アオシマより1/350「H-IIBロケット」が2月中旬に再販
プラモメーカー「アオシマ」としてお馴染み青島文化教材社。
その製品ラインナップの中に、 『スペースクラフト』 というカテゴリがあります。
文字通り、宇宙関連のプラモ群です。
その内のNo.04 「1/350 H-IIBロケット」 が、今年2月中旬にも再販されます。
実は去年7月に発売されており、今回はあくまで「再販」です。
〈H-IIBロケットとは?〉
H-IIB(エイチツービー / エイチにビー)は日本が誇る大型ロケットです。
国際宇宙ステーション(ISS)への補給物資輸送を主として設計 ・ 開発が行われ、
そのベースとなっているのは同じ国産大型ロケットであるH-IIAロケットです。
打ち上げ能力は、
・ 低軌道(LEO) : 19,000kg
・ HTV軌道 : 16,500kg
・ 静止トランスファ軌道(GTO) : 最大8,000kg
静止軌道への8tの打ち上げ能力というのは、商用衛星打ち上げで世界トップのシェアを持つESA(ヨーロッパ宇宙機関)のアリアン5ロケットの10tとほぼ同等。
純粋にスペックだけを見れば、他国からの商用衛星打ち上げ受注を受ける可能性は十分にあります。
その構造は基本的にベースとなるH-IIAの「発展型」といった感じ。
第1段は、H-IIAのメインエンジンである「LE-7A」を2基搭載(クラスター)。
これによりタンクの直径が4mから5.2mへと大きくなりました。

LE-7Aは、初の純国産大型ロケットであるH-IIロケットのメインエンジンとして用いられた、「LE-7」の改良型。
液体水素と液体酸素から推進力を得る「二段燃焼サイクル」という技術を採用しており、
この技術を用いたエンジンの開発に成功したのはアメリカ ・ ロシア ・ 日本のみです。
第2段は14号機以降のH-IIAロケットとほぼ同じ。
ここだけ機体の直径が絞ってあるのはそのためです。
「LE-5B-2」エンジンを1基搭載しており、このエンジンは世界初の再々着火が可能となっています。
第1段の周りを取り囲んでいるのは、SRB-A3(固体ロケットブースタ)。
これもH-IIAロケットと共通品で、H-ⅡAでは通常2本搭載(202型)の所を4本搭載。
2012年現在2号機までの打ち上げが行われ、2機共に成功しています。
今年度も2機の打ち上げが予定されており、
HTV(宇宙ステーション補給機)、通称 “こうのとり” を宇宙へ運搬する事になります。

そんなH-IIBロケットのアオシマ製プラモデルは1/350スケール。
全長は163mm、同スケールのHTV ・ 台座が2種類付属します。
発射時イメージ、飛行形態イメージのどちらでも展示可能。

衛星フェアリングは選択式で、透明フェアリング付属により内部が見えるカットモデル風にも製作が可能です。
ちなみにキットは未塗装なので、自分で塗装する必要があります。
価格は2,415円(税込)です。
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/ ─ ─\ 前にH-IIAのペーパークラフト買った時はロクに作れなかったからなぁ・・・
/ (●) (●) \ 今度はちゃんと完成させたいな
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