【ポケモンBW】殻を破るバトン軸積みサイクルパーティ【完成版】






サクラビス/ラティオス/キノガッサ/ガブリアス/ウルガモス/パルシェン
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 性格 |
サクラビス | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 殻を破る | バトンタッチ | @白いハーブ | 控えめ |
ラティオス | 竜の波動 | 光の壁 | リフレクター | 置き土産 | @光の粘土 | 臆病 |
キノガッサ | 種爆弾 | ローキック | 身代わり | キノコの胞子 | @毒々玉 | 陽気 |
ガブリアス | ダブルチョップ | 地震 | 火炎放射 | 剣の舞 | @気合の襷 | 無邪気 |
ウルガモス | 大文字 | 虫のさざめき | めざめるパワー(地) | 蝶の舞 | @ラムの実 | 控えめ |
パルシェン | つららばり | ロックブラスト | 氷の礫 | 殻を破る | @命の珠 | 意地っ張り |
※前回のパーティから変更したところを赤字にしています
【概要】
前回さらしたパーティとコンセプトは同じ
個々が積みを行えるor単体でも機能するメンツなので
サクラビスに依存せずとも成り立つようにし
前回のパーティでの穴となるポケモンに対しての解答を考えた結果こうなった
具体的な変更点はローブシン→キノガッサ、ハッサム→パルシェン
まさかの殻を破る勢2匹搭載の鋼なし
しかし非常に噛み合う構築になりました
以下、個別解説
(編集者:飛びイカ)
この2匹を初めに解説します
前回と同じポケモンは一応前回の解説も載せておきます
(括弧内は努力値です)
【キノガッサ】
陽気:H155(156)-A151(4)-B102(12)-D91(84)-S134(252)
種爆弾/ローキック/身代わり/キノコの胞子@毒々玉
100%命中のキノコの胞子のハメゲーが強く
積み技を持たなくとも相手を抜いていけるアタッカー
殻を破る2匹と攻めの相性が良く
2匹の止まる耐久水を起点に胞子ゲーに展開できるのが魅力的
さらに殻を破るをバトンされ、ASが2段階上がったガッサは止めづらく
ガッサ対策を「S135以上のポケモンでまとめる」「ラムを持たせる」など
根本的な対策になっていないパーティにも強気に選出できるのも評価点
技構成は種爆弾と岩雪崩で迷いましたが、水に役割を持たせたかったので種爆弾に落ち着きました
もちろん岩雪崩ならばカイリューやサンダーなどに強くなりますが
バトン後ならば先制胞子からの種爆弾やローキックでごり押していけるので
あまり岩雪崩が欲しいと思った場面はありませんでした(岩雪崩なら怯みワンチャンですが)
ローブシンから変更した理由は
・サクラビス(&パルシェン)との弱点の補完性
・火炎玉による過労死が多いこと
・バトンをしないと微妙w
などの点から
しかし肝心のカバドリュに対してバトンローブシンは滅法強かったので
バトンのみをメインにしたパーティなら問題はないと思いました
今回は一応積みサイクルなのでお蔵入り
実はここの枠を最初はドレディアを使用していました
ドレディアのメリットとしては蝶の舞による単体での抜き性能の向上が可能な点
眠り粉によるワンチャン残し性能
特殊アタッカーなので熱湯の火傷が痛くないなど
しかし使ってみた結果、眠り粉の命中率による負けや
ガッサの身代わりを絡めることで生まれる安定感などを得られなかったので結局ガッサに
個人的には積極的にバトンを繋げるならガッサ、単体で積んで抜くの重視ならドレディアになると思います
【パルシェン】
意地っ張り:H153(220)-A161(252)-B200-D65-S95(36)
つららばり/ロックブラスト/氷の礫/殻を破る@命の珠
まさかの殻を破る2匹目
以前のこの枠はハッサムであり
採用理由はスカガブの逆鱗をキャッチして展開する、というものでした
しかし+2珠バレパンではガブを確定に出来ず
逆鱗と珠ダメによってハッサムがほぼ機能停止になってしまうという事態に
スカガブが出て来るタイミングが序盤に多く、ステロを撒いてバレパンの圏内に入れることも対策になりません
そこでスカーフガブ、襷ガブの両方を起点に出来
氷の礫で余計なダメを蓄積しないパルシェンを入れることとなりました
