群馬大学GA研究会 なんでもにっき

群馬大学サークル「GA研究会」です。会合記録や イベントレポート、個々人の研究、突発企画なども書いていきます。お楽しみに!

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ジュネーブショーにて「Ferrari F12 berlinetta」発表

F12-1.png



Presented by CHAKE...

これはカッコイイな!











現在スイス ・ ジュネーブにて行われているジュネーブ国際モーターショー2012において、
Ferrariは次期フラッグシップモデルとなる F12 berlinetta(ベルリネッタ)」 を初公開しました。


また他に、以前紹介した「カリフォルニア」の新バージョンも併せて公開されました。








599_20120308194245.jpg



「F12 berlinetta」は、「599」の後継となる車。

これにより、12気筒モデルに「F12 berlinetta」、8気筒モデルに「458 Italia」というFerrariの新世代ラインナップが完成。
これらのモデルは先代から出力増を果たしつつも、燃費や排出ガス削減を30%向上を実現しています。





F12-2.png



そのデザインは「599」をベースとしつつ更に発展させた “如何にも” な物。
エアロダイナミクスに気を使ったその形状は、Ferrariの持つ品格を悠然と醸し出しています。

個人的には「599」のデザインも大好きだったんですが、この「F12 berlinetta」の物も気に入ってます。



ホイールベースは従来より短縮され、トランスミッションを後車軸に置く「トランスアクスルレイアウト」を採用する事で、
「599」に比べ全長は短く車幅は狭く車高は低くなりました。
リアへの重量配分は理想的な54%と、後方寄りです。



F12-3.png



「F12 berlinetta」のスペースフレーム ・ シャシーとボディシェルは一からの新設計とされ、
自動車部材用としては初使用となる物も含め、12種類のアルミニウム合金が使用されています。

製造には新しい組み立て手法や接合技術も導入。
車重は1,525kgに抑えられ、1,750kgあった「599」に比べ相当に軽くなり、
20%向上させたねじれ剛性と相まって、最大限の性能効率を得るに至りました。










F12-4.png

F12-5.png F12-6.png
F12-7.png F12-8.png



新開発のボンネットを用いてダウンフォースを発生させるエアロ ・ ブリッジ、
ブレーキ冷却エア ・ インテークが高温下でのみ開くアクティブ ・ ブレーキ ・ クーリングといった技術の搭載によって、
「F12 berlinetta」のダウンフォースは200km/h時で123kgCd値は0.299を弾き出します。

これは空気力学的効率1.2(「599」の2倍)を実現しています。


フロントデザインは「599」に比べ特別変わった要素はありませんが、リアデザインは特徴的です。
ディフューザーの2枚の垂直フェンスをボディに統合させたTシェイプスタイルとし、
そこにフルLEDの円形テール ・ ライトランプとF1マシン風のリア ・ フォグランプを装備。






F12-9.png F12-10.png



インテリアも「599」のイメージから刷新。

ポルトローナフラウのレザーを使用し、シート後方にはラゲッジスペースが追加。
ダッシュボードには新たに、航空分野に学んだカーボン ・ ファイバーと軽合金製のエア ・ ベントが配されています。


外装色は28色という極めて多くの中から選択出来ますが、内装色は2色から。
「Nero/Cuoio」か「Nero/Brue Navy」です。



F12-11.png F12-12.png
F12-13.png F12-14.png



特設サイトでは、外装 ・ 内装に加えタイヤも選んでの組み合わせをシミュレーション出来るので面白いです。
My Ferrari” を、例え画面の中とは言え作り出せますw










また内部面では、

最新のカーボンセラミック ・ ブレーキ ・ システム(CCM3)
更に進化した磁性流体サスペンション(SCM-E)
最新の電子車輌制御システム(E-diff、ESC、F1-Trac、ハイパフォーマンスABS)
これらのシステムを装備し、それらの制御は最新の専用ソフトウェアを搭載する1基の高性能CPUによって統合的に行われます。


「F12 berlinetta」の0-100km/h加速は3.1秒0-200km/h加速は8.5秒
フィオラーノ ・ サーキットにおけるラップタイムは1分23秒となっています。










《詳細データ》


〈エンジン〉

形式65° V型12気筒
ボア×ストローク94×75.2mm
総排気量6262cc
圧縮比13.5 : 1
最高出力545kW(740CV) at 8250rpm
1リッター当たり出力118CV/L
最大トルク690Nm at 6000rpm
最高回転数8700rpm


〈サイズ及び重量〉

全長4618mm
全幅1942mm
全高1273mm
ホイールベース2720mm
フロント ・ トレッド1665mm
リア ・ トレッド1618mm
乾燥重量1525kg
車輌総重量1630kg
重量配分フロント : 46% リア : 54%
パワーウェイトレシオ2.1kg/CV
燃料タンク容量92リットル


〈ホイール&タイヤ〉

フロント255/35 ZR 20 9.5J
リア315/35 ZR 20 11.5J
フロント(ウィンター ・ タイヤ)255/35 ZR 20 9.5J
リア(ウィンター ・ タイヤ)305/35 ZR 20 11.5J


〈カーボン ・ セラミック ・ ブレーキ(CCM3)〉

フロント398×223×38mm
リア360×233×32mm


〈電子制御システム〉

ESCスタビリティー ・ コントロール
ハイパフォーマンスABS/EBDハイパフォーマンス ・ アンチロック ・ ブレーキングシステム
F1-TracF1トラクション ・ コントロール
E-Diff 3第三世代電子制御ディファレンシャル
SCM-E磁性流体ダンピング ・ コントロール(ツイン ・ ソレノイド)


〈ギアボックス〉

F1デュアルクラッチ ・ トランスミッション、7速


〈パフォーマンス〉

最高速度340km/h以上
0-100km/h加速3.1秒
0-200km/h加速8.5秒


〈燃料消費とCO2排出(ECE+EUDC複合サイクル)〉

燃費15リットル/100km
CO2排出量350gr/km




















  ________
  | ______ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  | |       /       .::::::::::::::::::::::::\
  | |       /          ..::::::::::::::::::::::::|   ベルリネッタベルリネッタベルリネッタ・・・・・・
  | |      .|          ...:::::::::::::::::::::::::|
  | |       |        ....:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ     .....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄        :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |           :::::::::::::::::::::|
  \ \  \___      ::::::





  ________
  | ______ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  | |       / ⌒  ー、  :::::::::::U:::\ 
  | |       /( ○)}liil{( ○)   ::::::::::::::|   言い難い!
  | |      .|U⌒(__人__) ⌒   ::::::U:::|    あと何回噛めば良いんだお!?
  | |       |   |r┬-| U...:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ  `⌒´.....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄      :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |             ::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___      ::::::
関連記事
スポンサーサイト



| 自動車 | 22:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://apg.blog3.fc2.com/tb.php/1729-9327eb0f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT