群馬大学GA研究会 なんでもにっき

群馬大学サークル「GA研究会」です。会合記録や イベントレポート、個々人の研究、突発企画なども書いていきます。お楽しみに!

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消える高齢“車”

CHAKEです。


今日はコレ↓です。
8000系


(勝手に私鉄の車両図鑑 No.1)

東武8000系電車

所属 :東武鉄道
在籍数 :500両('10年9月1日現在)
運用区間 :伊勢崎線(館林~伊勢崎・800/850系)、佐野線(800/850系)、小泉線桐生線宇都宮線野田線大師線亀戸線東上線越生線


1950年代、東武鉄道沿線はのどかな田園風景が広がっておりました(除:東上線)。
走る電車も床は木で出来てたりとワイルドな路線でした。

ところが1962(昭和37)年、営団(現:東京メトロ)日比谷線との直通運転がスタートすると、そこら中が空き地のようだった東武沿線は宅地として一斉に開発され出しました。

となると人口も急激に増加する訳で、当時の車両では現在のインド並みの通勤風景が展開される恐れが有った訳で、車両を増やす必要が有りました。



そこで1963(昭和38)年、この8000系が登場する訳です。

8000系初期塗装
↑登場時はこんな塗装でした(これはリバイバル時)。


8000系はその後1983(昭和58)年まで20年に渡り製造され、総勢712両という製造両数は日本私鉄界では圧倒的トップを誇ります。

ちなみにほぼ全く同じ時期に国鉄では103系という電車を製造しており、こちらは実に3000両以上が製造されました。このことから8000系を「私鉄の103系」とか「東武版103系」と呼んだりします。

あまりに製造され過ぎたために車号が8000の範囲に収まり切らなくなり、「80000」というインフレナンバー車も登場しました(最大番号はサハ89116号車:'07年廃車)。


経済性を追求した設計で、普通綱の車体ですが重量はステンレス車と同等まで軽量化されています。しかし一方では当時は高価だった空気バネ式台車を採用したり、強力なモータを搭載する事で充分な走行性能を確保してもいます。



そんな8000系も登場から20年以上が経過すると陳腐化が見られるようになってきました。

そこで1986(昭和61)年より、車体内外に及ぶ修繕工事が施工される事になりました。

8000系修繕後
↑修繕後

なんということでしょう!

前面形状は当時流行していたブラックフェイスとされ、丸目ライトが素朴だった面影は微塵も無くなりました
車内も当時製造中だった10000系を基調としてリニューアルされました。

この修繕工事自体も2007年まで続き、最後の方に施工された車両は

スーパー8000系
↑こうなりました

さして変わってないように見えるかもしれませんが、実際恐ろしい程改造されています。

【外装】
種別/行先表示器(幕式→LED)
ワイパ(空気式・小型→電動式・大型)
前照灯(ハロゲンライト→HID)

【内装】
車椅子スペース設置
車内案内表示器設置↓
LED案内
スタンションポール設置


大雑把に言ってもこれだけ変更されていますが、細かく言えばキリがありません。




しかし、そんな8000系も寄る年波には勝てず、現在では廃車が進んでいます('12年以降さらに大幅に減る)。

まぁでもまだまだ半分以上が残ってますし、野田線にでも行けば腐る程見る事が出来ます。


そうそう、野田線では8000系最初期製造車も現役で、一番古い編成は今年で御年47歳となっています!
(注:鉄道車両は25年前後で減価償却が済むと言われています)
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COMMENT

車内案内がないと寝てる時に怖い…
そう、上越線と吾妻線のことさ。

| zaitaku | 2010/09/23 14:57 | URL | ≫ EDIT

>zaitakuさん
自分は電車内ではめったに寝ないのです。
座席を確かめたり、モータ音を聴いたり、運転操作を眺めたり・・・

アレ?
周囲から人が居なくなってゆくよ?

| 絶世の昼行灯(CHAKE) | 2010/09/23 15:06 | URL | ≫ EDIT















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