珠を持たせることのメリットは礫の縛り範囲の向上やロクブラでWロトムを倒せるなど
現環境的にカイリューが多いのでカイリューを厚く見れるパルシェンを入れることは構築の安定度を上げる結果となったので◎
別に意識したわけじゃありませんでしたけどパルガッサの形となりましたw
また、数は多くないけど挑発・追い風持ちのトルネロス、挑発持ちのギャラドスなど
見過ごし出来ないような相手にもパルシェン単体で強い
破った後ならばボルトロスの電磁波テロを食らわず礫で落とせ
前構築で薄かった飛行勢・襷・頑丈に強くなるなど
さまざまな問題を解消することが出来るパルシェンは偉いと思いました
【サクラビス】
H131(4)-B126(4)-C180(236)-D97(12)-S104(252)
ハイドロポンプ/冷凍ビーム/殻を破る/バトンタッチ@白いハーブ
○A200ガブリアスの逆鱗耐え(82.4%~96.9%)
○光の壁込で眼鏡ラティオスの流星群高乱数耐え(93,7%)
殻を破るでACSを2段階上げ、バトンタッチで後続に繋げられるポケモン
バトンせずとも殻を破ったサクラビス単体の指数は高く
サクラビスの+2ハイドロポンプ≒雨状態の眼鏡グドラのドロポン
ラティオスの眼鏡流星群を軽く超える火力となります
冷凍ビームはサブ技ですが、抜群冷B=等倍ドロポンであるため
マルスケ込カイリュー確1、Dを甘えたカバを確定など
ドロポン+冷Bでもりもり相手を倒していくことが出来ます
またSも2段階上がることで実値208相当
所謂130族を抜かすことが出来るので、スカーフ以外での対処は難しくなります
ただし素の耐久は心もとなく
味方の壁サポートなどがないと殻を破れずに倒されることもままあります
相手がスカーフ持ちの場合なども殻を破っても抜かせず倒されるので
相手の持ち物をよく考えて選出することが重要です
変更点なし
サポートなしでも殻を破れるように耐久に振ったものも使用してみましたが
やはりC振りに魅力を感じ、限界までCに振ったこの配分に落ち着きました
単純な性能だとパルシェンに劣るように見えますが
バトンタッチという強力な勝ち筋を生み出せるのはやっぱりいい
パルシェンと違ってブシンのマッパでそこまで削れないのも見逃せない点
サクラビスとパンルシェンの同時選出はほぼありませんでしたが
別個の道順を辿って勝ちを狙えるのでこれはこれで良かったと思います
【ラティオス】
H187(252)-B101(4)-C150-D130-S178(252)
竜の波動/光の壁/リフレクター/置き土産@光の粘土
壁貼り要員
高い素早さから壁を貼り、置き土産で退場するのが仕事
Hに振ることで無振りラティオス確定の攻撃を耐えることが可能
元々のアタッカーのイメージもあり、初手で挑発・トリックを受けずらく
ほぼ確実に仕事をこなせます
Cは無振り
これでも相手のボルトロスを竜の波動で確定2となり
流星群は相手の身代わりや1割の外しの関係上、連打に向かないので不採用
襷ボルトロスに壁を貼り、波動で襷を潰し、置き土産出来れば最高手
↓
臆病:H179(188)-B101(4)-C158(60)-D131(4)-S178(252)
竜の波動/光の壁/リフレクター/置き土産@光の粘土
○竜の波動でH100-D12振りボルトロス(実値H167-D102の流星群耐え)を高乱数2(82%)
○C252振りボルトロス(実値C177)のめざ氷確定3
○C76振り帯ボルトロス(実値C155)のめざ氷超低乱数2(2%)=ほぼ確3
○A252振りトルネロス(実値A167)のジュエルアクロバット高乱数耐え(93,7%で耐え)
単純なHSから少しCに回してほとんどのボルトロスを波動2発にしつつ
ボルトロスのめざ氷確3とトルネロスのジュエルアクロ耐えを両立しました
10分で考えた割には良い調整になってしまいましたw
前回も書きましたが、面子的にボルトロスに弱いように感じますが
上記のとおり波動2回でボルトロスを倒せるのでそこまで弱くはありません
もちろん後手に回らないように意識した選出・立ち回りが必要ですが
【ガブリアス】
H183-A182(252)-B115-C101(4)-D94-S169(252)
ダブルチョップ/地震/大文字/剣の舞@気合の襷
両刀寄りの襷ガブリアス
サクラビスの弱点である電気を無効化しバトン出来
持ち前の素早さと範囲で止まらないアタッカーになります
ダブルチョップは襷やマルスケ貫通など便利な連続技
