群馬大学GA研究会 なんでもにっき

群馬大学サークル「GA研究会」です。会合記録や イベントレポート、個々人の研究、突発企画なども書いていきます。お楽しみに!

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【ポケモンXY】サンプルパーティ:とんぼルチェン(対面系)【パーティ晒し】

前の積技サイクルよりも練ったパーティ
今回はとんぼルチェン構築です

いざレートで試そう!と意気込んだ日にあのツールの性で…
バンギラスガブリアスハッサムWロトムファイアローキノガッサ
バンギラス/ガブリアス/ハッサム/Wロトム/ファイアロー/キノガッサ
ポケモン技1技2技3技4持ち物性格
バンギラス噛み砕くストーンエッジ地震竜の舞バンギラスナイト意地っ張り
ガブリアス逆鱗地震ストーンエッジアイアンヘッド拘りスカーフ陽気
ハッサムとんぼ返りバレットパンチ電光石火ツバメ返し拘り鉢巻意地っ張り
Wロトムハイドロポンプボルトチェンジ鬼火眠るカゴの実図太い
ファイアローブレイブバードフレアドライブとんぼ返り剣の舞命の珠意地っ張り
キノガッサ種マシンガンマッハパンチ岩石封じキノコの胞子気合の襷陽気

勝率はフリー30戦28勝2敗(あと何回か切断されたw)
フリーでの勝率はあまり意味を成しませんが、レート勢っぽい人もたくさん居たので普段よりも信用できるかと
伝説厨・レート難民・マイオナ厨をボコボコにしてきましたw

とんぼルチェン構築ではありますが、どちらかと言うと対面系のパーティだと思います

以下、解説

(編集者:飛びイカ


【概要】

とんぼルチェン構築とは、相手に当てると自身が交換となる「とんぼがえり」と「ボルトチェンジ」を駆使し
有利な相手には大ダメージ、不利な相手にはダメージを与えつつ逃げることでアドを維持しつつ試合運びが出来る構築のことです

今回はとんぼ返り要因にハッサム・ファイアロー、ボルトチェンジ要因にWロトムを採用(以下Wロトムはロトムと表記)

ハッサムとロトムのとんぼルチェンは第5世代から有名でしたが、この2匹のポケモンは互いに相性補完が優秀であり
ハッサムに通る攻撃はロトムが半減、ロトムに通る攻撃はハッサムが半減となり
この2匹でくるくるとサイクルを回すことで、安定行動を通しながら相手パーティに負担をかけることが出来ます

このように優秀なハッサム・ロトムのとんぼルチェンですが、第6世代ではハッサムの技が通りにくいギルガルドなどが登場し、
また耐性面でも鋼に霊・悪が等倍となったことからハッサムの場持ちのしやすさや選出縛りが若干低くなった印象を持ちました

一方ロトムの方はタイプ:フェアリーの登場により、ドラゴンポケモンに拘り系アイテムの採用や
技が固定される逆鱗が気軽に打てなくなった影響で
今までドラゴンの数値によって処理されてきたロトムは中々落ち辛くなり、相対的に強化された印象を持ちました

そこで今回の構築では、一抹の不安を覚えるハッサムをサポートする意味でファイアローを採用
ファイアローはとんぼ返りを覚えるという点でとんぼルチェン構築に組み込めることはもちろん
夢特性「疾風の翼」で先制で飛行技を撃てるので、とんぼルチェンで疲弊した相手を確実に仕留めることができ
とんぼルチェン構築にとても噛み合ったポケモンであると思います


ハッサム・ロトム・ファイアローのとんぼルチェンでサイクルを回しつつ、有利な試合運びが出来るようなパーティに仕上がったと思います



【とんぼルチェン構築の弱点とその対策】

概要にも書いたようにとんぼルチェン構築はアドを維持しつつ試合運びが出来る強力なパーティではありますが
いくつか弱点(穴)も存在しています

まず1つ目はとんぼ返り・ボルトチェンジという低火力技をメインに立ち回る関係上
相手の積みアタッカーに隙を見せやすい、という点です

とんぼルチェンでは苦手な相手との対峙にて、とんぼルチェンで逃げつつ再びアドを取りにいきますが
この際に相手の積みアタッカーが積技を使って自己強化してしまうと、まとめて一掃されてしまう危険が出てきてしまうのです

2つ目の弱点としては、これまたとんぼルチェンの低火力故に起こる問題で
相手を崩すスピードが遅いため、高耐久なポケモンや回復技を持ったポケモンに苦戦しやすく
自身よりもサイクル性能の高い受けループなどにジリ貧となりやすくなってしまいます
(受けループ側も有利な対面が出来ないとんぼルチェンはうざったく感じるようですが)

つまりとんぼルチェンの問題点とは、こちらのサイクルをまとめて吹っ飛ばす積みアタッカーに弱いこと
自身よりもサイクル性能の高い受けループに苦戦しやすいということです

そこで今回の構築では、相手の積みアタッカーに対してストッパーとなれるスカーフガブリアス
受けループに強いポケモンとして竜舞バンギラス
そして、そのどちらもある程度こなせる襷テクニガッサを採用しました

とんぼルチェン&スカーフガブリアスは第5世代にも見られた組み合わせで
とんぼルチェンに対して積技を使って抜きを狙う相手に対して、
スカガブで上から殴ることで展開を阻止することが可能です
さらに小回りが利きづらい拘りガブですが、とんぼルチェンを駆使すれば場に降臨しやすく
何度もガブの攻撃回数を稼ぐことも出来るようになります

竜舞バンギラスは受けループに強いポケモンとして、一時注目されたポケモンで
そもそも指数の高い岩技は、受けループを構成する面子では半減が難しく
攻撃性能が低い受けループはバンギラスの竜舞を妨げることが困難で、
少しでも隙を見せれば受けループを構成するサイクルを崩壊に持っていけます
今回は攻撃力&積みやすさを考慮して、意地っ張り竜舞メガバンギラスを採用
相手の生半可な攻撃を耐え、1度の舞から相手に高い負担を与える姿は正にラスボスと言えるでしょう

最後に、上記のストッパー兼受けループにも強いポケモンとして襷テクニガッサを採用
テクニガッサは先制技のマッハパンチによって削れた相手を仕留めやすくストッパー兼抜き役が可能であり
また、格闘技&草技&キノコの胞子という範囲の広さで受けループを構成する多くのポケモンに有利に立ち回る事が出来ます

ガッサは今作で弱体化されましたが、ファイアローの苦手とされる相手のロトムやバンギラスに対して強いというのも評価できます

さらに、ガッサの存在は相手の選出を強力に縛り、ガッサに強いポケモンを初手に呼び込みがちですが
それらガッサに強いポケモンは〝メガバンギの起点になるポケモン〟であることが多いので
とんぼルチェンに限らず、バンギ・ガッサ・ファイアローといった対面系の選出も取ることが出来ます

