新型新幹線「N700A」の実地試験開始へ
JR東海が東海道 ・ 山陽新幹線向けに投入を予定している新型車両「N700A」が、
来月にも第一編成が納車され、実地試験が行われる模様です。
JR東海、「スマート新幹線」N700Aの実地試験へ -日本経済新聞
N700Aは、現行最新車のN700系をバージョンアップさせた車両で、「A」とは「Advanced」の略です。
正確に言うならN700系1000番台に区分される車両で、
“ペリカン” の愛称でお馴染みの700系置き換え用として投入されます。

置き換え対象の700系も、
それまでの車両に比べれば充分な省エネ車です。
しかし電力需要が逼迫する昨今、
N700Aの投入で、より一層の省エネ化を進める構えです。
具体的には1編成当たり実に19%の電力消費削減が実現します。
N700AはこれまでのN700系と比べ、幾つかの新要素を備えています。

①より安定した、強い制動力を生み出す中央締結ブレーキディスク
②全台車の状態を逐一チェックする台車振動検知システム
③ATC信号に沿った、より安定した運転を実現する定速走行装置
これらが主立ったN700Aの特徴です。
ブレーキの強化は非常制動の動作時から完全に停止するまでの距離を1~2割低減するとの事。
地震の際等、出来るだけ早く速度を落とす必要がある時に効果を発揮しそうです。
また定速走行装置は、従来は運転士が自ら調整していたような勾配における微妙な速度調整を、
装置側が自動的に種々の要素を考慮して行ってくれるというシステムです。
在来線の車両にはごく普通に搭載されていますが、新幹線車両への搭載は意外にもこれが初。
今年度は6編成が投入され、来年度には7編成が投入される計画。
これによりJR東海が所有する新幹線車両の約7割がN700系 ・ N700Aとなります。
ちなみに、営業運転の開始は来年2月に予定されています。
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/ ─ ─\ 「N700A系」って呼んだら凄い間違ってる感が・・・
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