秋田新幹線用新型車両、「E6系」見学会開催

E6系新幹線電車とは、秋田新幹線用に開発された新型車両です。
最高速度320km/hでの運転が可能となっており、同じく320km/hで走行するE5系と連結して走行する事も可能です。
今回見学出来るのは、その 量産先行車 。
聞き慣れないワードですが、要は “本格的な量産を前に最後の実用的な試験を行う車両” と捉えて下さい。
見学会開催日程は、
・ 11/12(土) : 11:00~15:00 ※10:30受付開始
・ 11/13(日) : 10:00~14:00 ※9:30受付開始
どちらの日も 先着1,000名限定 です。
さてこのE6系、秋田新幹線用という事で現在その任に就くE3系(↓)を置き換える予定です。

JRの資料に、E3系とE6系の比較表が載っていたのでこちらに引用してみましょう。

編成が6両から7両に伸びたのは、E3系と同じ定員を確保するためなんだとか。
また、全車にフルアクティブサスペンションを装備するとの事で、乗り心地の向上が期待されます。

ここからはE6系に対する個人的な主観を・・・
最初このエクステリアデザインを見て思った事が、 「うわ、カッコイイ」 でしたw
このデザインを手掛けたのは、奥山清行氏。
東京地下鉄16000系や、エンツォ ・ フェラーリのデザイナーとして知られている方です。


こうやって見比べると、E6系はエンツォと似たような線を辿っているのが分かると思います。
ボディの基本色も同じ「赤」ですしねw
そもそも近年の新幹線車両は空力 ・ 環境への影響を配慮する反面、フォルム的には極めて “ダサい” 方向が主流でした。
例えて言うならN700系やE4系。


これらの車両はトンネル微気圧波現象(トンネルドン)対策や騒音低減を図るべく、こんなデザインになりました。
実際、路線周辺に民家が建ち並ぶ日本の状況を考慮すれば、この判断は当然とも言えます。
しかし、これらの車両に付けられたアダ名は “馬面” や “カモノハシ” ・・・・・・
まずこのデザインで子供が「カッコイイ」と果たして思うでしょうか?


私が思う、現状最もデザイン性に優れた車両は300系です。
このくさび形の先頭形状は如何にもシャープで、窓下の青色ラインも白い車体に良く映えます。
また、現在最新の車両 ・ E5系もそこそこ良い車両だと思います。
15mにも及ぶ超ロングノーズ形状ですが、色のグラデーション効果が上手く引き締めているように見えます。
しかしE5系も、見る角度によってはとても格好悪く見えてしまう場合があるのがどうも・・・・・・

そこへ持って来てのE6系は、本当に素晴らしいデザインだと思うのです。
特に上手いなと感じたのが、ライトケーシング。
縦方向に並んだそれは、N700系ほど下過ぎず、エンツォを彷彿とさせる位置に配置されました。
またそこを避けるようにして配色された「茜色」のラインも、見る物を唸らせます。
はてさてそんなE6系、本格的な運用開始は来年度末を予定しています。
その際はE5系との併結運転などで注目を集めることでしょう。
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