苦手な戦法にメタを張りつつ、相手によって柔軟に選出を出来るような構築になっていると思います




【個別解説】

採用順に書いていきます

[Wロトム] 性格:図太い(攻撃↓防御↑)

「ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/鬼火/眠る」@カゴの実

実数値:H157(252)-B174(252)-C125-D128(4)-S106


図太いHBロトム
ボルトチェンジ要員

概要でも書いたようにロトムは拘り竜にゴリ押しされることが少なくなり相対的に強化
さらに現環境ではファイアロー対策が絶対条件であり、
ファイアローに受けだししてからボルトチェンジで有利に試合を進められる点は非常に優秀
今回は相手のファイアローへの受けだし回数を考慮して、図太いHB特化にしました
またB特化することでメガガルーラの恩返し&鬼火状態の恩返しを耐えることが可能です

ただ、ロトムは強いポケモンではありますが、種族知的には中堅勢であり
安定した再生回復手段もないので何でもかんでも受けていると疲弊しがちです

そこで完全回復の眠ると持ち物にカゴの実を採用
全体的に耐久が足らない面子で組んでいますので、ロトムにねむカゴを仕込む事で粘り続けることを可能にさせました
特にこの構築では物理ポケが大半を占めており、相手の物理受けを強く呼び込みます
ロトムが早々に死んでしまうと物理受けに対する打点が不足してしまうので、回復手段は必須だと思います

また、カゴの実を持たせることは、メガシンカを得たことで圧倒的耐久力を得たフシギバナに対して
眠り粉を気にせずボルトチェンジをすることが出来るようになるのも強みだと思います

鬼火は役割である物理ポケモンへの誤魔化しに
現環境では物理ポケモンの数が多いので、鬼火が最も一貫することも多々あります
眠るで回復しつつ鬼火のスリップダメージを稼ぐことで、ハッサムのバレットパンチ
ファイアローのブレバ、ガブリアスの攻撃などの上からの打点に収めるといった戦い方も出来ます







[ハッサム] 性格:意地っ張り(攻撃↑特攻↓)

「とんぼ返り/バレットパンチ/電光石火/燕返し」@拘り鉢巻き

実数値:H147(12)-A198(236)-B121(4)-D101(4)-S117(252)

○バレットパンチでB4振りガブ(実値H183-B116)を乱数2発(91.4%で突破)

○ツバメ返しでHB特化メガフシギバナ(実値H187-B192)を確定2(割合56.6%~67.3%

○ツバメ返し&とんぼ返りでH252振りメガフシギバナ(実値H187-B143)を確定

○補正ありA252振りファイアロー(実値A146)の鉢巻ブレイブバードを93,7%耐え

○実値A198=11n(補正による切り捨てなし)


AS鉢巻きハッサム
とんぼ返り要員①

最初はハッサムの持ち物をオッカの実を持たせた物を使っていましたが
概要にも書いたようにとんぼルチェンは相手に積みの機会を与えやすく、
素の攻撃性能が低いハッサムは選出しづらく感じたのでHA鉢巻きハッサムを採用しました
しかし今度はロトムの苦手なフシギバナに投げた際に先制でめざ炎を貰う結果に…

そこで改善案としてAS鉢巻きハッサムの採用と相成ったのです

AS鉢巻きハッサム自体は第5世代からあったネタですが(自分はつい最近知りましたw)
ハッサムのSを振ることで、フシギバナとの対面で思考停止に技を選択することが可能
例えばとんぼ返りに対して相手が居座れば、めざ炎や眠り粉を読むことができ
逆に交換を選んだのであれば、とんぼルチェンのセオリー通りアドを維持しつつ攻めを継続できます


先制とんぼは強い(確信)

技構成ですが、とんぼとバレットは言うまでもなく確定
電光石火は鉢巻きハッサムでは準確定に近い技で、バレットの通りづらい炎・電・水タイプに等倍で入り
終盤ならばバレットよりも抜き性能が高くなる技です

最後の燕返しは、このハッサムのメタ先のフシギバナに最大で入る技であると共に
構築全体で重くなってしまう物理受けブリガロンに刺さる技です
ブリガロンの数自体はそこまで多くありませんが、ハッサムに燕返しがないとファイアローの選出を強要されてしまうので
選出幅を広げる意味でもほぼ必須技だと思いました






[ファイアロー] 性格:意地っ張り(攻撃↑特攻↓)

「ブレイブバード/フレアドライブ/とんぼ返り/剣の舞」@命の珠

実数値:H159(44)-A146(252)-B91-D89-S173(212)

○実値H15910n-1かつ16n-1

○実値S173=最速105属抜き


抜きも狙える珠ASベースファイアロー
とんぼ返り要員②

特性「疾風の翼」で先制で飛行技を撃つことができ、とんぼ返りも覚える
タイプは違いますがハッサムと似たような動かし方が出来るポケモン

ファイアロー自体の対策は割と容易と言われていますが、選出を強烈に縛るポケモンであり
同じく選出を縛るガッサとの相性補完も優秀で、この2匹が並ぶことで相手に嫌な択を迫る事が出来ます

この構築では相手のガブリアスが少し重めであるので、素早さに振り
ガブに対しても先制でとんぼ返りが出来る調整を使用
調整自体はテンプレです

ファイアローがいるだけで相手の格闘・虫・草は出てき辛くなり
その結果、バンギラスの展開がしやすくなります
ハッサム・ロトム・ファイアローのとんぼルチェンも強いですが
選出縛りからのバンギで高い負担を与え、ファイアロー・ガッサの先制技で縛っていくのも強いです

技構成ですが、ブレバ・フレドラ・とんぼは確定
最後の剣の舞ですが、どうやらこの枠は鬼火となることが一般的なようです
しかしこの構築ではガッサがおり、ファイアローが鬼火を当てたい面子はガッサが胞子を当てたい面子でもあります
なので今回は隙を見せた相手に対して一転攻勢を狙える剣の舞の採用となりました

剣の舞の枠を寝言にすることでフシギバナに対して大分強くなります
特にこの構築のハッサムは先制でバナから逃げることになるので、バナのめざ炎・眠り粉の有無を気にせず
ハッサムから繋げられるようになるために、寝言の採用もありだと思います


ただ、「剣の舞があったから勝てた試合」>「寝言があれば勝てた試合」であるのでこのままでも無問題だと思います





[ガブリアス] 性格:陽気(特攻↓素早さ↑)

「逆鱗/地震/ストーンエッジ/アイアンヘッド」@拘りスカーフ

実数値:H183-A182(252)-B116(4)-D105-S169(252)


