイスが運まかせになるからでしょう

無料アップデートでステージは増えるらしいので今後に期待


○武器変更が部屋を抜けてからでないと出来ない

新しい武器を手に入れたので試してみたが、思っていたよりも微妙
前使ってた武器に戻そう⇒部屋を出なければ変えられません(デデドン)

上述の通りマッチング募集が少し煩わしいのも相まってイラッとする
頻繁に武器チェンしたい人や、自分のメイン武器を決めかねている人には猶更



【総評】

このゲームの為にWiiUを買っても損はない出来
普段シューティングをやらない人やシューティングに挫折した人におススメ


以上です


ステマが酷い、とか言われてるスプラトゥーンですが
ステマに耐えうる出来のゲームだと思います
オンライン人口が多い今のうちにさっさと買って楽しむのが吉だと思いました







ここからは実際にプレイ&ネットで得た知識を元に簡単な立ち回りを書いてみます
最初にも書きましたが、自分は糞雑魚&発売して日が浅いので間違っているかもしれません


【武器について】

このゲームには4つのメイン武器と10種のサブ武器と7つのスペシャル武器があります
選べるのはメイン武器だけで、サブとスペシャルはメインにセットで付いています
ここではメインのみ解説します

[シューター]

アサルトライフルのようにインクを連射できます
様々な状況に対応しやすく、対人戦闘だけでなく塗りもやりやすい
近・中距離戦が得意

主に前線に位置づけ、ラインを押したり、ラインを押す敵を追いやったり倒すのが目的


[ブラスター]

インクの弾を発射し一定距離を進むと爆発してインクが広がります
爆発の中心部に敵を当てると、ほぼ1撃で相手を倒すことが出来ます
ただし射程や連射に難があり、塗りの効率もよくありません
近距離が得意

インクの中を泳いで相手に近づき、1撃で倒すのが目的
遊撃兵的な位置づけ


[チャージャー]

ZRボタンを押し続けてチャージする高威力の一撃を行う銃です
最大までチャージすると威力がアップし、射程距離も大幅に長くなります
いわゆるスナイパー的な銃ですが、他ゲーのように超長距離までは狙えません
中・遠距離が得意

前線から1歩下がって持ち前の射程で塗りを行い、シューターなどが撃ち漏らした敵を倒すのが目的


[ローラー]

普段はZR押しっぱなしでローラーにして塗り進み、
ZRボタンを押すことでインクを振り飛ばして離れた相手にも攻撃できる武器
塗りもショットも威力が高く、当たれば(轢ければ)1撃で相手を倒せます
近距離が得意

序盤は自陣の塗りムラを埋めつつスペシャルを溜め
後半は優秀なスペシャルを盾に敵陣に特攻しポイントを奪い取っていくのが目的



【各種マップについて】

現在5種類のマップが公開されていますが、実は基本的な構造は各マップほぼ同じ

スプラトゥーン基本マップ

図のようにマップ中央には広場があり、そこへ続く道は大体3本あります
広場は地形的に低く、他の場所から見やすいことが多いです

メインストリートは最も広く防衛に適した場所です
ただしここまで敵のラインが上がっていると抜け道への派生も難しくなり、かなり厳しい戦いになるので
ここは最終防衛ラインとし、戦線は広場の中央から自陣寄り辺りに張ると良いでしょう

抜け道Aは広場に出られる小さな道で、およそ高い位置になっています
上から広場内の敵を狙えますが、自陣寄りなのでラインを上げようとする敵への迎撃ポイントとなるでしょう

抜け道Bはより広場中央に近い位置へ続く道です
ただし敵陣までは続いていません
ここではメインストリートでの戦線維持の補佐や、ライン上げを行います
高台にあるので地の利はありますが、目立ちやすくボムなどの投擲武器のまとにされやすいです

復活場所は自陣の最奥にあります
最も高い場所にあり、ここまで特攻できる敵はいません

すぐ傍には広場ほどではないですが道と広場の中間のような小広場があります
ここが相手色に染まっているとポイント的に負け濃厚なので、適宜塗り直しが必要になります


【セオリー】

まずゲームが始まったら、自チームの武器構成を覚え、おおよその作戦を立てます
(例えば極端ですが、全員がローラーだとラインを押され気味になるので)
(自分が先に広場に行き前線を死守、後から来る味方にスペシャルを溜めてもらってラインを上げていく、など)

次に味方の武器構成がそこまで偏っていない場合は、それぞれの武器にそった立ち回りを行います

具体的には

シューター前線維持をするためにいち早く広場へ。自陣の塗はローラーなどに任せる
      最速で広場に到達するためメインストリートを使う
      ラインは押しすぎず下がりすぎないよう対応。ローラーがいる場合は敵を殺し過ぎず
      前線にくぎ付けに出来ると良い(終盤ローラーが敵陣に突貫しやすくなるため)

ブラスター…活躍できる時期は中盤以降の乱戦時。序盤は自陣を塗りつつスペシャルを溜める
      中盤以降は乱戦という名の均衡状態になりがちなので、イカで移動しつつ相手に攻め入り状況を好転させる
      シューターは中距離での牽制が多くなりがちなので、自分が勝ちを呼び込む位のつもりで攻める

