【ポケモンBW2】〝隙を見せない様立ち回る〟を明文化してみた(ポケモンコラム)
良く「隙を見せないよう立ち回ります」みたいな言い回しを見かけますし、僕も割と使います
でもこれって感覚的な言葉で、実際にどういう行動が隙を見せないのかが分かりづらい
この言葉自体は「○○(ポケモン)に隙を見せないようよう立ち回る」みたいな感じで使われますが
そもそも「隙を見せる立ち回り」とは何だ、という話です
以下駄文
(編集者:飛びイカ)
でもこれって感覚的な言葉で、実際にどういう行動が隙を見せないのかが分かりづらい
この言葉自体は「○○(ポケモン)に隙を見せないようよう立ち回る」みたいな感じで使われますが
そもそも「隙を見せる立ち回り」とは何だ、という話です
以下駄文
(編集者:飛びイカ)
【初めに】
ポケモンというゲームは基本的に「相手の手持ちをすべて瀕死にする」という目的の上で成り立つゲームです
そう考えた場合、隙のある行動というのは「相手にダメージを与えられない(与えづらい)行動、及びその状態」であると言えます
つまり「○○に隙を見せないように立ち回る」とは
「○○にダメージを与えられないような選出や技の選択・立ち回りは控える」ということであると思います
※あくまで僕個人の考え方
何故なら「○○に隙を見せない」という言葉を使う場合、
○○にはウルガモスやカイリューなどの抜きポケモンが入ることが一般的
そういった場面で相手ポケモンにダメージを与えられない選択をする
=相手のポケモンを素早く処理できない
=相手のポケモンの積みの起点にされる
=壊滅的な打撃をこうむる、と考えられるからです
ポケモン対戦はダメージレースの競い合いという本質を持つので、ダメージを与えられない状況というのは限られてきます
以下にダメージを与えられない状況≒隙を生む行動をまとめてみることにします
相手に隙を見せる行動①【交換】
〝後出しジャンケンゲー〟と揶揄されるポケモンにおいて、交換は重要な選択肢でありますが
「相手の行動に対して無防備である」「相手にダメージを与えられない」という観点で隙を見せる行為であると言えます
交換は全てのパーティで発生し、完全に排除することは出来ない要素であるので
対戦において最も良く目にする隙のある行動です
それ故、他の隙を生む行動の根幹となっている場合が多いのが特徴です
(例えば「半減などでダメージを与えづらい」を追及すると「ダメージを与えづらいから交換する」に行き着きます)
また、抜きポケに積まれることだけでなく、身代わりや交換読み交換(ただしこれは相手も多大なリスクが生じる)など
こちらの交換に対して相手がアドを取れる行動というのは多く、交換を多用することがいかにリスキーであるかが分かります
さらに(これは二次的なことですが)交換することによってこちらの控えがバレる、いわゆる情報アドを取られてしまうのも宜しくありません
もちろん有効打のない相手に対して無駄に居すわることは悠長であるので、交換をしなければいい、というコトではありません
要は「交換を強いられるような選出はしない」「交換しても対処できる」ように選出・立ち回ることが重要だと思います
相手に隙を見せる行動②【補助技】
全ての補助技は多かれ少なかれ相手に隙を見せていると思います
交換と同じく身代わりに弱く、相手にダメージを与えることが出来ず悠長であるからです
抜きポケというのは積んでから行動するという側面上、展開スピードが遅く
展開スピードが遅いポケモンというのは総じて状態異常に弱いものですが
相手のラムの実の所持を考えると安定策とは言えず、その際のディスアドは無視できません
全ての補助技、ということで抜きポケの使う積技にもリスクを伴います
対戦における補助技は〝如何に安全に使うか〟〝どの場面で使えばいいのか〟を意識する必要があります
相手に隙を見せる行動③【拘り+半減技】
これは攻撃技でありながら隙を見せる行動の一種と捉えることが出来ます
要は拘り系アイテムを持ったポケモンが相手に対して半減する攻撃技で縛ってしまい