陽気ASスカーフガブリアス
特性は役割を考えて鮫肌としました

とんぼルチェン構築の弱みとなる相手の抜きポケに対して、死に出しないし後攻とんぼルチェンで降臨し
上から殴ることでストッパーとなります
拘りスカーフガブの欠点は小回りが利きづらくなることですが、とんぼルチェンではその欠点をカバーできます

スカガブで度々議論となるのが性格を意地っ張りにするか陽気にするか
今回の構築はとんぼルチェン構築であり、ロトム&ハッサムを突破しうるポケモンとしては
メガリザードンXやウルガモスなどのS100属が考えられました
当たり前ですが意地っ張りガブリアスではこれら100属のポケモンが積んだ際に抜かすことが出来ないので
この構築においては意地っ張りガブではなく陽気ガブを採用しています

技構成はスカガブのテンプレだと思われる4つを採用
個人的に岩技は地震をスカしてくる飛行や浮遊に対して序盤に撃つものだと思っています(終盤なら逆鱗でいい)
命中を優先した岩雪崩も考えましたが上記のとおり「岩技は序盤に撃つもの」という意識があったので威力の高いエッジとしました
アイアンヘッドは逆鱗を無効化するフェアリーに対して撃つものですが、
相手のバンギとの対峙、後ろに飛行ないしフェアリーがいるという場面で
相手の交換or突っ張りを読まずに撃てる良技だと思います
スカーフで素早さが上がっているので怯みワンチャンも強力です

概要の欄で「フェアリーの性で拘り竜は採用しづらい!!」と書いてるくせにスカガブ採用
採用しづらいだけで弱いとは言ってませんw
スカガブは神なんだよなぁ…

ガブリアス自体はフェアリー登場で逆鱗の一貫性が下がりましたが、めざパの弱体化によって打たれ強くなり
鮫肌による定数ダメも強力で、耐久無振りでもファイアローの鉢巻ブレバを耐えるなど
やっぱガブリアスは主人公だなと思いました






[バンギラス] 性格:意地っ張り(攻撃↑特攻↓)

「ストーンエッジ/噛み砕く/地震/龍の舞」@バンギラスナイト

実数値通常:H175-A204(252)-B131(4)-D120-S113(252)

実数値メガ後:H175-A237(252)-B171(4)-D140-S123(252)


意地っ張りASメガバンギ
とんぼルチェンにおいてジリ貧となりやすい受けループを粉砕する龍舞メガバンギ

普通、竜舞メガバンギでは性格を陽気にして、1舞い後にスカーフ70属
実数値で202になるように最速にしますが
この構築のメガバンギは
①相手の受けループサイクルを崩壊
②序盤での負担増大

を目的として採用されているので、最大まで火力を上げた意地っ張りにしています

なので何でもかんでも竜舞して全抜きを狙うのではなく、
序盤ではサイクルに参加して素の状態で攻撃したりもします

メガシンカをすることで耐久が上昇
耐久方面に努力値を振らずとも1度は行動できるので、竜舞する機会は多いです

また、味方のファイアローやキノガッサと攻めの相性が良く
キノガッサに隙を見せないよう、初手に出て来やすい飛行・超・霊などをバンギが起点にでき
バンギラスの苦手な格闘に対してファイアローが、水に対してキノガッサが強いため

「メガバンギで竜舞して暴れて、残りをファイアローとガッサがブレバとマッパしたら勝った」
なんて試合も多々ありました

ちなみに、意地っ張り竜舞メガバンギラスはメガガルーラのグロウパンチを物ともせず竜舞して
砂ダメ込のエッジで落とせるすごい奴だよ(尚、糞外しは考慮外の模様)






[キノガッサ] 性格:陽気(特攻↓素早さ↑)

「種マシンガン/マッハパンチ/岩石封じ/キノコの胞子」@気合の襷

実数値:H135-A182(252)-B101(4)-D80-S134(252)


陽気ASキノガッサ
ストッパー兼受けループへの嫌がらせ役
岩石封じで抜ける相手が増えるので性格は陽気を選択

キノガッサは今作〝草タイプに胞子が効かない〟という弱体化を受け
第5世代ほどの猛威を振るえなくなりました
しかし岩石封じが威力60命中95に変更されたためテクニ型は若干の強化
襷を持つことで草・闘・岩の広い範囲による安定した戦いが可能になりました

実は最初キノガッサの枠はフシギバナとの選択枠でした
フシギバナはその超耐久ゆえに、ファイアローの逃げ先として優秀で
眠り粉や宿り木などの補助技で、サイクル戦を有利に戦えると考えたからです

けれども実際は相手のファイアローの存在がチラつくと共に
攻撃性能自体が低めなことから、それこそジリ貧となりやすく
何よりもキノガッサの時にマークできていたメガガルーラに対する打点が不足する事態になりました

逆にキノガッサは耐久がなく、襷持ちという点でサイクル戦には不向きですが
メガガルを上から殴れるマッパ、苦手なファイアローを倒せる岩石封じ、超威力の種マシンガン
そしてS下の相手を強烈に縛るキノコの胞子と、圧倒的タイマン性能を誇り
このパーティに組み込むな草枠としては最適解だと感じています

胞子の枠は抜きを狙える剣の舞でもいいかもしれませんが
ガッサが弱体化した影響で環境からガッサが減少したため、
皮肉なことに5世代よりも胞子が一貫するという…
初手に出てきたファイアローを倒したら、後は胞子して終了という試合もありましたw

ちなみに、気合の襷はタイマン性能を向上する持ち物、という認識をされがちですが
低耐久ゆえにサイクルに参加できない奴が強引に1回だけ後出しできる持ち物、という見方もできます






【メガガルーラへのダメ計とか】

とんぼルチェン構築では仲間の攻撃と合わせて相手を落とす、という立ち回りが必然多くなります
ここでは現環境のトップメタであるメガガルーラへのダメ計を載せておきます

(本当はメガバナとガブリアスへのダメ計も載せる気でしたが…僕もう疲れちゃったよ)



[仮想敵:H4振り実値H181-B120-D120メガガルーラ]

メガガルーラで最もうざったいのが先手からの岩雪崩による怯み
また、ガルーラ自体はミラー戦で有利になるように最速ガルが主流だと思うので
今回はH4振りガルを仮想敵にしています
(H252振りガルもいると思いますが、それってガッサで先手とれちゃうんで)


[メガバンギラスのみ]

○+1ストーンエッジ(168~198ダメ)&砂ダメ(11ダメ)=ほぼ確定


[メガバンギラス&キノガッサorファイアローorガブリアス]