チャージャー…シューター同様広場を目指すのは変わらないが、こちらは抜け道を主に使っていく
       高台からの狙撃で牽制しつつ、危なくなったら下がる
       他ゲーのように芋スナになれないゲームなので、狙撃しつつ常に動く必要がある
       メインから道を作るように撃つことで、他の武器のサポートをしたりなど
       立ち回りの上手さとエイム(狙い)の上手さを両立させないと使いこなせない

ローラー…他の武器は広場に向かう事が目的だが、ローラーは自陣内の塗りと補修が仕事
     ローラーの数にもよるが自陣内を濡ればスペシャルが溜まるはず
     中盤から後半で場が拮抗してきたら優秀なスペシャルを駆使して敵陣に侵入し
     自分色に染めるのが良い
     敵が自分に群がれば前線が動くし、放置されるならポイントがもりもり貯まる
     立ち回りがスペシャル頼みな所があるので、殺されそうになったらさっさと逃げるべし


これらのセオリーに沿って行動するのが良いですが、前に出過ぎるローラーや
自陣塗りに熱心なシューターなどがいた場合は適宜自身の行動を変えられるとチームを勝利に導きやすいかと思います


また敵の前線が広場を抜け、メインストリートまで突出してしまった場合は抜け道を上手く使って挟撃を狙いましょう
戦線を放棄して敵の陣地奥へ行き、色を塗り返す人もいますが、時間的にポイント差で負けます
敵の前線が前に出た場合は丁寧に押し返した方が良いと思います



【残り10秒の攻防】

マップの項でも説明しましたが、前線は広場中央から少し自陣寄り辺りに展開した方が良いです
その位置ならば、相手のメインストリートからの(ひよった)牽制は届かず
当たるのは相手側の2つの抜け道からの攻撃がほとんど
2か所からの攻撃ならば対応しやすく、前線を維持しやすいからです

これが前線を相手のメインストリート付近まで上げてしまうと、メイン・A・Bの3方向からの攻撃となり
対処が難しくなってしまうからです


では最後まで広場中央で牽制合戦をしてればいいかと言うとそうでもありません
残り1分位になると負けている方はラインを無理やり上げに来ます
しかしこれは前衛がきちんと仕事をすればこれはそこまで脅威ではありません
万が一押し込まれてもメイン・A・Bの3方向から挟んで処理できます

問題なのは残り10秒辺りの特攻
ここでの特攻はスペシャル武器と合わせた攻撃がほとんどであるため、対処が間に合わないことがあります
例えば「スプラローラーコラボ」のスペシャル武器「ダイオウイカ」で戦線をこじ開け
復活場所近くの小広場を塗ったり
スペシャル武器の「バリア」を張って攻め入ったり、終了間際に「トルネード」を発動したり…などです

これらスペシャル武器を合わせたタイムアップ間際の攻撃は阻止することが困難です

しかし逆を言えば、味方のスペシャル武器を絡めた攻撃も有効であるため
相手がそういった逆転系スペシャル武器を持っている場合は、
こちらもタイムアップ間際までスペシャルを温存しカウンターの要領で発動させていく事を狙いましょう

もちろん相手がそれを見越して、残り1分ごろから塗りではなくキルを優先してくるかもしれませんが、
そこは読み合いと実際の状況に左右されます


以上です


本当ならおススメ武器とかも書きたかったんですが、まだ自分もランク20まで行けてないのでここまでです
このゲームはエイム(狙い)の上手さよりも立ち回りの上手さが際立つゲームですので
今回書かせていただいた内容が少しでも参考になれば幸いです

それでは今回はこの辺で
ノシ
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COMMENT

お願いしますお願いしますお願いし

お願いします。スマブラ(できれば最新作)の大会を開催して下さい。文化祭でやれば絶対賑わいますし、文化祭でなくても前々から告知していただければ人数は集まると思うのです。(なにせあのスマブラなので)
参加費をとって景品を設けるもよし、はたまたサークル費にしてもよし。
なによりサークルの名前も売れますしこういうのが定期的に行われるようになれば群大の隠れゲーマー達もたいそう喜ぶと思います。はい喜びます、確実に。
お願いしますお願いしますお願いしますなんでもしますから(しますから)

| たこやきマントマン | 2015/06/08 18:20 | URL |

ご意見ありがとうございます

文化祭で何をやるかまだまだ未定ですが、高確率でスマブラ4は出し物になると思います
大会に関しては日程の調整などがあり明言は出来ませんが
意見が出た時点で無視はされないと思います

現在は20日の新歓や夏休みの予定などを決めることを優先しているので
文化祭についての話し合いは後期会合(10月以降)からになると思います
その際に議題に出して、きちんと検討していきたいと思います

また、20日の新歓にて簡易なスマブラ大会も企画されています
これはお遊び&顔合わせに近く、ガチガチな大会ではなくワイワイと楽しむ物になると思います
たこやきマントマンさんの望む形式ではないかもしれませんが、興味があればいらして下さい
新歓と銘打ってますが、新規参入者の自己紹介も兼ねてますから新入生でなくても構いません
(ただし大会だけの参加は不可で新歓参加が必須ですけど)

この度は貴重な意見ありがとうございます
今後ともGA研究会をよろしくお願いします
新歓に参加される場合はBBSのスレッドやブログの該当記事に参加表明をお願い致します

それでは失礼致します

| 飛びイカ | 2015/06/10 20:45 | URL | ≫ EDIT















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