抜きポケに効果的にダメージを与えられずに隙を見せている状態になっていることです
トリックなどによって無理やり起点を作ってくる場合もあり、
隙を見せる度合いは1/2<1/4<無効の段階で大きくなります
このケースの恐ろしい所が「ダメージを与えられないから交換する」という行動自体が隙を生んでいるということです
???「隙を生じぬ二段構え」
こうなった場合、どう転んでも相手の抜きポケに起点にされてしまいます
拘りポケモンを使用する時には相手の控えも想定をして技を選択していきたいところです
相手に隙を見せる行動④【能力下降技】
該当技は流星群・オーバーヒート・馬鹿力など
使用した後に能力が下がる技というのは、本来倒せる相手も倒せなくなり
その後の交換を余儀なくされる、という点で隙を見せる行動です
相手の置き土産でこちらのポケモンの能力を下げることで隙を作る、という戦法もこれに当たります
能力下降技は拘りアイテムと同時採用されるケースも多く、③と④の合わせ技で非常に危険
選出の段階で注意をした方が無難であると思います
相手に隙を見せる行動⑤【暴走技】
該当技は逆鱗・暴れる・花びらの舞
使用すると2~3ターン選択不能で使用後に混乱するという2重の意味で隙を生む技
技の威力自体は高く、逆鱗は鋼以外には半減されないので③のような事態にはなりにくいですが
その後の混乱を含めると隙の大きさはどっこいどっこい
相手の面子にもよりますが、50%で隙を見せると考えると、
ラムの実などの防止策がない場合は序盤に使ってはいけないと思います
安全に暴走技を使いたいならば、やはり終盤
相手の半減タイプや数値耐えするポケモンを削ってから撃つことが望まれます
【まとめ】
②以外のケースは全てその後の交換に繋がる、という点で共通しており
ポケモン対戦に置いて交換という要素がいかに重要であるかが分かるかと思います
今年に入って「対面構築」「汎用理論」など、交換を排除した構築に注目が集まっていることを考えると
交換の持つ役割や意味などを突き詰めていくことで新たな発見があるかもしれませんね
【最後に】
別に隙を見せても勝てる時は勝てるし、見せないでも負ける時は負けます
しかし、隙を見せる相手というのは〝くみしやすい〟のも事実
そして対戦相手として印象に残るのは〝強い相手〟
どうせ対戦するのなら、顔の見えないWi-Fi対戦だからこそ
相手の印象に残るような立ち回りをしていきたいですね
以上
ポケモンというゲームは基本的に「相手の手持ちをすべて瀕死にする」という目的の上で成り立つゲームです
そう考えた場合、隙のある行動というのは「相手にダメージを与えられない(与えづらい)行動、及びその状態」であると言えます
つまり「○○に隙を見せないように立ち回る」とは
「○○にダメージを与えられないような選出や技の選択・立ち回りは控える」ということであると思います
※あくまで僕個人の考え方
何故なら「○○に隙を見せない」という言葉を使う場合、
○○にはウルガモスやカイリューなどの抜きポケモンが入ることが一般的
そういった場面で相手ポケモンにダメージを与えられない選択をする
=相手のポケモンを素早く処理できない
=相手のポケモンの積みの起点にされる
=壊滅的な打撃をこうむる、と考えられるからです
ポケモン対戦はダメージレースの競い合いという本質を持つので、ダメージを与えられない状況というのは限られてきます
以下にダメージを与えられない状況≒隙を生む行動をまとめてみることにします
相手に隙を見せる行動①【交換】
〝後出しジャンケンゲー〟と揶揄されるポケモンにおいて、交換は重要な選択肢でありますが
「相手の行動に対して無防備である」「相手にダメージを与えられない」という観点で隙を見せる行為であると言えます
交換は全てのパーティで発生し、完全に排除することは出来ない要素であるので
対戦において最も良く目にする隙のある行動です
それ故、他の隙を生む行動の根幹となっている場合が多いのが特徴です
(例えば「半減などでダメージを与えづらい」を追及すると「ダメージを与えづらいから交換する」に行き着きます)