○メガバンギの地震(74~88ダメ)&キノガッサのマッパ(104~126ダメ)&砂ダメ(11ダメ)=確定

○メガバンギの地震(74~88ダメ)&ファイアローのブレバ(109~129ダメ)=確定

○メガバンギの地震(74~88ダメ)&ガブリアスの逆鱗(103~123ダメ)&砂ダメ(11ダメ)=確定


※メガバンギの地震でこれだから噛み砕くorエッジなら言わずもがな
抜群付いたガッサのマッパファイアローの珠ブレバガブリアスの逆鱗と覚えておくとよろし


[ハッサム&キノガッサorファイアローorガブリアス]

○ハッサムのバレパン(84~100ダメ)≒メガバンギの地震(74~88ダメ)&砂ダメ(11ダメ)


※よってバレパン当てた後はガッサのマッパorファイアローのブレバorガブの逆鱗縛れる


[ロトム&キノガッサorファイアローorガブリアス]

○ロトムのボルチェン(42~51ダメ)&鬼火2ターン分(22×2=44ダメ)
 ≒ハッサムのバレット≒メガバンギの地震&砂ダメ


※よって鬼火を撒いて次ターンにボルチェンで逃げれば、
 ガッサのマッパorファイアローのブレバorガブの逆鱗縛れる


[ロトム&ハッサム]

○ロトムのボルチェン(42~51ダメ)&鬼火2ターン分(22×2=44ダメ)
 &ハッサムのとんぼ返り(99~117ダメ)=確定


※よって鬼火を撒いて次ターンにボルチェンで逃げれば、ハッサムのとんぼで落とせる(文字持ちには土下座)


[ロトム&ガブリアス]

○ロトムのボルチェン(42~51ダメ)
 &ガブリアスの逆鱗(103~123ダメ)&鮫肌ダメ2回分(22×2=44ダメ)=確定


鬼火の外しが怖い時用。相手が冷ビ持ってたら負け(鮫肌が発動しないので)


[ファイアロー&ガブリアス]

○アローのとんぼ返り(43~51ダメ)
 &ガブリアスの逆鱗(103~123ダメ)&鮫肌ダメ2回分(22×2=44ダメ)=確定


実値C125ロトムのボルチェン≒実値A146ファイアローの珠とんぼ返り
 ただし先行とんぼ返りになるので、色々不安定
 岩雪崩&恩返しは乱数1。恩返し&ふいうちは耐えないので注意が必要


↑ここら辺のダメ割合を覚えておくと対メガガルでおたおたしなくて済みますw
このパーティに限らず、メガガルへの与ダメ計算をしっかりしておくとプランが立てやすくなると思います

ポケモンは知識ゲー



[対メガガルまとめ]

初手メガガルに最大リターンを取るなら、初手バンギを合わせて竜舞→エッジで落とすのが一番
メガガルを落とした後はメガバンギで暴れられるので、その後の状況も良いのがポイント
ただし2割の糞外しとH252振りの可能性もあるので若干リスキー
(H252振りはガッサに先手を取れないので、初手に出てこないでしょうが)

そこそこ安定するのはロトムで鬼火を撒いてからボルチェンで逃げて、
ガッサのマッパorファイアローのブレバorガブの逆鱗で縛ること

ただしこちらも外し15%は考慮しないといけません(それとガブの場合は逆鱗の行動不能が痛い)
また、ロトムが消耗させられてしまうのも見過ごせません

相手の型次第ではロトムでボルチェンして逃げて、ガブの逆鱗と鮫肌ダメで落とすのも中々
ただしガブVSガルーラの対峙に、相手が付き合ってくれるかが謎
また非接触技でガブを倒せる冷ビ持ちは無理

相手の行動次第ではファイアローのとんぼ返りで逃げて、ガブの逆鱗と鮫肌ダメで落とすのも可能
ただし岩雪崩&恩返しは乱数1。恩返し&ふいうちを耐えないので、あくまでワンチャン用
(こういう時に鬼火が欲しくなるw)

相打ち上等ならガブリアスを初手に置いて地震ないし逆鱗を撃てば鮫肌と合わせて突破可能
しかしこれはガブを失う結果になる公算大

また、七面倒なことを考えないで初手ハッサムのとんぼから入れば
大体の攻撃の圏内に収まります

ただ大文字持ちも増えている、というか必須級になってきているので
安全択を取るならバレット2発撃つのもワンチャン
バレット2発撃つことで67.6%の確率で突破できるので
1発目のダメージを見てからその後の方針を決めていけます



ここまで長々メガガルーラの対応を書きましたが、メガガルーラに対する安定対策は存在しません()
メガガルは技の種類が優秀で後出しや対面で安定するポケモンはいませんし
格闘ポケモンは相方に採用されがちなファイアローが厳しくなるからです

ただ単ノーマルという役割の持ち辛さ、後出しのしにくさが1つの弱点となりうるので
そこを上手く付けるかが勝負のカギになってくると思います






【まとめ】

サイクル戦って楽しい

以上

このパーティはあんまり耐久に割いたポケモンがいないので
どこかで足を止めて(交換を止めて)殴りにかからなければ勝てないと思います

そこの見極めが難しめですが、そこがこのパーティの楽しさであり魅力だと思います

残念ながらこのパーティをレートで試すことは叶わず
25日以降にレートが再開したとしても、過去作から移動されてきたポケモンによって
確実に環境が変化するのでこのパーティでレートを試すことはないでしょう

ですがシーズン1という短い間に、
自分自身の中で「これだ!」と感じられるパーティを作れたのは素直に嬉しかったです

ちなみにこのパーティへの質問はいつも通り随時受け付けていますが、
25日以降は環境が変わるので質問に答えられない可能性があります
ご注意ください

それでは今回はこの辺で
ノシ
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COMMENT

1年ほど前からブログを拝見させていただいている者です。(その当時は、「新参俄勢」と自称していました)

自分はBWからポケモン対戦にのめり込みました。対面構築(のようなもの)や、積んで抜くバトルスタイルが好みで、パーティ構築を悩んでいた際に似たようなパーティを紹介されていたこのブログに出会い、非常に事細かく分析してあり、さらにわかりやすく解説してある点に感銘を受けました。
以来、御ブログの今までの記事での抜きの考え方や、pt構築等が、自分の中での構築の基礎となっているようにも感じます。

今回のとんぼとんぼルチェンパーティの記事も拝見させていただきました。自分も同じようなPTを積みサイクルのPTから連想していたので、自分勝手ですが、親近感がわきましたww

はちまきハッサムをHAベースで使っていたのですが、メガフシギバナからめざ炎が飛んでくる今の環境で、S振りはたしかに意味があるなと思いました。
メガガルーラに対しての対応も、パターン化し文章でわかりやすく解説されていて良かったです。
パーティメンバーのポケモンの役割もしっかり考察されていて感動しました。


このように、「なるほどなぁ」「いいなぁ」と、読んだ人を納得させることができたり、感動させたりすることができるパーティ構築、記事の投稿をできる人はそういません。

今後とも陰ながら応援しています!!

| おつぽよ | 2013/12/09 22:11 | URL |

>>おつぽよさん

コメントありがとうございます
そしてお久しぶりです!

