ポケモンバトル動画紹介(解説)②
@SOVAさんとの対戦です
相手パーティは
パールル(水)
ツボツボ(虫/岩)
ナッシー(草/エスパー)
ガラガラ(地)
ドータクン(鋼/エスパー)
ドサイドン(地/岩)
どうみてもトリパです
ありがとうございました
・・・と言われても何のことか
分からないでしょうから
詳しく説明していきます
そもそもトリパとは
トリックルームパーティの略称です
そしてトリックルームとはポケモンの技で
5ターンの間、素早さが遅いポケモンから行動する
という技なのです
素早さが遅いというのはポケモンにとって、
デメリットの一つなのですが
それを逆手にとった戦法がトリパなのです
トリパというのは、その性質上
トリックルームを発動させるポケモンと
素早さは遅いが高火力なポケモンで構成されます
また、トリックルームは5ターン~と書きましたが
発動したターンも数えるので4ターン
アタッカーに交代すると3ターン
つまり3ターンでアタッカーは敵を殲滅しなくてはなりません
交代した際に、アタッカーが倒されると
さらに継続ターンが減ってしまいます
なので
トリックルーム→大爆発で
安全に味方を召喚するのが一般的
それをふまえた上で、@SOVAさんのパーティを
見ていきますと
トリックルームを発動出来るポケモンは
ナッシー(草/エスパー)
ドータクン(鋼/エスパー)
この2体になります
さらにこの2体ともに大爆発を覚えます
この2匹ですが
ナッシーは冷遇気味な草タイプということもあって
弱点が多いポケモンです
せっかくトリックルームをこさえても
相手の初手で落とされてしまう可能性があります
一方ドータクンは鋼/エスパーの複合タイプで
9タイプに耐性があり
非常に硬いポケモンです
トリパのほとんどは初手ドータクンとなるのです
ここでライデンさんの選択ポケモンを見てみましょう
カイリキー(格闘)
サーナイト(エスパー)
ハガネール(鋼/地面)
ここで疑問になるのが
「何故この3匹を選んだか?」
でしょう
考えてみてください
相手は初手ドータクンで
トリックルーム→大爆発を決めてくるでしょう
そんなときに、ドータクンを最初の1撃で仕留めないと
相手の先制大爆発で
こちらの1匹目は倒されてしまいます
「それでも2対2でイーブンじゃね?」
と思われるかもしれませんが、
フィールドはトリックルームの影響下にあり
“ドータクンは充分仕事した”状態です
残りポケは同じでも、こちらが圧倒的劣勢に
なってしまいます
さて、そこでこちらは初手カイリキーです
このカイリキーは「みがわり」という技を持っています
みがわりは、自分のHPの1/4を削って身代わりを出す技です
身代わりが出ている間は、自身に攻撃が通らないので
相手が大爆発をしてきても、1/4で流すことが出来ます
つまり初手カイリキー安定
残りの2体は、どちらかというと消去法で選ばれた感じがします
何故ならオーダイル・ストライクは
素早さ重視の戦法だからです
トリパとは相性が悪い
リザードンは基本的なタイプの相性が悪いポケモンが多い
タイプ的に有利なドータクン・ナッシーは
爆発要員なので、実際は安定して倒せません
以上のことからこの3匹となったのでしょう
・・・多分
(0:50)
バトルが始まりました
相手の初手は予想通りのドータクン
このドータクンというポケモンは
ばつぐん(2倍) ほのお/じめん
ふつう(1倍) みず/でんき/かくとう/むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2) ノーマル/くさ/こおり/
ひこう/いわ/ドラゴン/はがね
いまひとつ(1/4) エスパー
こうかなし どく
上記のように
9タイプに耐性をもち、弱点は地面・炎だけと
優秀なタイプ構成なのですが
ドータクンが様々な人から嫌がられるその最たるは、
特性にあります
ドータクンは「ふゆう」と「たいねつ」の2種類の特性を
持っています
「ふゆう」とは、地面タイプの技が当たらなくなる、
という特性で
「たいねつ」とは、炎タイプの技が1/2になる、
特性なのです
つまりどういうことかというと
「ふゆう」持ちのドータクンは弱点である地面が当たらず
実質弱点は炎だけ