また、抜きポケに積まれることだけでなく、身代わりや交換読み交換(ただしこれは相手も多大なリスクが生じる)など
こちらの交換に対して相手がアドを取れる行動というのは多く、交換を多用することがいかにリスキーであるかが分かります
さらに(これは二次的なことですが)交換することによってこちらの控えがバレる、いわゆる情報アドを取られてしまうのも宜しくありません
もちろん有効打のない相手に対して無駄に居すわることは悠長であるので、交換をしなければいい、というコトではありません
要は「交換を強いられるような選出はしない」「交換しても対処できる」ように選出・立ち回ることが重要だと思います
相手に隙を見せる行動②【補助技】
全ての補助技は多かれ少なかれ相手に隙を見せていると思います
交換と同じく身代わりに弱く、相手にダメージを与えることが出来ず悠長であるからです
抜きポケというのは積んでから行動するという側面上、展開スピードが遅く
展開スピードが遅いポケモンというのは総じて状態異常に弱いものですが
相手のラムの実の所持を考えると安定策とは言えず、その際のディスアドは無視できません
全ての補助技、ということで抜きポケの使う積技にもリスクを伴います
対戦における補助技は〝如何に安全に使うか〟〝どの場面で使えばいいのか〟を意識する必要があります
相手に隙を見せる行動③【拘り+半減技】
これは攻撃技でありながら隙を見せる行動の一種と捉えることが出来ます
要は拘り系アイテムを持ったポケモンが相手に対して半減する攻撃技で縛ってしまい
抜きポケに効果的にダメージを与えられずに隙を見せている状態になっていることです
トリックなどによって無理やり起点を作ってくる場合もあり、
隙を見せる度合いは1/2<1/4<無効の段階で大きくなります
このケースの恐ろしい所が「ダメージを与えられないから交換する」という行動自体が隙を生んでいるということです
こうなった場合、どう転んでも相手の抜きポケに起点にされてしまいます
拘りポケモンを使用する時には相手の控えも想定をして技を選択していきたいところです
相手に隙を見せる行動④【能力下降技】
該当技は流星群・オーバーヒート・馬鹿力など
使用した後に能力が下がる技というのは、本来倒せる相手も倒せなくなり
その後の交換を余儀なくされる、という点で隙を見せる行動です
相手の置き土産でこちらのポケモンの能力を下げることで隙を作る、という戦法もこれに当たります
能力下降技は拘りアイテムと同時採用されるケースも多く、③と④の合わせ技で非常に危険
選出の段階で注意をした方が無難であると思います
相手に隙を見せる行動⑤【暴走技】
該当技は逆鱗・暴れる・花びらの舞
使用すると2~3ターン選択不能で使用後に混乱するという2重の意味で隙を生む技
技の威力自体は高く、逆鱗は鋼以外には半減されないので③のような事態にはなりにくいですが
その後の混乱を含めると隙の大きさはどっこいどっこい
相手の面子にもよりますが、50%で隙を見せると考えると、
ラムの実などの防止策がない場合は序盤に使ってはいけないと思います
安全に暴走技を使いたいならば、やはり終盤
相手の半減タイプや数値耐えするポケモンを削ってから撃つことが望まれます
【まとめ】
②以外のケースは全てその後の交換に繋がる、という点で共通しており
ポケモン対戦に置いて交換という要素がいかに重要であるかが分かるかと思います
今年に入って「対面構築」「汎用理論」など、交換を排除した構築に注目が集まっていることを考えると
交換の持つ役割や意味などを突き詰めていくことで新たな発見があるかもしれませんね
【最後に】
別に隙を見せても勝てる時は勝てるし、見せないでも負ける時は負けます
しかし、隙を見せる相手というのは〝くみしやすい〟のも事実
そして対戦相手として印象に残るのは〝強い相手〟
どうせ対戦するのなら、顔の見えないWi-Fi対戦だからこそ
相手の印象に残るような立ち回りをしていきたいですね
以上
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