数々のお褒めの言葉…嬉しく思いますがちょっと恥ずかしいですw

>自分も同じようなPTを積みサイクルのPTから連想していた

自分も積み系パーティを使ってた時のこれじゃない感が半端なく
サイクル重視の構築に切り替えたらしっくりきました
積み系はファイアローを上から殴れる神速カイリューが解禁してからが本番だと思ってます

>メガフシギバナからめざ炎が飛んでくる今の環境で、S振りはたしかに意味があるなと思いました

AS鉢巻ハッサムは耐久が足らなくて不安定ではありますが、
ほとんどのロトムからも先制して逃げれるので鬼火を喰らわないのが良いです
素早さはどこまで振るか迷いましたが、別のブログの記事で実値S115まで振ってるバナがいたので準速にした経緯があります

>読んだ人を納得させることができたり、感動させたりすることができるパーティ構築、記事の投稿をできる人はそういません

自分の目標は「ポケモンやったことないけど、飛びイカの記事は読んでる」と言われるようになることなのでw
今後も出来るだけ分かりやすい記事になるよう頑張る所存です

コメント本当にありがとうございました
何か記事の内容で気になる点があればコメントよろしくお願いします

| 飛びイカ | 2013/12/10 00:03 | URL | ≫ EDIT

初めまして!

6体とも育成済みのポケモンだったので試しに技をいじって50戦ほど回して46勝だったので、この構築のポテンシャルの高さを十二分に感じることができました!

一つだけ挙げるとしたら、ファイアローの剣舞の枠を追い風にするのもいいかと思われます。
龍舞後抜けないポケモン(ゲッコウガなど)がいる場合に追い風からバンギorガッサで抜いていくなどの使い方もあり面白かったです(ガッサは意地っ張り)

| 白猫。 | 2013/12/10 11:22 | URL |

前に一度、ガッサとアローについての記事でコメントさせていただいたものです
似たようなパーティーを使っていたので、いくつか意見交換をしたいと思っています
ちなみにパーティはだいたい記事と同じですが、より対面構築寄せで、バンギとロトムの代わりにガルーラとゲンガーを入れていました

ガッサの苦手なメガフシギバナと、パーティの苦手な受けループ対策にメガゲンガーは中々面白かったですよ
メガガルは相手の選出縛りでしかありませんが、それでも強い
白猫。さんも上でコメントされていますが、ファイアローに追い風はボルトロスの最後っ屁電磁波と似たような使い方が出来、ガッサとの補完が素晴らしいので、一度試してみてほしいですね

ご意見が欲しいのは、個人的にきつかった相手の眠カゴ鬼火ロトムと、両刀ギルガルドの処理はどうしていたかということ

長文すみませんでした

| ZOM | 2013/12/10 15:24 | URL | ≫ EDIT

メガリザとマリルリさんリストラされとる

| 名無しのGA研究会 | 2013/12/10 21:18 | URL |

全員を一つの欄でコメ返しすると長くなりすぎるので、
一人一人返信させていただきます

>>白猫。さん

初めまして、コメントありがとうございます

>50戦ほど回して46勝だったので、この構築のポテンシャルの高さを十二分に感じることができました!

それは良かったです!
実はこの構築をオフで試したらあんまり勝率良くなくて…w
晒すか迷ってたんですけど結果が伴って安心しました

>ファイアローの剣舞の枠を追い風にするのもいいかと思われます。

確かに追い風もありですね。盲点でした
剣舞は相手の後続次第では無駄になってしまいがちですけど、死に際の追い風は出し得に近いですからね
今度試してみます
(今はゴツメファイアローがマイブームなんですけどねw)

何か他に質問や気になった点があればコメントよろしくお願いします

| 飛びイカ | 2013/12/11 01:31 | URL | ≫ EDIT

全員を一つの欄でコメ返しすると長くなりすぎるので、
一人一人返信させていただきます

>>ZOMさん

コメントありがとうございます
前は名無しさんですかな?

>ガッサの苦手なメガフシギバナと、パーティの苦手な受けループ対策にメガゲンガーは中々面白かったですよ
>メガガルは相手の選出縛りでしかありませんが、それでも強い

なるほど
確かにメガゲンガーはいい感じに補完出来てますね
メガ枠が気になる人はヘドロでもいけそうだし
メガガルは……犠牲になったのだw

>ファイアローに追い風はボルトロスの最後っ屁電磁波と似たような使い方が出来、
>ガッサとの補完が素晴らしいので、一度試してみてほしいですね

速いガッサとかタイマン性能の鬼になるじゃないですかーやだー
明日使います

>ご意見が欲しいのは、個人的にきつかった相手の眠カゴ鬼火ロトムと、両刀ギルガルドの処理はどうしていたかということ

ロトムに関しては、それこそファイアローの使い方が肝で
ファイアローが有利対面の時は剣の舞をして、ロトムが出てきたらとんぼで逃げつつ削ってました
アロー対面で鬼火を撃つのはロトム側からすればリスクが伴うので、後続に鬼火が入りづらいのもポイントです

この構築はロトムより速い奴ばかりなので、ある程度削れたロトムであれば行動させないで落とせるようになります
また、「初手ロトムで鬼火されたらどうすんの?」と感じるかもしれませんが、
ガッサによる牽制能力とガブの圧力で初手からロトムが出てくることがほぼ無かったので気にしてませんでした(欠陥構築ですわぁ)

両刀ギルガルドに関しても、素の素早さが遅いという点で同じことが言え
上手くバンギやガブやアローの対面を作って上から殴って粉砕していました
というかギルガルド自体が必然と読み合いに持ち込まれるポケモンなので、
ロトムで初手鬼火!みたいなハイリスクハイリターンなことしないでローリスクに立ち回る必要があると思います

ここで言うローリスクな択とは、やっぱりとんぼルチェンのことで
とんぼルチェンで相手の型を判別しつつ逃げることで有利対面を作っていければギルガルド側は相当嫌でしょうし
相手の択ゲーには付き合わない!ってのも大事だと思いました

…こういう立ち回り重視の構築だと解答も抽象的になりがちで書いてる身として辛いですw
しかも読みポケのギルガルドだから猶更
全然参考にならなくて申し訳

何か他に気になる点や質問があればコメントよろしくお願いします

| 飛びイカ | 2013/12/11 02:09 | URL | ≫ EDIT

全員を一つの欄でコメ返しすると長くなりすぎるので、
一人一人返信させていただきます

>>名無しさん

メガリザさんとマリルリさんはボックス温めてるから(震え声)

