都営地下鉄新宿線に新車導入
現在都営新宿線には10-000形車両と10-300形車両という2種類の電車が走っています。
※1. 10-000形で「いちまんがた」、10-300形で「いちまんさんびゃくがた」と読む
※2. 相互直通運転を行っている京王電鉄の車両も走っているが、ここでは都営地下鉄の車両のみを記載


10-000形(左)は新宿線開業当初から在籍している車両。
10-300形(右)は10-000形の内、老朽化の進んだ初期車置き換えのため2005年に登場しました。
ちなみに10-300形には、
●編成全てが新造車のタイプ
●先頭車のみ新造車で中間車は10-000形をそのまま流用したタイプ(通称10-300R形)
の2種類が存在します。
さて現在、都営地下鉄では新宿線の混雑緩和を図るべく車両の10両編成化(以前は8両編成)を進めています。
既存の10-300形も10両化を行っていますが、10-000形の置き換えも兼ねて10両固定の新型車両を導入する運びとなりました。


それがこちらの車両。
既存の10-300形はJR東日本のE231系を設計の範とし、開発 ・ 製造コストを低減させていましたが、
こちらの車両ではベースとする車両をJR東日本の最新型であるE233系にチェンジ。
先頭形状は地下鉄乗り入れ運用に就くE233系2000番台と似通っています。
実車は既に完成しており、現在は新宿線内や乗り入れ先の京王線内で試運転を実施しています。
そして昨日、都営地下鉄からも正式にアナウンスがありました。
形式名は 10-300形3次車 。
10-490編成と名乗り、10-300形の増備車という扱いになりました。
右側の画像からも分かる通り、車内もE233系に近いものとなっています。
照明にはLED灯を採用し、手摺りは円弧状に曲げ、ドア上には戸開閉表示灯や17インチの液晶表示器が設置されています。
10-490編成は今年9月中旬から運行を開始。
今年度の残り導入分となる2編成も秋から年末にかけて運行を開始する予定としています。

2015年度までに6編成60両が揃うようです。
- 関連記事
スポンサーサイト
| 鉄道 | 21:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
あたりめ(08/30)
名無しのGA研究会(08/20)
16000系(03/17)
名無しのGA研究会(12/09)
名無しのGA研究会(12/09)
名無しのGA研究会(08/30)
名無し(08/01)
いっくん(03/02)
バイパー(02/28)
CHAKE(02/12)