【イノセンス】テイルズオブイノセンスを買っちゃいました【レビュー】
どうも飛びイカです。
現在ニートやってます。
にんともかんともヒマを持て余したので、
テイルズシリーズ最新作の「テイルズオブイノセンス」を
発売日に買ってしまいました。
今2週目です。
3周目入りました。
今回はそれのレビューをやりたいと思います。
重大なネタバレは極力控えますが、
多少はご容赦下さい。
現在ニートやってます。
にんともかんともヒマを持て余したので、
テイルズシリーズ最新作の「テイルズオブイノセンス」を
発売日に買ってしまいました。
3周目入りました。
今回はそれのレビューをやりたいと思います。
重大なネタバレは極力控えますが、
多少はご容赦下さい。
前作の「テンペスト」が黒歴史という評価のため、
今作の出来が心配されておりました。
しかも同じDS。
僕も前作のOPと開始20分のプレイを見て絶望したのは、
記憶に新しいです。
もしかしたら今回も地雷じゃないかと不安でした。
ところがどっこいこれが面白い。
どこが面白いのかは後ほど記述していきますが、
DSのゲームとしては十分なレベルだと思います。
そもそもDSにおいてリアルタイムバトルのゲームは
テイルズぐらいしかないのですから、
アクションRPGをやりたいっていうDS所持者にも
ぴったりだと思います。
つーかOPの力の入れようから
テンペストと違ってる・・・
○テンペストOP
○イノセンスのOP
[物語]
長きに続く世界規模の戦乱の中、
優勢を保ち平和でありつづける王都レグヌム。
そんな中、超常的な力を操る人間
「異能者」が現れ始める。
異能者は人々に恐れられ、忌むべき存在とされた。
そして王都レグヌムでは「異能者捕縛適応法」を掲げ、
異能者は次々に捕らえられていく。
ある時、王都レグヌムの商家の息子であるルカは、
自らの中の異能の力に気付いてしまう……。
(公式サイトより)
主人公が「特別な存在」という、
RPGではよくある設定です。
物語が進むにつれて、上記の「異能者」たちとの関わりと
因縁が明らかになっていきます。
自分的には全然アリなお話だと思いますが、
他の方のレビューでは「短い」だとか
「展開が急」という意見を聞きます。
まあ、でもボリューム的には、
クリアするだけでも25時間くらいかかるので
他のRPGと遜色はないかな?と思います。
後半の展開の速さは感じましたが・・・
1週目ではそんなに気にならない感じです。
2週目からですと、「ものたりない」とは思います。
ご都合主義だったりするんですから
テイルズを理解してる人には
別段責める点は見つからないかと思います。
[キャラクター]
○ルカ・ミルダ CV 木村 亜希子
王都レグヌムで暮らしている。
成績優秀な優等生ではあるが、
いつも級友にからかわれている内気な少年。
すごく・・・ショタです・・・
○イリア・アニーミ CV 笹木 優子
謎の一団に追われ、とある村から逃亡してきた少女。
大雑把で短気、自分に正直な性格。
変な生き物を連れている。
へそが出てます。
フリーランからの攻撃がダディを彷彿とさせるw
○スパーダ・ベルフォルマ CV うえだ ゆうじ
王都レグヌムの名門貴族。家族・兄弟との不和から
不良化しており、家には帰っていない。
義に篤く、男らしい性格で、イリアと気があう。
しかしイリア×スパーダはない。
どちらかというとルカ×イリア&スパーダ
声優は「フタエノキワミ、アー」です。
○リカルド・ソルダード CV 平田 広明
銃剣を駆使する凄腕のスナイパーであり、
また「契約」に重きを置く男。
雇われの傭兵としてルカ達の前に現れるが、
果たして…?
最強の萌えキャラw
○エルマーナ・ラルモ CV 松岡 由貴
戦乱で孤児となった少女。
王都レグヌムでストリートチルドレンをしている。
マイペースで、独自の思考と発想をする。
大阪弁。技名をキチンと発音しねぇです
○アンジュ・セレーナ CV 名塚 珪織
とある都市の聖堂で働くシスター。
癒しの力を持つことから「聖女」と評判になるが…。
世事や処世術に長けた、世渡り上手な性格。
実は20歳。
ゲームやってるだけじゃ絶対気づかない。
ぽっちゃり系。
PV1
他のキャラはここを参照してもらうとして、
今作の良かった点として
「キャラクターが良い」というのがあります。
各人の個性がしっかりと出ており、
キャラクター同士の掛け合いも面白い。
このゲームが評価高い(オレの中で)のも、
キャラがうまく駆け回っていたからだと思います。
流石キャラゲーに定評のあるテイルズシリーズです。
序盤からニヤニヤ(・∀・)しっぱなしでした。
PV2
世評では、主人公が弱気で内気な少年ってことで、
歴代の主人公みたいに
「父さんみたいなauになりたいんだ!」
とか
「クレアァァアアアアアアアア!!」
みたいな勇者王とは根本的に違い、
主人公っぽくないという意見もありましたが、
そこが逆に人間臭くて、今までの主人公の中では
感情移入しやすいキャラではないかと思います。
とりあえずルカ×イリアがガチすぎでした。
イリアの
「バカバカ!このおたんこルカ!!」
にニヤニヤしっぱなしでした。
やっぱ「弱気な男の子」と「強気な女の子」の
組み合わせはヤヴァイ
さらに、チトセっていうルカに好意のある女が
出てきたときのイリアの反応は
テンプレ通りですが、ニヤニヤ動画(RC2)って感じです。
あれですよ。
イリアのキャラは「らんま1/2」のあかねちゃんに近いです
「かってに改造」にもありましたが