今はファイアローの性で積んでも上から殴られて落ちることが多い模様
アロー絶対殺すマンのヒードランと上から殴れる神速カイリューが解禁されてからが本番ですわ

つーかメガリザは高評価なんだけど、マリルリさんは雑巾の進化系だし各所から「腹太鼓はいらなかった」と言われてしまう始末


でもルリリのポケパレルは神だから許す

| 飛びイカ | 2013/12/11 02:20 | URL | ≫ EDIT

前にメガリザXマリルリ軸で模索してた者です。
自分もしっくりくるパーティ完成したのですがレートで対戦できなくて残念です…。
バンク解禁後はメガゲンガーの滅び→守る→身代わり→逃げられる、というコンボやボルトのおっさんの挑発が全くの無対策なんで対策しないと…orz

パーティなんですが個人的にちょっとパルシェンに薄いかなぁと思いました。
頼りの水ロトムが少しでも削られると珠ロクブラの圏内に入るのでアローやガブを起点に破られると全滅しそうな気が…w

| ケル | 2013/12/11 03:51 | URL |

>>ケルさん

お久しぶりです
コメントありがとうございます

>バンク解禁後はメガゲンガーの滅び→守る→身代わり→逃げられる、というコンボや
>ボルトのおっさんの挑発が全くの無対策なんで対策しないと…orz

考えただけで頭痛くなりますね…
ただ今作は吠えるが守る貫通するようになったから、守るを絡めたハメは回避しやすくなった気がします(気がするだけ)
個人的にバンク解禁後は毒守バンギとフシギバナ軸の受けループが刺さりそうな気がしてます(気がするだけ)

>個人的にちょっとパルシェンに薄いかなぁと思いました。

確かにパルシェンは面子だけ見ると物理バッカな性で薄い感じがします
でもあんまりパルシェンに苦戦した記憶はないんですよね

多分五世代から散々対パルシェンの立ち回りを徹底してきたから、
自ずとパルシェンに隙を見せない様な選出・動かし方が出来てたのかなぁと
それにパルシェン側もアローの鬼火の有無が分からん手前、安全に破れるのはガブだけですし
上手く破っても先制技が多い構築なので、パルシェンに暴れられる前に素早く落とせることが多かったです

練度の高いパルシェン使いに当たらなかったのもあると思いますけどね

個人的にはむしろヌオーの方が重かったりします
ヌオーがいるだけでガッサかロトムの選出を強要されるので、
そこをどうにか出来なかったのが心残りです
(まぁヌオー側も鬼火対策or胞子対策がきちっと出来てないとキツイ感じもしますが)

以上です

早くレート再開してくれ~
何か他に質問や気になる点があればコメントよろしくお願いします

| 飛びイカ | 2013/12/11 19:50 | URL | ≫ EDIT

返信ありがとうございます。
>吠えるが守る貫通。
そういえばそんな仕様になりましたね(笑)
実はクレッフィやヤミラミのいばみがも結構どうしようもなかったのでとりあえずメガバナに吠える突っ込んで対策しときますw

>個人的にバンク解禁後は毒守バンギとフシギバナ軸の受けループが刺さりそうな気がしてます
バンギは間違いなく刺さる事になるでしょうね。
ドラン、テラキ、ラティ、ボルト、スイクン、カイリューなどの確実に増えそうな連中の中でテラキとスイクン以外に強くその二匹にもバナが強いためかなり強いと思います。
後、個人的に警戒してる麻痺が効かなくなって強化されたライコウにも強いですしね。
まあ自分はそんな二匹を使いつつルチャブルでその二匹(ついでにガルーラも)をメタっておく予定です(笑)

| ケル | 2013/12/11 22:49 | URL |

物理受けに対する対処を教えて下さい。
特にヤミラミ

| おつぷよ | 2013/12/21 03:24 | URL |

>>おつぷよさん

コメントありがとうございます

このパーティ物理バッカで鬼火がキツイので、
ヤミラミ・ゲンガーあたりの早い鬼火撒きは本当にゲロいです
正直このパーティで対処法を考えるより、新しいパーティにした方がいいかもしれません

ちなみに自分の今使ってるパーティは
こちら(http://ameblo.jp/kodawari15/entry-11720943900.html)を参考にして

バンギラス「悪の波動/冷凍ビーム/大文字/岩雪崩@拘りスカーフ」臆病CS
ガブリアス「逆鱗/地震/ストーンエッジ/剣の舞@ラムの実」陽気AS
ロトム「ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/鬼火/電磁波@オボンの実」参考元と一緒
ファイアロー「ブレバ/フレドラ/とんぼ返り/寝言@拘り鉢巻」参考元と一緒
ルカリオ「インファイト/神速/悪の波動/守る@メガ石」参考元と一緒
ナットレイ「パワーウィップ/アイアンヘッド/電磁波/宿り木@脱出ボタン」慎重H252(181)-A12(116)-B84(162)-D108(165)-S52(47)のテンプレ

参考元では脱出ボタンをガブリアスに持たせていましたが、自分はファイアローと相性の良いナットレイに
ナットレイはロトム・フシギバナ辺りに強くて、鉄のトゲで削りも出来るのが優秀

参考元の最新記事ではルカリオは特殊型がいい、みたいなこと書かれてますが、
個人的に積まなくてもとんぼ込みでガブを縛れる物理インファイトの方が良さげです

バンギラスは補完で入ってます
増えている印象のゲンガーに強いポケモンとして採用
冷パンないので冷ビを採用せざるをえず、ゲンガーが気合玉を持っている可能性も考慮して特殊スカーフで起用しています
岩雪崩は無振りでもファイアローを倒せます
ファイアローが素早く倒せるとルカリオが動きやすくなるので重宝します

ガブリアスは鬼火や逆鱗での混乱をものともしないラムの実もち
現環境はガブより遅いサイクル思考パーティが多いので、隙あらば剣舞で負担をかけます
ファイアローの呼ぶポケモン(バンギラス・ロトム)に強い傾向があり、アロー&ルカリオだけでなくアロー&ガブと出せるのも強み


基本はアロー先発にして、苦手な相手が来たらナットレイ投げて脱出発動させてルカリオやガブで縛る
みたいな立ち回りになります
アローで先制できないポケモンやルカリオの止まりやすいゴースト系が初手に来そうならバンギを選出
バンギは潰し重視なので出せばほぼ確実に1体は持って行けますが、相手ポケの起点にならないように注意して動かす必要があります
ロトムやナットレイの電磁波はそういった抜き系のポケモンへの妨害手段でもあり
電磁波を当てることでバンギの悪の波動&岩雪崩の怯みなんかも狙えたり、ガブの全抜き度合いが向上します

穴もある構築ですがこれでレート1900まで上がったので参考にしてみてください
(なんやかんやで1800前半まで下がっちゃったけどw)

| 飛びイカ | 2013/12/23 02:35 | URL | ≫ EDIT

返信ありがとうございます!

