東武50070系にLCD搭載
東武鉄道では今年度、「50000系車両を2編成20両導入する」としています。
その内の第一陣、50070系51076編成が今日 ・ 明日ではるばる山口県から輸送されてくるのですが・・・・・・
この編成の車内に、
東武鉄道の車両としては凄い久しぶりに LCD(液晶)式案内装置 が搭載されている事が分かりました。
ソース : http://yfrog.com/odck3vlj
ちなみに、現状の50070系の車内案内装置は

↑ のような一段式のLEDが千鳥配置という物でした。
ここから考えると、相当に進歩したと言えるでしょう。
これで、車内設備面で関東の他私鉄に肩を並べた事となります。

ところがどっこい・・・・・・!
東武鉄道では、これより以前に車内案内装置にLCDを用いていた時期があったのです。
話は遡る事19年程前・・・


1992(平成4)年、当時の東武鉄道は地下鉄日比谷線乗り入れ用車両として20050系を製造し始めました。
「-50系」の名前通りこの車両は20000系のマイナーチェンジVer.で、
編成の前後各2両を5扉車としたり、制御装置にVVVFインバータを採用したりと、東武 “初物” が多く取り入れられた車両でした。
そんな “初物尽くし” の中でも極めつけは、車内での液晶モニターを用いた案内装置の搭載でした。
鉄道車両へのこのような装置の搭載は、当時では他にJRの205系が6扉車で試験的にやっていたのみ。
本格搭載したのは東武20050系が最初だったと思われます。
これは中々評判が良く、1994(平成6)年に登場した地下鉄有楽町線乗り入れ用車両の9050系にも搭載されました。
しかし、当時の液晶は劣化が早く、また保守面も容易ではない事から順次撤去。
1999(平成11)年までに全編成から姿を消しました。
それから約12年。
まさかここに来て再び東武の車両の車内でLCDを拝める日が来ようとは・・・・・・ww
50070系としても、今回の51076編成で3タイプ目。
同じ系列の中で更に細かく分類が必要となりますw
〈50070系データ〉

・ 1次車(51071~51074編成)
[外装]側面窓は大型の固定式
[内装]内張は高硬度アートテック、座席は座り難いアレ、ドア横の手摺りは一体型
・ 2次車(51075編成)
[外装]側面窓は一部開閉可能な構造に変更
[内装]内張は高硬度アートテック、座席はやや改善された物、ドア横の手摺りは一体型
・ 3次車(51076編成~)
[外装]側面窓は開閉可能な物、屋根上の非常換気装置を省略
[内装]内張は光沢仕様 ・ 模様入りのメラミン化粧板、座席はまとも、ドア横の手摺りは独立型 ・ 黄色のマーキング入り、ドア開閉表示灯を設置、LCDを搭載
/ ̄ ̄\
/ ヽ_ \ <おい・・・とうとうLCDまで来たぞ・・・
(●)(● ) | ____
(__人__) U | / \
l` ⌒´ | /─ ─ \ <グラスコックピットにPMSM、更にはLCD・・・
. { | / (●) (●) \ 最近の東武は凄いな
{ / | (__人__) U |
ヽ ノ \ ` ⌒´ ,/
/ ^ヽ / \
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これらの装備が次期系列では全て本格搭載されるのかと思うと・・・・・・!
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