同じダブチョを覚えるオノノクスを採用しなかったのは
素早さ・一致地震、大文字を採用できるなどの点からガブリアスの方が腐りにくいから
襷を持たせたのは
カイリュー・バシャーモ・ウルガモスなどの後手に回ってしまった場合の保険
またバトンに頼らずとも動かせるように剣の舞を採用
性格はやんちゃで火力の底上げをしてもいいですが、素の状態での汎用性
やんちゃにすることで乱数が確定になる相手が思いつかなかったのでむじゃき
↓
H183-A182(252)-B115-C101(4)-D94-S169(252)
ダブルチョップ/地震/火炎放射/剣の舞@気合の襷
大文字→火炎放射
大文字の糞外しが気になり、命中安定の火炎放射に変更
ムドーの前で火傷を期待しながら連打できるのが優秀
今のところ困ったことはありませんが
大文字ならばH181-D165のナットレイが確定2のところ、火炎放射では乱数2
大文字ならばH159-D100のハッサムが確定1のところ、火炎放射では乱数1など
確定→乱数になる相手もいるので難しいところ
特にナットレイは食べ残しの存在もあるので気になる人は大文字のままでいいと思います
雨状態のナットレイに対しては地震>大文字であるので大文字と火炎放射の優劣は関係ありません
HDハッサムに対してはオッカの有無で地震と炎技を選択したいところ
実はガブの枠も変更しようかと考えてました
候補はテラキオン・カイリュー・マンムーなど
テラキオンはにどげりの火力不足、水弱点が気にかかり
カイリューは連続技がなく、+2神速でボルトロスを確定に出来ない足らなさ
マンムーは最後まで悩みましたが、草弱点がサクラビスと被り、ムドーに何も出来ないので不採用
結局ガブリアスでええやんとなりました
【ウルガモス】※めざ地理想個体V-V-V-U-U-V想定
H173(100)-B86(4)-C198(200)-D125-S146(204)
大文字/虫のさざめき/めざめるパワー(地)/蝶の舞@ラムの実
構築上ラティオスは先発で起用し、場を整えていきますが
ラティオスを確定で葬り去るスカーフ持ち
具体的にはラティオス・ユキノオーなどを起点に出来る択が必要
=ウルガモスの採用となりました
特にユキノオーはラティオス・サクラビス両者に対して強いので
ノオー入りに強く出られるウルガモスの存在は大きいです
またこの構築は電磁波だけでなく、眠り粉・胞子などの催眠戦術も辛く
ガッサ・フシギバナ・ドレディアなどに強いラムガモスは心強い
Sはバシャーモに先制するために実値146
めざパは対応範囲の広い地面にしましたが
カイリューに刺さる氷でも良かったかもしれません
変更点なし
パルシェンを採用したことで竜などには厚くなったのでめざ地とめざ氷を迷わなくなりました
パルシェンがヒードランに打点がないのでめざ地安定です
殻を破る2匹の止まるヤドランに出せるのは大きいです
そもそもハッサムとウルガモスで範囲が被り気味だったので、構築のバランスが良くなってウルガモスも嬉しそうw
【立ち回り】
最も明白な勝ち筋はやはりサクラビスのバトンから繋げること
広範囲なガブ、凶悪なハメゲーのガッサ、蝶の舞の積み加算が出来るガモス
サクラビスとこれらのポケモンの組み合わせの範囲は広く、非常に止めづらいです
またガモスを止めるカイリューをパルシェン(サクラビス)が
パルシェン(サクラビス)を止める耐久水をキノガッサがそれぞれ起点にする積みサイクルも内包しています
相手は受けに回ることが出来ず、またこちらも無駄なサイクルを回さない=無駄な被弾をしない=急所率低下となるので
これだけ攻撃的なパーティであるにもかかわらず勝率は安定するはずです
以上
鋼がおらず、殻を破る勢2匹と非常に尖った構築になりましたが、
意外と各々が噛み合った組み合わせなので相手によって詰みがありません(積みだけに!)
前回での構築で甘かった部分をパルガッサを投入することで大分埋められ
「サクラビスバトン」「積みサイクル」を分け隔てなく柔軟に選出・立ち回れるようになりました
まだレートで30戦程度しかしていませんが勝率は安定しており8割ほど(24勝1切断w)
考えうる穴は大体埋めたので
後はパーティーのやり込みによる練度の上昇で勝率を上げていきたいと思います
それではノシ
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