実は全く同じパーティーを作ってレートで最高1850くらいまで行ったのですが、1900に壁を感じてしまいました。

バンギ、ハッサム、ガッサ(メガバナに)あたりは別個体を作って試してみたのですが、結果はあまり変わらなかったため、挫折気味でした。笑

実はルカリオと特殊バンギを使ってみたかったので、次のパーティーも参考にさせて頂きます!笑

また質問するかもですが、よろしくお願いしますm(_ _)m

| おつぷよ | 2013/12/23 17:21 | URL |

初めまして。ここの記事をBW時代から読ませて頂いている者です。
最近はhttp://ameblo.jp/kodawari15/で記事を投稿しているのですが、
コメント欄を読ませて頂いたら偶然にもこちらの構築を参考にして頂けている!とのことなので、
思わずコメントしてしまいました。ありがとうございます

自分は対面構築をBW時代には使っていなかったのですが、XY環境で新しく作ろうと思い、
参考にしようと記事を拝見させて頂いた次第です。

飛びイカさんとしては、XYで対面構築を使うとすると何か注意するべきことや
構築を組む際に関して思われることというものはございますでしょうか?

| こねるみから | 2013/12/30 18:27 | URL |

>>こねるみからさん

初めまして、コメントありがとうございます
そして構築を参考にさせて頂いたにも関わらず連絡せずにいたこと、申し訳ありません
(自分1人で使うならともかく、他の人に勧めるなら一言了承を得るべきでしたね…すんません)

>XYで対面構築を使うとすると何か注意するべきことや
>構築を組む際に関して思われることというものはございますでしょうか?

個人的にXY環境で対面系を使うときの注意点としては〝潰しスピードが遅くなりすぎてないか?〟を意識していました

例えば第1シーズンではファイアロー・Wロトム・フシギバナのサイクルを主としたパーティを多く見かけましたが
この組み合わせでは受け回しが多くなり、相手ポケへの潰しスピードが遅いのでジリ貧になりやすく
対面系に求められる迅速さが足りないと言えます(対面系構築でないなら問題はありません)

種族値的に優れたメガポケ達への対処を考えていくと、
上記のようにおのずと発想が後手に回りやすく、潰しスピードが低いパーティになりがちなので
対面系を組む上ではこの考えをいったん排除して、攻めの思考で組んでいくことが大事だと思いました

そのため今回の構築では攻撃性能を損なわないよう、潰しスピードを最優先に意識し
AS鉢巻きハッサムやバナの代わりにガッサの採用となった訳です

その他の注意点としては記事上にも書いたように、対受けループ・抜きエースへの処理を意識する必要があると思います

しかし、今回のパーティは構成的にちょっと尖りすぎてしまった感もありますしw
高種族値のメガポケ相手にとんぼルチェンで有利対面を作りつつ潰しを行う、というのは
5世代に比べて難しくなったかなぁという印象も持ちました
(これはとんぼルチェンの威力の低さ、とんぼルチェンを扱うロトム・ハッサム・ファイアローなどの種族値の低さに起因します)
(ムーバー後にはボルトロスやらライコウを採用すれば良い様にも感じますが、ハッサムへの逆風がキツい感じがします)

そこで自分が目を付けたのがこねるみからさんの脱出クッション構築でした(勝手に命名w)

クッション役に鮫肌ガブを採用して削りから脱出ボタン発動→アタッカーを再降臨の流れは強力で
自分が取り入れたかった潰し重視の立ち回りに非常に噛み合っていると思いました

ムーバー解禁後で準伝がわらわら来てはいますが、面子の選択幅も広い構築でしたので
今後対面系のパーティを考えていくならこの構築を元に練っていけばいいのではないかとも思っています

答えはこねるみからさんの中に有った訳ですね(ドヤァ)

こんな感じです

今後もブログの方頑張ってください
何か他にあればコメントよろしくお願いします

| 飛びイカ | 2013/12/31 20:27 | URL | ≫ EDIT

コメ返ありがとうございます

自分が最近使っていたのがBW時代から使っていたラティドランだったんですが、
特殊の威力低下と、それこそ飛びイカさんも仰っているメガ進化による全体的な数値の底上げで
ラティが旧時代のように潰しをかけられない&ドランが過労死で潰されるので、
更にメガバナやポリ2なんかをつっこんで数値押しを嫌ったパーティだったんですが、
確かに「潰しスピードが遅い」ことが勝ち切れない原因だ!と明確に分かりました。

自分自身高耐久寄りのパーティを使いたい傾向があるので今までこの問題に気付けなくて、耐久を固めていくごとに勝率が下がっていましたww

飛びイカさんの記事とご意見を拝聴させていただき、今後のパーティ構築の指針になりました。ありがとうございます

パーティ構築をするときや記事を作るとき、飛びイカさんのこのパーティを参考にさせて頂く可能性が高いのですが、
そうなった場合、引用元の紹介と、こちらのブログにリンクを付けせて頂くことで公開という形をとってもよろしいでしょうか?

| こねるみから | 2014/01/01 22:47 | URL |

>>こねるみからさん

コメントありがとうございます

>パーティ構築をするときや記事を作るとき、飛びイカさんのこのパーティを参考にさせて頂く可能性が高いのですが、
>そうなった場合、引用元の紹介と、こちらのブログにリンクを付けせて頂くことで公開という形をとってもよろしいでしょうか?

