群馬大学GA研究会 なんでもにっき

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ポケモン バトル動画紹介(解説)①

どうも、飛びイカです



今回は僕が再びポケモンにハマるきっかけとなった


「ライデン」さんの「バトルレボリューション」動画を貼っときます




これを見て氏のほかの動画を見てみると、


いつのまにか忘れていたポケモン熱が再燃するのでは?














ちなみに[続きを読む]より、


この動画の解説みたいなのが読めます


「あの場面、どうして交代したの?」とか


「この技ってなに?」など


ポケモン離れしている方にも(出来るだけ)


分かりやすく説明していますので


暇な人は読んでみると、より深く動画を閲覧できると思います


※解説なので、動画を観たあとに読むようにしてください


 注ネタバレ






バトレボ動画@HIROさんとの対戦です


ライデンさんにも名前の前に@が付いています


これは「ネット上に動画を上げても良いサイン」です


ただ、これは発祥が2チャンの掲示板なので


全員が@を付けているとは限りません













さあ、相手の手持ちポケモンを見ていきますと



フシギバナ(草/毒)


カメックス(水)


ヘラクロス(虫/格闘)


カポエラー(格闘)


レントラー(電気)


ドンカラス(悪/飛行)











今回のライデンさんの選択ポケモンは





サーナイト(エスパー)


ストライク(虫/飛行)


ハガネール(地面/鋼)













まず相手の手持ちに格闘タイプが2体います


さらに毒タイプを持つフシギバナ


エスパーであるサーナイトはこれら3体に


「こうかばつぐん」のサイコキネシスを打てます



また、ライデンさんのサーナイトはサブウェポンに


「10まんボルト」を持っていますので


カメックス及びドンカラスにも「こうかばつぐん」を


取ることが出来ます












なので初手サーナイト安定



ただし、サーナイトは


「すばやさを下げた代わりにとくぼうが高いエスパー」


であるため


ヘラクロスの「メガホーン(虫/威力120)」で


やられてしまいます


交代読み「サイコキネシス(エスパー/威力90)」を


打てればいいですが


相手の初手ヘラクロスだと死ねるので、


2番手に飛行タイプでもあるストライク


そして、「10まんボルト」で「こうかばつぐん」が取れるとはいえ


もともとの相性が悪いドンカラスと


サーナイトには「かみくだく(悪/威力80)」


ストライクにはいずれかの電気技を使ってくるレントラーに対して


「ハガネール」を3番手に







(0:45)








バトルが始まりました


相手の初手はカポエラー


格闘ですので、こちらが有利です






サーナイトの特性である「トレース」により


相手のカポエラーの「テクニシャン」をトレース


サーナイトの特性も「テクニシャン」になりました






特性というのは、各ポケモンが持っている特殊能力です


特性は


「サーナイトであれば、トレースかシンクロである」


というように


ポケモンによって最初から決まっています












トレースという特性は、相手の特性をコピーする特性です


相手によって左右されますが、


優良な特性をコピーすることが出来ればしめたもの


ダメ特性もコピーしちゃうのはご愛嬌







シンクロは相手の技で毒・やけど・まひになった場合、


相手を同じ状態にするというもの








状態異常のマイナスをイーブンに出来るので汎用性は高め


眠りはシンクロ出来ないのが痛い






このように書くと、


サーナイトはトレースとシンクロ両方持っている


思いがちですが


特性は1匹につき1つですので


このサーナイトがマヒになっても、


相手をマヒにすることは出来ません











テクニシャンの説明は後ほど行います










※サーナイトは2種類の特性を持っていますが、


 1種類だけのポケモンもいます

 














(1:10)




