群馬大学GA研究会 なんでもにっき

群馬大学サークル「GA研究会」です。会合記録や イベントレポート、個々人の研究、突発企画なども書いていきます。お楽しみに!

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飛びイカのひょうたん観察記録(10月分前半)

ひょうたん

今月は(毎月だけど)大分迷走してます

参考にしないでくださいw

あと、区切りの関係上、一部9月と11月分の内容を含む上に
前半・後半に分かれています
ムダに長いですがどうかお付き合いをば


【9月30日】

ひょうたんが腐り出してしまいました

これはいかんと早速作業に取り掛かります(2日経ってますけどw)


え?作業?

そう作業です

今のままではひょうたんは「果実」
ここからとある作業をすることで「入れ物」となるのです



まずはひょうたんに入り口となる穴を空けます


穴を空けるのに使うのが・・・


2011092810340000.jpg


ドリルです
漢のロマンですね

このドリルを使ってひょうたんに穴を空けていきます

お前のドリルでひょうたんを突け!

何とも小規模な話である



さて、穴を空けるひょうたんを並べていきます


2011093011160000_20111108130739.jpg



・・・多いですね
これ全部に穴を空けるのか・・・

若干憂鬱になりながらも穴を空けていきます

2011093011300000.jpg


ひょうたんは外側が硬いので、ドリルの刃が安定するまではブレないよう気をつけます
中身は柔らかいので、一度中に入ってしまえば簡単です


僕の場合はドリルがズレてひょうたんが傷つくのが嫌だったので
あらかじめひょうたんの上部をノコギリで切って平らにしてドリルを入れました
(でも実際にやってみるといきなりドリルで問題なかったと思います)


2011093011170000.jpg


穴が開きました

穴の大きさですが、これでは小さいと思います
というのも、この後中身及び種を取り出すのですが
ミニひょうたんの種の大きさを考慮すると9㎜位はあった方がいいと思います

小さいひょうたんで9㎜では見栄え的に穴が大きすぎると思いますが
作業の効率を考えればミニひょうたんは9㎜を勧めます

小さい穴だと、後々苦労しますw


2011093011590000.jpg
2011093011590001.jpg


穴を空けたひょうたんは長い棒などで中身の果肉を突き刺します
中の果肉を潰して隙間を広げるためです

結構ガスガス突き立てて隙間を広げるようにしましょう

写真では水を出しながら突き立ててますが
別に水を出さなくてもかまいません


さて、ここで大事なお話


先ほども話しましたが、ひょうたんを入れ物にするには

「ある作業」が必要になります





まず、ひょうたんの構造について簡単に

ひょうたんには外側の外皮その下の骨格(正式名不明w)、中身(果肉)の3つに分けられます

この内、外皮と中身はしばらくすると腐っていってしまい
何の処理もしないまま入れ物として使っていると
腐ったものと混ざってしまい、食中毒の原因になったり
悪臭を発したりしてしまいます


ひょうたん2


ひょうたんの入れ物化には、外皮&中身の除去が必須なのです

それにはどうしたらいいのか

9月分のまとめで少し触れましたが
ひょうたんを1~2週間水に漬け、外皮と中身を意図的に腐らせるのです

え?腐るからまずいのに、意図的に腐らせるって一体・・・だって?



要は途中で腐るから問題なのです
予め腐らせて捨て置けば、残るのは骨格のみとなり無問題となるのです


まぁ難しいように聞こえますが、実は単純で
ひょうたんに穴を空けて、水に入れて、放置して、洗って乾かせばいいのです

ね?簡単でしょ?

今回のミニひょうたんのように実の数が多いものほどこの方法は効果的です
穴を空けてまとめて水にぶっこめばいいのですから


ただし、この方法にも問題があります


それは腐らせることで発生する「悪臭」です


意図的だろうが何だろうが腐らせるのは同じこと
悪臭は発生します

ひょうたんの臭いは強烈で、家の中での作業など論外
屋外での作業でも周りに気を使うことが求められます


僕自身は最初、この水漬けをするつもりでしたが
僕の家は(当たり前ですが)住宅地にあります

お隣さんから

「何か臭うと思ったらあんたん家かい!?」

と言われると心苦しいものがあります


水漬けをするのは躊躇われます


そこで、とある秘密兵器を投入することにしました


それが・・・


これ


2011093012290000.jpg


「バイオひょうたんごっこ」です


「ひょうたんごっこ」とは何なのか?
説明しましょう

このバイオひょうたんごっことは、腐敗促進剤のようなものです

中には中身の分解を促進させる酵素が入っており
これをひょうたんの内部に投入することで
普通なら2週間程かかる腐敗化を、僅か1~2日で完了することが出来るのです



さらにこの薬を使うとなんと、嫌な悪臭が出ないのです

これは僥倖!

時間と世間の目に追われる現代人のためにあるような薬


折角だから僕はこの「ひょうたんごっこ」を選ぶぜ!



