軽自動車生産に幕を下ろしたスバル群馬製作所の今後
各メディアにて大々的に報道されていますが、
「スバル」ブランドを展開する富士重工業は、本日を以て軽自動車の生産を終了します。

スバル車の生産は1958(昭和33)年の、国民車として絶賛された軽自動車「スバル 360」から始まっており、
軽自動車の生産は、「スバル」ブランドの原点とも言えます。
その後サンバー、レックス、プレオ、ステラ等54年間で延べ9車種 ・ 約7,968千台を生産。
スバルの軽自動車は、
●4輪独立サスペンション
●4気筒エンジン
●CVT(無段変速機)の採用
●4WDの展開
等の機構で、それまで普通車に比べるとチープ感が拭えなかった軽自動車の価値を高めました。

本日の生産終了に先立って、昨日28日には「サンバー」の生産終了式典を実施。
サンバーは1961(昭和36)年に初代モデルが発売されてから、実に半世紀以上に渡って生産された車両。
現在のスバル車の中では最古参で、日本産の自動車全体でも7番目に “長寿” な車でした。

スバルは2008(平成20)年4月にトヨタ ・ ダイハツとの協力関係を樹立。
これを機に、水平対向エンジン等のコア技術を活かす登録車の開発や生産に経営資源を集中する事を決断し、
順次軽自動車の生産からは手を引いてきていました。
生産は止めるものの、軽自動車の「販売」自体は今後も継続。
ダイハツ車のOEM生産を行い、「スバル」ディーラーで販売するとしています。
そして本題の群馬製作所。
「中島飛行機」時代からの地 ・ 太田市に軒を構える同工場は、スバル軽自動車生産のメッカでした。


新たに登録車生産工場として生まれ変わる同工場では、
『SUBARU BRZ』 に 『TOYOTA 86』 が生産される事に!
2012年度中には「インプレッサ」の生産も開始される予定で、
今後も群馬製作所が担う役割は、極めて大きいものであると言えそうです。
____
+ ./ / \\
/ (●) (●)\ BRZや86が積む水平対向エンジンも群馬製だもんね・・・・・・
/ ⌒ノ(、_, )ヽ⌒ \ こりゃ群馬の時代来ちゃったかー
| `-=ニ=- |
\ `ー'´ / +
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
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