サーナイトは交代読み「さいみんじゅつ」


カポエラーは案の定交代、


出てきたのはエスパー技が無効なドンカラスです









残念ながらサーナイトの「さいみんじゅつ」は


外れてしまいましたが


1つわかったことがあります












それは相手のドンカラスの特性です












ドンカラスの特性はサーナイトと同じく2種類あります


それは「ふみん」と「きょううん」です












「ふみん」とはその名のとおり眠り状態にならない


という特性です













「さいみんじゅつ」はダイヤモンド・パールにて


命中率が60→70に上がり


催眠術を使った戦法が流行しました



この命中率はバトルレボリューションでも同じですので


催眠術に頼った戦法をするポケモンにとっては


ふみん持ちドンカラスは天敵のような存在です






※サーナイトはそこまで催眠依存ではありませんが















「きょううん」とは自分の技が急所に当たる確率が


1段階上がる
、という特性です














急所はダメージが二倍になるなど、


様々なメリットがあるものですが


出る確率は1/16と中々出ません


しかし、「きょううん」で1段階急所率が上がると


1/8になります


数字以上に効果は実感できます






















さて、話を戻します


この場面でサーナイトはドンカラスに催眠術を打ちました


このときメッセージで


「こうげきは はずれた!」


となっています












もし、ドンカラスの特性が「ふみん」であった場合


メッセージは



「ドンカラスは ふみん で 


 さいみんじゅつは きかなかった!」



となるのです











つまり相手のドンカラスは「きょううん」であることが分かりました













バトル的には相性の悪いドンカラスが出てきてしまいました


ドンカラスというポケモンは


「ドンカラスは読みポケ」という言葉があるほど


相手の手を読んで攻撃するのが重要なポケモンです











それは悪タイプの技であるおいうち・ふいうちの存在のためです














おいうちは普通に打った場合、威力40ですが


相手が交代を選んだ際に、


交代前に2倍のダメージを与える技です









ふいうちは、相手が攻撃技を選択した場合に


先制する技です(威力80の先制技)




ただし、相手が攻撃技以外を選択(補助技・交代)は


失敗してしまいます













ここではライデンさんは「ふいうち」読み交代によって


ハガネールの無償降臨を狙いましたが、失敗



急所「おいうち」によってサーナイトは倒されてしまいました











(1:55)


みんな大好きハガネール@わかもとが現れました




現在は違いますが、当時ではドンカラスに


ハガネールを突破できる技はありません


居座っていてもハガネールがうるさいだけなので、


素直に逃げるでしょう











それでも、ドンカラスに無効なじしんは打ちづらいです



選択肢は「ジャイロボール」か「ステルスロック」の2択に


ここは好みが大きいですが、ジャイロボールを選択














予想通り相手は交代


代わりに鋼に効果抜群を取れる


格闘タイプのカポエラーが出てきました











ハガネールのジャイロボールは急所に当たったこともあり


カポエラーのHPを9割持っていく大ダメージ











「ジャイロボール」とは鋼タイプの技で


こちらの“素早さ”が相手の“素早さ”より


遅ければ遅いほど高ダメージという



ちょっと変わった技です









また、このハガネールの持ち物は「黒い鉄球」なのですが


この持ち物は、飛行タイプが持つと地面技があたり


持っているポケモンの素早さが下がる
という


メリットなしの持ち物ですが


この持ち物によりジャイロボールの威力は格段に上がります







ちなみに最高威力は150(タイプ一致で225)






※最遅で「黒い鉄球」持ちハガネールの場合、


 バタフリー・パルシェン・ウツボットから威力150になります
 

 カポエラーにも150のはずなんだけど、


 多分ダメージ的にライデンさんのは最遅ではありません










(2:40)








カポエラーに大ダメージを与えて、


ハガネールでごり押しても落とせますが


ハガネールではカポエラーの素早さは抜けない


&鋼は格闘で抜群


ハガネールを落とされると、


ドンカラスを受けれる奴がいなくなって詰むので


ストライクに交換します









(3:00)