【10月02日(深夜)】

時間は深夜
作業に取り掛かります

2011100117110000.jpg


これがひょうたんごっこの説明書です
ひょうたんごっこの使い方としては

① お湯にひょうたんごっこを溶かす

② ひょうたんに流し込み、軽く栓をする

③ 温度管理(40度前後)しながら時折かき回すため、ひょうたんを振る

④ 薬の影響で分解が進み、中身に空間が生まれるので、お湯を足す

⑤ ③と④を繰り返し、ひょうたん内部全てにお湯が満たされる
  するとひょうたんが水に沈むようになるので、しばらく放置し、中身を出す(中身はこれで完了)

⑥ 外皮は溶かせないので、ひょうたんを水漬けして剥がす(外皮だけなら臭いはしない)



こんな感じになります
早速始めましょう



2011100201460000.jpg


お湯100mlにひょうたんごっこ1袋を入れよく溶かします


2011100201470000.jpg


ひょうたんへの酵素液注入には100均で買ってきた注射液を使いました
これはミニひょうたんということで、比較的小さな物が多かったからです
大型のひょうたんを育成している方はロートなどがやりやすいと思います



「軽く栓をする」と簡単に言いましたが、どうすればいいのか初心者の僕には分かりません



2011100202190000.jpg


とりあえず適当な布をロールにして

2011100201500000.jpg


ひょうたんに詰めました

この布をロールした栓は「空気がある程度行き来しなければいけない」的なことが他サイトに書かれていた点
さらに「穴の大きさに合わせて柔軟に大きさを変えることが出来る」という点が優秀だと思います
普通の家庭では要らない布が手に入らないのが難点ですけど
(自分の家には要らない布がたくさんあるので幸いしました)


実際にひょうたんに酵素液を注入します

小さいひょうたんで1つ当り10ml
中型ひょうたんで50ml注入するそうです


1回の注入で目標量に達することは稀で、ほとんどが少量しか入りません


2011100202290000.jpg


毎回毎回どのひょうたんに何ml入ったか記録するのは困難ですが(見た目では判断つかないため)
布のロールに注入量を「正の字」で書き入れることで克服しました
また目標量に達したひょうたんには、胴の部分に布を巻くことで目印としました

(ひょうたん本体に目印を付けると、仕上がりに問題が出そうだなと思ったため)



温度管理について

「酵素」を利用する関係上、温度管理は必須です
酵素の働く最適温度、40度に保ちながらひょうたんを見守る必要があります


さらに「お湯を足していく」という作業

中身がお湯で満たされたことを表す指針として
「ひょうたんを水に浮かべて、沈めばお湯が満たされている」
と説明書にあります


つまり、「大量の水が必要」ってことだよな・・・


・・・風呂場、ワンチャンあるんじゃね?


お風呂にひょうたんを浮かべることで温度管理をし
しばらくたったらお風呂のお湯をひょうたんに注ぐ
さらに、ひょうたんにお湯が満ちれば沈んでいく・・・


なんと合理的なことか!

まぁ、他のひょうたごっこの使用例を見てみると
風呂場を利用してる例が多いので、普通の発想なんですけどねw


お風呂場に酵素液を注入したひょうたんを浮かべていきます


2011100203350000_20111108130738.jpg


ひょうたん風呂、そういうのもあるのか



で、しばらくは地味な作業が続きます

温度を維持しながら、10分おきにひょうたんを振り
酵素液とお湯を足していき、注入量を栓に記入していく
合間を見て、新たなひょうたんに酵素液を注入し
新しく栓を作って、数字を記入して、お風呂に浮かべていく・・・


30個過ぎ位から気づきました


これ、面倒臭せぇ・・・


いや、10個位ならいいんですよ
2週間が2日になるんだから、頑張れます



でも100個以上ですよ!?

ちょっちしんどいですよ!


お風呂を利用する、ということから開始時間が深夜12:00位

そして既に2:30!


明日も仕事!

無理っ!






・・・残り70個は水漬けしよう


30個ほど風呂に浮かべて、床に着きました







いや!違うんですよ!


たぶんこの薬は大型・超大型のひょうたんに適してるんだと思います
僕も来年は大型のひょうたんに挑戦する予定なんで
その時は重宝すると思います



つまり、大体俺が悪いw




【10月02日(夕方)】

一晩風呂に浮かべて温度管理していたひょうたん
その中身を出してみました

2011100216310000.jpg


おお!出る出る!

