北朝鮮の『衛星打ち上げ』にBMD展開か
またしても北朝鮮が “瀬戸際外交” をなさってます。
4月12日から16日までの間に、地球観測衛星「光明星3号」の打ち上げを行うとしています。
これが他国であれば「へぇそーなの」レベルですが、如何せん当事国が北朝鮮では話が違います。
(日本で言う)ロケットとミサイルは紙一重な物ですが、
事実上これは 『衛星の打ち上げ』 と言うよりも、 『弾道ミサイル技術の誇示』 とする向きが強いです。
北朝鮮によるミサイル発射(日本が関係する)は、これまでに1998(平成10)年 ・ 2006(平成18)年 ・ 2009年の3回行われています。
この内1998年に行われた実験では、「テポドン1号」が日本上空を通過し太平洋に落下。
この事から世間一般にも北朝鮮が軍事的脅威である事が広く認識され、BMD(弾道ミサイル防衛)導入の契機ともなりました。


日本のBMDは「2段構え」の体勢。
ミッド ・ フェイズでは海上自衛隊のイージス護衛艦が、スタンダードSM-3対空ミサイルを用いて迎撃を行い、
ターミナル ・ フェイズでは航空自衛隊のペトリオット(パトリオット)PAC-3が迎撃を行います。
今回北朝鮮は「ロケットの残骸が他国に影響を及ぼさないよう配慮した」として、
飛行コースはこれまでの日本列島を横切る東向きではなく、陸地を横切らない南東方向と発表。
ただし万が一日本に向けて飛来した場合は、
BMDを用いた迎撃を行うため、自衛隊法に基づく「破壊措置命令」を自衛隊に発令する模様です。
2009年の実験の際には実際にこれが発令され、都心にPAC-3部隊が展開した光景は記憶に新しい所でしょう。
ミリタリー好きとしては興味のある分野ではありますが、平和的な解決を望みたい所です・・・・・・
/ ̄ ̄\ <上手い事言えてねーぞ
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ
. | } ミ ピコッ
. ヽ } ミ /\ ,☆____
ヽ ノ \ \ / \
/ く \. /\/ ─ ─ \ <目には目を・・・ミサイルにはミサイルをってね
| `ー一⌒) / (●) (●) \
| i´ ̄ ̄ ̄ \ | (__人__) |
\_ ` ⌒´ /
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