アニメで分かる全球降水観測計画
GPM(Global Precipitation Measurement)計画とは、日本語に直せば「全球降水観測計画」を意味し、
1機のコア衛星と、マイクロ波放射計を搭載した複数機のコンステレーション衛星によって、
全球降水の高精度 ・ 高頻度観測を実現しようという国際協力ミッションです。
●水資源の管理
●天気予報の精度向上
●洪水の警報
●異常気象の解明
といった各分野での観測情報の利用が期待されています。

← GPM主衛星のイメージ
GPM計画は現在も軌道上で観測に当たっている熱帯降雨観測衛星「TRMM」('97年打上げ)の後継 ・ 発展となる計画で、
●衛星本体はアメリカで製作(日本製の観測機器も搭載)
●打上げは日本が担当
という2点も踏襲しています。
打上げ場所が日本である以上、当然使うのは日本のロケット。
「TRMM」の際は先代のH-IIロケットでしたが、今回は現行の国産主力機 ・ H-IIAロケットが打上げを担います。
形態は「H2A202型」、フェアリングは「4S型」という極めてオーソドックスなH-IIAです。
打上げ予定日である2月28日(金)を控え、種子島では準備が進んでいます(画像右)。
さて、私がこれ以上小難しい文章を書いていっても誰得ですので、この先の解説は アニメ に任せましょう!
これは宇衛座はるか(CV : 竹内恵美子)とソフィア ・ シグレー(CV : 上田麗奈)という2人の女性を軸に、
GPM主衛星のミッションを解説する6分39秒に渡る公式アニメーション ・ ムービーです。
アニメーション制作は種子島を舞台とする「ROBOTICS;NOTES」のProduction I.G・・・・・・・・・
ではなく、「STEINS;GATE」のWHITE FOXです。
実際の打上げまでこのムービーを見て待ちましょう。

やはり文章より映像の方が理解し易いね。
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