どぼどぼと内容物と種が出てきます

何度も言いますが、全く臭いはしません


2011100217530000_20111108130738.jpg
2011100309150000_20111108130738.jpg

開け口が小さかった物もあり、全ての種が出た訳ではありませんが
ひょうたんごっこを使用し、これだけの種が出てきました

発芽率50%を考えても十分な種が出ましたね
来年はこの品種は育てませんけどw


さて、中身を出したひょうたん&何もしてないひょうたんを水に漬けます


ただし上にも書いた通り、ひょうたんの水漬けには

○屋外であること

○悪臭対策として、フタをすること


などの条件があります

この基本条件を満たしつつ

○100個近いひょうたんを漬けられる大きさをもった入れ物

○漬けた後に残った汚水を捨てられる場所

○漬けたひょうたんを洗うのに、水場に近くてはならない


などの水漬けを行いやすい条件を満たした場所・物を探さなければなりません


・・・・・・・・・・・・・・


・・・洗濯機ワンチャンあるんじゃね?



家には屋外に使ってない洗濯機があるんですが
洗濯機ならフタが出来るし大きさも十分
さらに排水機能もあるし、洗濯機だから隣に蛇口もある



イケルじゃん!



と、いうことで
洗濯機にひょうたんを入れていきます

2011100217230000.jpg


そこに水を満たして、重りを上から乗せます

2011100217280000.jpg
2011100217240000.jpg


既に夜です
外の電気が切れてて暗くてよくわからねえw

この写真では単純にひょうたんを水に浮かべ
上から重り(水の入ったバケツ)を乗せています

しかし、これだと重りの隙間からひょうたんが浮いてきてしまい
ひょうたんを完全に水没させることが出来ませんし
重りが「水」という不安定な物なので、重り自体に偏りがおきてしまい失敗します


僕も写真を撮った後チェックし、これでは駄目だと思い修正しました

修正内容としては

○ひょうたんをネット(網)に入れる

○重りを漬物用の重石に変える


この2点です

網に入れたのは隙間から浮き上がることを阻止するためであり
重石に変えたのは安定性を高める為です

(重石が家にあったのが幸いでしたw)

それと、写真では分かりづらいですが
網と重りの間に「落し蓋」があります
これも重りの重さを均等にするためです

つまりひょうたんの水漬けを図解するとこんな感じになります

ひょうたん3

やってみて思ったのがやっぱ水漬け楽だわ

数の多い小型ひょうたんは素直に水に漬けるべきかもしれませんね


【10月11日】

1週間遅れで収穫していなかったひょうたんを収穫し
別の場所で水漬けを開始しました
(洗濯機の物と混ぜると、進行状況が分からなくなるので)

今日は昼間に始めたので明るいので分かりやすい!


2011101011380000.jpg

ひょうたんを入れる「網」は、いらない洗濯網を使用しました

各所で「悪臭がやばい」と書かれているので
臭いが網に移ることを危惧して、廃棄できるように要らない物を使用しました



2011101011380001.jpg

これを水に漬け

2011101011380002.jpg

落し蓋をします
今回の落し蓋は竹ザルです

2011101011390000.jpg

それに重りを乗せます
これは今回も漬物用の重石です

2011101011390001.jpg

最後にフタをします
太陽の熱を集めやすいように、金属のたらいを使用しました

ひょうたんの水漬けの進行度には水の温度が関係します
水の温度が高くなりやすい晴れの日が続けば、すぐに仕上がります
なので上記の条件以外にも水漬けの場所は日当たりの良い場所がいいでしょう






【前半まとめ】

ひょうたんを収穫したら穴を開けます

穴を開ける方法はいくつかあるそうですが
ドリルを使用するのが(多分)一番楽です


その際、種を出すことを意識して
撒いた種以上の大きさの穴にするようにしたいです


穴を空けたら入れ物にする作業です

今回は結果として「ひょうたんごっこ」「水漬け」の2種類の方法になってしまいましたが
大型ひょうたんは「ひょうたんごっこ」
小型ひょうたんは「水漬け」を勧めます


どちらも「中身を腐らせる」ということは変わりません
入れ物にするには、外皮と中身を溶解して、骨格だけにするのが必要なのです


ひょうたんごっこの使用例ですが、今回の記事で分かりづらければ
こちらも参考にしてみてください(PDF形式)


肝心の水漬けはひょうたんを水に漬け、ひょうたんが水上に出ないように漬けます
具体的には網に入れ、落し蓋をして、重石を乗せ、上から悪臭防止としてフタをします


それと、僕の場合は収穫してしばらく放置してしまいましたが
収穫→穴あけ→水漬けは素早く行った方がいいと思います
収穫から水漬けまでの時間が空くと、外皮の腐りが遅くなる気がします
(要検証)


大体以上です

長くなった割には内容がないようw
そして思い返してみると、ものすごく迷走してますね

さて何とか水漬けを終えましたが結果はどうなるのやら


この後の辛い作業の実体を、この時の飛びイカは知る由もなかった・・・

(後半へ続く!)
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COMMENT

ポケモンでやってるみたいに要らない子はポイすればよかったのにw

| 流木 | 2011/11/08 16:57 | URL | ≫ EDIT

100個→3個とか流石に耐えられないw

| 飛びイカ | 2011/11/09 12:09 | URL |















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