そのやり方で無問題です
僕自身もこねるみからさんのブログを定期的に訪問しているので、
うちのブログにそのつど報告しなくても気づけますし

ただこの構築はそんなに強くないので参考にする場合は気を付けて下さいw

今後ともよろしくお願いいたします

| 飛びイカ | 2014/01/02 01:24 | URL | ≫ EDIT

了解です。ありがとうございます
仰る通り、記事を書く際こちらのブログ内で参考にさせて頂いたものにクオーテーションを付けさせて頂きます。

まだブログを初めて二ヶ月ほどなのでルールやなんかに不慣れなところはありますが、
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。

| こねるみから | 2014/01/02 15:47 | URL |

はじめまして、林檎と申します。
いつもこのブログのポケモンのPT構築を見ていて、特にショケサイクル亜種に大きな感激を受けました(その影響で第五世代終盤のPTはスイクンカイリューグロスパルラティガッサになりました)

私もメガバンギラスを軸としたPTを作っていたのですが、私の場合はガブバンギハッサムファイアローまでがまったく一緒の構築で、残りが脱出ゲンガーと御盆マリルリでした。
メガガルーラやマンムー等と言った面々に対して脱出ゲンガーを用いて鬼火や挑発を当て、そこからメガバンギやガブを無償光臨させ物理相手に無理矢理舞い、突破すると言う手法を方法の一つとしています。
しかしこのとんぼルチェンパーティを見ると、やっぱり自分のPTの対ガルーラ、対バナの想定の甘さを思い知らされました。

ちなみに、このPTではラキグライムドーはどう処理されるのでしょうか(特にラキがやたらと流行っている感じがして、若干ラキグライムドーとクレセドランがアレルギー一歩手前です)

| 林檎 | 2014/01/02 22:26 | URL | ≫ EDIT

>>林檎さん

はじめまして、コメントありがとうございます

※このパーティは第1シーズン中に作ったので、クレセドランは全く想定してないので注意して下さい※

>メガガルーラやマンムー等と言った面々に対して脱出ゲンガーを用いて鬼火や挑発を当て、
>そこからメガバンギやガブを無償光臨させ物理相手に無理矢理舞い、
>突破すると言う手法を方法の一つとしています

脱出ゲンガー…その発想はなかった
そんなん考慮しとらんよ…

ゲンガーはXYで大分やれるポケモンになりましたよね
対の択のメガゲンガーも強力ですし、何より出来ることが多いってのが魅力的

>このPTではラキグライムドーはどう処理されるのでしょうか

自分が使ってた時はラキグライムドーがそんなにいなかったので気にしてませんでしたが、よくよく考えるとグライがゲロ重いですねw

一度当たった時はガッサの構成が胞子→剣の舞だったので、無理やり突破してたんですが
この構築だとグライを流せる奴がいないから1手間違えるだけで降参安定になってしまいますね
マジ爪が甘い構築やで…

記事上のメガバンギはミラー・ルカリオ・バシャ意識で地震を採用してましたが、ガブやグライ意識の氷の牙で良かったなーと
物理・特殊に偏重したパーティはやっぱどっかで歪みが出てきますね

>若干ラキグライムドーとクレセドランがアレルギー一歩手前です

ジュエルなくなった性でゴリ押しが出来ないからそこら辺の奴らはマジ面倒ですね
竜舞メガバンギで行けそうに見えてエッジ採用しないとムドーが無理で、エッジの命中率の性で安定しないというジレンマ
腹太鼓マリルリは太鼓→じゃれつくでクレセを余裕の1撃だけど、ムドーが色々怪しい…

カロスルールはチュートリアルだったかぁ~

自分はムーバー再DL出来るまで静観するつもりですが、クレセドランとか考えるだけで億劫ですw
「パルシェンに水手裏剣遺伝するらしい」と言ってた奴をぶん殴りたいですw

以上です

何か他にあればコメントよろしくお願いします

| 飛びイカ | 2014/01/03 15:56 | URL | ≫ EDIT

返信ありがとうございます!

ポケバンクの配信さえまた始まればボルトやらスイクンやらドランやらを引き連れてこれるので、受けルが幾分マシになると思いたいですね。

脱出ゲンガーについては、メガバンギガブを扱うに当たり対受け裂けて通れないのがマンムーです。
「出来る限りマンムーに弱みを見せない」「尚且つ汎用性がある型・ポケモン」「かつ対受けルができる」というものを考えた時、鬼火脱出ゲンガーが閃きました。ジャポボルトもその一つにかんがえていたのですが、ジャポが解禁されてない上に、あんまり第五世代で使い勝手の良さを感じられなかったので没にしました。
ただ鬼火による起点作り、挑発での変則戦法対策等、突っ込みたい技が沢山あり技スぺをとにかく圧迫する為、取捨選択が辛かったです。
身内からも「脱出ゲンガーとか邪道すぎww ゲンガーは襷かメガ石以外あり得ないww」とか兎に角煽られましたねorz
個人的に水電版エムリットこと水ロトムも導入したかったのですが、マリルリとの取捨選択を迫られ、結果、やっぱりいらないかなとなりました。メガフシギバナがゲロ重になってしまいがちでした
やっぱりゲンガー魅力的ですよね。第六世代では相当化けたと思います。

エアームドがきつい、というのであれば敢えてバンギラスに挑発を導入するのはどうでしょう(ただ自分で言っておいてアレなんですが、受けル対策だけの為に挑発、というのも若干どうなんだろうという気はします)

やはりグライが一番ラキグライムドーの中で一番恐ろしいですよね。場合によってはほぼPT全員が詰みかねないですし、対策がキツイ……

クレセドランはおえぇぇふえぇぇと第五世代で煮え湯を飲まされ、近作でも健在というあたり本当にウンザリですね。バンギとゲンガーでどうにかしていきたいものです。
第五世代ではスイクンが神なんだよなぁ……
個人的にはストライクに水手裏剣遺伝するとか言った奴をぶん殴りたいですね(嘘情報に踊らされてその日の内に必死に遺伝経路調べてましたww)

追記:コメントした後にボルトロス云々が意味通ってない文になっていたので、何度か自分の記事を修正しました。

| 林檎 | 2014/01/03 17:21 | URL | ≫ EDIT

このパーティはムーバー解禁した今でもやっていけると思いますか?

| 名無しのGA研究会 | 2014/01/08 21:21 | URL |

>>名無しさん

コメントありがとうございます

>このパーティはムーバー解禁した今でもやっていけると思いますか?

単刀直入に言うとやってけないと思います
解禁後の環境を想定したパーティではないのが理由です

では今とんぼルチェンで組むならどんなパーティがいいのか…
残念ながら自分はムーバー再DLまではポケモンから離れているので何とも言えません

お力になれず申し訳ありません
ただ、噂によると現環境は第6世代のポケモンが少なく、第5世代に近い環境とのことなので
BW2時代の構築を色々調べてみると良いかもしれません

何か他に質問があればコメントよろしくお願いします

| 飛びイカ | 2014/01/09 23:50 | URL | ≫ EDIT

このブログは大変参考にさせて頂いています。
グライオンとかムドーとかのbw2でもよく見た受けのポケモンをよく見ます。
特にグライオンの対応が氷技や水技が無いとつらいと思うのですが、どうお考えになっているのかお聞きしたいです。もちろん、飛びイカさんがポケモンから離れているのは重々承知ですがどうお考えになっているのかお聞きしたいです。
やはりキノガッサのところにフシギバナを入れたほうがいいのかなって思ったりするのですが。

| そら | 2014/02/13 15:32 | URL |















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