海自の次期対潜哨戒機「P-1」量産初号機が初飛行
P-1 は防衛省技術研究本部と川崎重工業(株)が開発を進める、海上自衛隊の次期対潜哨戒機です。
「P-X(Patrol aircraft-X)」の名称で計画され、2007(平成19)年には試作機「XP-1」が初飛行。
航空自衛隊の次期輸送機「C-X(Cargo aircraft-X)」と同時開発で、現行のP-3Cの後を引き継ぎます。

P-3Cはターボプロップの4発機。
P-1ではこれがターボファン4発のジェット機となり、低高度飛行における騒音軽減や任務時の生存性向上が図られます。
防衛省はP-1でP-3Cを完全に置き換える事を計画しており、およそ70~80機の製造が見込まれています。
P-3Cに比べ航続距離及び連続哨戒時間が向上している事から、P-3Cより少ない機数で同等の能力を発揮出来るようです。

そんな中川崎重工は、去る25日(火)にP-1量産初号機の初飛行に成功したと発表しました。
航空自衛隊の岐阜基地から離陸し、約2時間半の飛行を行ったようです。
防衛省向けP-1固定翼哨戒機の量産初号機が初飛行に成功 -川崎重工業 ニュース
P-1は平成20年度から今年度までに計8機が調達されており、今後も順次調達されていくと思われます。
防衛省への納入 ・ 海自への部隊配備は今年度中が予定されています。
川崎重工では本格的な量産開始に向け、引き続き飛行試験を繰り返し行うとしています。
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/ ─ ─ \ P-3Cと言えば・・・
/ (●) (●) \ 「ロッキード事件」の発端ともなった機体として有名ですな
| (__人__) |
\ ` ⌒´ ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ / r─--⊃、 |
| ヽ,.イ `二ニニうヽ. |
ミリタリーマニアとしてはP-1へのAGM-65「マーベリック」の搭載が興味深いっすな。
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