カポエラーは「マッハパンチ」を選択










マッハパンチは格闘/威力40で相手に先制できる、



という「でんこうせっか」の格闘バージョンです


カポエラーは使える格闘技をあまり覚えないので


恐らくは格闘技はこれだけなんでしょう















しかし、先制技とはいえ威力40です




威力40と聞いて


「なんでそんな低威力の技入れてるの?」


と思うかもしれません











実は現在のポケモンでは、



先制技はなくてはならない程の重要な技なのです












何故重要になったかは、様々な要因があり


書いていくと大変になりますので追々書きます







まあ、削りのこしを確実に削れる技だから有用、だと思えばおk












さて、バトル上にはストライクとカポエラーが対峙していますが


実はこの2体、特性が同じなのです


そう「テクニシャン」です


ここで「テクニシャン」の説明をしておきます










「テクニシャン」は威力60以下の技の威力を1,5倍にする


という特性です







これにより先ほどのカポエラーの「マッハパンチ」は



40×1,5(特性)×1,5(タイプ一致)=90となり、


中々の威力になります





※こうかいまひとつ1/2と急所で2倍ですので90のまま









(3:30)







食べ残しもちのカメックスがでてきました


忘れがちではありますが、水タイプというのは




抜群:電気/草


いまひとつ:ほのお/みず/こおり/はがね





と中々の強タイプ








食べ残しもち&電光石火のダメージを見ると


耐久型であることが推測されます
 













ストライクは剣の舞



耐久型はちまちま攻撃するよりも


高火力で一気に倒さないと、


補助技などを使われて面倒なことになります







剣の舞は「こうげきが ぐーんと あがった!」となりますが


これは単純計算でダメージが2倍になります











対するカメックスはアクアリング






アクアリングは毎ターン自分の最大HPの1/16を回復する技


食べ残しも同じく1/16を回復するので


合わせると毎ターン1/8回復出来ることになります





カメックスが攻撃してこなかったことを見て


さらに剣の舞を積みます


これで単純計算でダメージは3倍になります












カメックスは水タイプにほぼ必須な冷凍ビーム







ストライクは見た目や弱点の多さから、脆いようにもみえますが


不一致の弱点なら1発くらいは耐えてくれます




・・・岩は無理ですが











さあ、ストライク無双です








ストライクのつばめがえし!






つばめがえしは威力60の飛行タイプ必中技







威力60でも特性テクニシャンによって、




メインウェポンに置ける技になります







60×1,5(特性)×1,5(タイプ一致)×3(剣の舞)=405






超ダメージです




流石の耐久カメも耐えられません














(5:15)



ドンカラスが出てきました



相手のドンカラスは特性きょううんの


おいうち持ちということが分かっています













このとき、技を選択することにおいて問題が1つあります







「相手がふいうちをもっているか?」








ふいうちは上記にあるように、こちらが攻撃技を選ぶと


先制されてしまいます







ストライクの残HP的に耐えられません


そこで次に浮かんでくるのが








「電光石火で落とせるのか?」








ふいうちの優先度は






普通の先制技>ふいうち>攻撃技






なので、電光石火はふいうちにも先制できます







電光石火のダメージは次の通り




40×1,5(特性)×3(剣の舞)=180








ドンカラスは攻撃面は優秀ですが、耐久は紙


180もあれば充分かと思われます










もちろん確実に落とすために




剣の舞(ふいうち読み)→電光石火(威力240)






がベストアンサー・・・ですが





相手が剣の舞読みで突っ込んでくるかもしれません


難しいところです







結局、ライデンさんはつばめがえしを選択



おそらく上記の理由と


相手のドンカラスがおいうちを持っているのを見て


同じ悪タイプの技を入れていないだろうと思ったのでしょう





(あと、ストライク落とされても勝てるからでしょう)








まあ、ドンカラスは普通ふいうち持ちです










(7:35)







ハガネールにカポエラーは「マッハパンチ」


威力40とはいえ



40×1,5(特性)×1,5(タイプ一致)×2(抜群)=180



これで全然けずれないハガネールが硬すぎなのです












解説はここまでです



ちょっと長くなりました


持ち物の説明なんかも入れる予定でしたが省略


気が向いたら書きます







それではノシ






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