「たいねつ」持ちのドータクンは弱点の炎が等倍で
実質弱点は地面だけ
しかも、どちらの特性かは攻撃してみないと
分からないのです
めざとい人は
先ほどの選択次に
「初手リザードン(ハガネール)でドータクン落とせばおk」
と思ったかもしれませんが
もしもドータクンが「たいねつ」(ふゆう)だった場合
逆に返り討ちにあってしまうのです
ようするに、
ドータクンは弱点が1つな上に弱点が取りづらい
鬼畜ポケモンだということなのです
(1:15)
予定通りに進んでいます
カイリキーは「ばくれつパンチ」を選択
ここで、金銀をプレイ積みの方は気づくかもしれません
「爆裂パンチって命中めっちゃ悪いよな?」
そうなのです
この爆裂パンチですが
タイプ格闘で威力100命中50
当たった場合、必ず相手を混乱させる
という非常に一か八かな代物
だからといって別にライデンさんが
自身の運の強さを信じているわけでなく
カイリキーの特性が関わっています
(特性の話ばかりで申し訳)
このカイリキーの特性は「ノーガード」
「ノーガード」とは、
自分と相手の攻撃が100%命中する
というもの
何というチートw
これにより爆裂パンチは命中100%で
必ず混乱させる技に
こう聞くと
「その特性強すぎじゃね?」
と思うかもしれません
でも相手の攻撃も100%命中します
一撃必殺技である「じわれ」や「角ドリル」も
命中30%→100%へ
つまり「ノーガード」カイリキーは
一撃技を持つポケモンが出てきたら
詰んでしまうのです
※カイリキーは一撃技は覚えません
さてバトルの展開的には
無事トリックルームを決めたことですし
相手のドータクンは爆発したい
ですが、カイリキーが身代わりを張っていて
大爆発では自分だけ死んでしまいます
そんな訳で、身代わり破壊のために
ドータクンがジャイロボールで攻撃します
しかし、カイリキーはどちらかというと鈍足ですので
身代わりは壊れず残ってしまいました
さらに自身は混乱状態に
ここで粘っても、トリックルームの継続ターンが
いたずらに減るだけですので
大爆発で退場します
(2:25)
代わりに出てきたのはナッシー
カイリキーではどうしようもありません
(格闘半減・岩も半減)
素直に逃げます
控えにはサーナイト・ハガネール
しかし、サーナイトの攻撃技である
サイコキネシスと10万ボルトは
どちらもナッシーに対して半減
ここはハガネールに頑張ってもらいます
(2:50)
ナッシーに対してハガネールを出しましたが
決して相性が良いとはいえません
むしろ悪いです
幸いなのが
フィールドは今だトリックルームの影響下で
ナッシーとハガネールでは
ハガネールの方が遅いので
ナッシーに先制できます
ハガネールの攻撃技は、
地震とジャイロボール(と大爆発)
このうち、地震は半減、
ジャイロは素早さがあんま変わらん
ということでナッシーを倒すことが出来るのは
大爆発のみ
動画の説明文にもあるようにここで先手大爆発で
ナッシーを潰していれば、この勝負は確実に勝てました
しかし、痛恨の選択ミス
ハガネールはちょびっと削って退場です
※トリックルームのターンを1消費がでかかった
(3:40)
サーナイト対ナッシーは省略
催眠はやっぱり鬼畜ということですw
(5:45)
ナッシーの最後っ屁で場は再びトリクル
最後のポケモンは
カイリキーとパールル
このパールル
一見弱そうなポケモンですが、
実は専用アイテムがあり、それがやばい
このパールルに「深海の牙」という専用アイテムを持たせると
特攻が2倍になるのです
これにより、全ポケモン中ナンバー1の特攻へ!
もちろん伝説ポケモンを含めて!
素早さは進化前のポケモン故に遅く
トリクル状態ではカイリキーに先制できます
・・・まあ
結果的にはカイリキーの持ち物「先制の爪」が発動し
ライデンさんの勝利でした
ちなみに「先制の爪」は素早さを無視して先制する、
というアイテム
発動確立は20%
正しく運も実力のうち
このタイミングで発動はぱねぇww
今回はこの辺で
ポケモン動画解説って意外と楽だな
結果論をつらつら書いてくだけだし
それではノシ
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