IHIマリンユナイテッドが24DDHを受注 ほか
アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(株)は先月28日、
現在建造中の平成22年度護衛艦に引き続き、同型2番艦となる平成24年度護衛艦を受注したと発表しました。
防衛省から平成24年度計画ヘリコプター搭載護衛艦を受注~国内最大の護衛艦~ -アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド
この平成22年度 ・ 24年度護衛艦は「19,500トン型」とも呼ばれ、
DDH-143「しらね」及びDDH-144「くらま」の後継となるヘリコプター搭載護衛艦です。
【排水量】 | 基準排水量 : 19,500t 満載排水量 : 27,000t |
【全長】 | 248m |
【全幅】 | 38m |
【吃水】 | 7.5m |
【機関】 | LM2500ガスタービン 4基2軸推進 COGAG方式 112,000PS |
【最大速力】 | 30kt |
【乗員】 | 約970名 (便乗者含む) |
【各種兵装】 | ●高性能20mm多銃身機関砲(CIWS)×2 ●対艦ミサイル防御装置(SeaRAM)×2 |
【各種電子装置】 | ●OPS-50 (対空レーダー) ●OPS-28 (対水上レーダー) ●航海レーダー ●水上艦用ソーナーシステム ●電子戦装置 |
【艦載機】 | ●SH-60K×7 ●MCH-101×2 ※最大14機の積載可能 |
この性能諸元を見れば一目瞭然ですが、前級であるひゅうが型と比べ更に大型化しています。
航空機運用の中枢艦としての機能と国際平和協力活動等における洋上拠点となる輸送機能が強化され、
災害派遣及び国際緊急援助活動において陸上自衛隊の輸送や医療活動等の多様な任務にも対応可能です。
旧海軍の正規空母にも匹敵する大きさは、完成すれば過去最大の護衛艦 ・ 自衛艦となります。
しかし装備を簡略化したため、建造費はひゅうが型と同程度で済んでいます。

話題をもう一つ。
あきづき型護衛艦3番艦となる平成21年度護衛艦の命名 ・ 進水式が10月17日(水)に行われる事となりました。
当初9月中とされていましたが、若干遅れたようです。
平成21年度護衛艦の命名 ・ 進水式について -海上自衛隊
場所は三菱重工業(株)長崎造船所。
ここでの同型の命名 ・ 進水式は、DD-115「あきづき」及びDD-116「てるづき」に続き3艦目となります。
詳細日時は10月17日(水)10:37~10:55。
いつぞやの私の予想通り、艦名は「すずつき」になるのか否か・・・?

護衛艦関連で話題を更にもう一つ。
海上自衛隊ではあきづき型に続く汎用護衛艦として、平成25年度護衛艦(5,000トン型)の建造を予定しています。
上がそのイメージ図です。
同型の特徴としては、
●諸外国の潜水艦の高性能化及び静粛化に対応するため、対潜探知能力を向上
●低燃費の新型推進形式(COGLAG)を採用し、ライフサイクルコストを低減
防衛省の主要性能対比表を見る限り、上記の特徴以外はあきづき型と大差無いようです ↓

対潜能力向上というのは、やはり中国の潜水艦の脅威が念頭にあると思われます。
参考資料は以下をどうぞ。
我が国の防衛と予算 平成25年度概算要求の概要
平成24年度 事前の事業評価 評価書一覧(要旨)
平成24年度 事前の事業評価 評価書一覧(本文)
平成24年度 事前の事業評価 評価書一覧(参考)
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/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;) その他気になる話題としては、
/ (─) (─ /;;/ 90式SSM-1Bの後継誘導弾開発開始ですかな
| (__人__) l;;,´
/ ∩ ノ)━・'/
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
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