「歴史上、いつもヒロインは愛を込めて
バカ呼ばわりするのです!!」
これが正しく当てはまるキャラクターでした。
もちろんスパーダなど他のキャラも
いい味だしてますが、
何といってもリカルドの可愛さには絶句
パーティー内最年長のためか、
普段は冷静で落ち着いた性格が、
いざという時には「27歳」という
微妙な年齢加減が炸裂します。
ある意味一番の萌えキャラ。
さらに声優さんの演技も素晴しく、
豪華な布陣となっています。
特に「ハスタ」役の真殿光昭さんの演技は脱帽。
ハスタの独特な言い回しや
しゃべり方を忠実に再現しています。
是非ともお買い上げの際は、
イヤホン又は音量オンでのプレイを進めます。
○ハスタ初登場シーン(ネタバレあり)
ちなみに、若本さんも出演します。
セリフ:「逃がさんぞ!!」
↓
若本:「にぃいがさんぞぉおおお!!」
シリアスな場面なのに、
若本さんの演技でふくww
[戦闘]
このゲーム一番の肝が戦闘の楽しさ。
DS-LMBS
(ディメンションストライド-リニアモーションバトルシステム)
という長ったらしい名前が付いてますが、
要はアビスとディスティニーの戦闘システムの
いいとこどりです。
Rボタンを押しながら移動することで、
バトルフィールドをフリーラン出来、
また敵を上空へと打ち上げてから
連続コンボを繰り出すことも出来ます。
上記のシステムをうまく使いこなすことで、
このゲームは「コンボゲー」へと変化します。
序盤(ホントに最初の方)の技の少ない状況でも、
うまくやれば30ヒットくらい稼げ、
敵は空中に上げてしまえば、
無防備な状態となるため、反撃の心配もなく
誰でも簡単にコンボを決めることが出来ます。
しかし、「コンボを繋げる」ということは
「特技→秘技→奥義」といった連携が必要となってくるため、
TPの消費が著しいのが難点といえば難点。
TPに気を使いながらの戦闘のため、
地味な気苦労が絶えません。
TP回復アイテムがなくなった場合は、
長い消耗戦となること必至です。
また、コンボを決めてくるのは敵も同様で、
油断してるとアッという間に死亡します。
さらに、後半になってくると
敵の固さと攻撃力が半端なく、
基本技(TPを使わない技)だけでは
敵が仰け反らなくなり、
こちらのコンボが決めづらくなります。
そこへ一発でHP三分の一くらい削る攻撃が
連続でやってくるといった感じで、
過去の作品ではごり押しでいける場面でも、
今回はキチンと敵の攻撃をガードして
隙を付いて攻撃をする必要があります。
なので、あまり戦闘が得意でないという方には、
このゲームは少し敷居が高いかもしれません。
まあ、AIが優秀なので、オートプレイでも何とかなったりしますが。
ボスキャラは雑魚キャラを
一回りも二回りも強くした感じ(当たり前)で、
普通に強いですが、今回はあまり回復してくる敵が少ないので
一回こちらがコンボを決めだせば
意外とすんなりといけたりします。
が、一撃で死ぬこともあるので
深追いは禁物といった感じ。
僕のやった感じですと、
キョンと若本とヤンデレが
異様に強かったです。
どのキャラ・どの技でも
ある程度コンボは決まりますので、
嫁パーティで全く問題ありません。
今回は全キャラ技と術の両方で
強力なものを覚えるので・・・
ちなみに、自分のオススメは
「烈空斬」系の技ですかね。
序盤で覚える割には使い勝手がいいです。
体全体で回転し、当たり判定が大きく、
容易にコンボを繋げやすく
コンボを阻止しにきた別の敵キャラも
巻き込むことが出来ます。
まあ、AIにやらすとクルクル回っててシュールですが・・
[システム]
戦闘システムは上記の通り、文句なしの出来。
しかし、他のシステム関係は脆弱で、
人によっては地雷一歩手前かも・・・
基本的にダメだしです
~悪かった点~
○アイテム最大数が少ない
後半の戦闘の激しさを考えると、
アイテム数の上限15個は明らかに少ない。
さらに今回は「ヒール~」系の装飾品
(戦闘中に回復したり、敵を倒すと回復)
がないため、回復は天術かアイテムに頼る形になります。
そして天術は、使用するのにTPが必要・・・
という悪循環に陥りやすいです。
2週目以降はアイテム上限を上げられますが、
GREAD(敵を倒すともらえるポイント)で
購入という形式なので注意が必要です。
○ダンジョンがシンドイ&メンドイ
イノセンスのダンジョンは歴代の様に
謎解きや仕掛けがあるのではなく、
ただひたすらに最深部に行き、
ボスを倒すorイベントをこなす形です。
仕掛けがないなら、早く終わるのでは?
と思うかもしれませんが、
ダンジョン内は迷路のような(というか、迷路です)構造を
しており、似たような分岐点が多々あるので、
カンで進むと確実に迷います。
そのため「右手の法則」に頼って進むことになり、
最深部までしらみつぶしに当たって行く事になります。
そして何とか最深部に辿り着いても、
気を抜くと帰りでまた迷います。
まあ、セーブポイントに着くと
全回復するのはありがたい使用です。
が、セーブポイントが最深部直前でないため、
最深部に着く前にボロボロになってしまうことがあります。
そこは普通に直前に置いて欲しかったです。
○敵のアカウントを回避できない
イノセンスはフィールド上に敵が徘徊しており、
それに接触することで戦闘が始まります。
(シンボルエンカウント)
しかし、敵はずっと表示されているのではなく、
プレイヤーが近づくことで出現し、
プレイヤーに近づいてきます。
それこそまるで亡霊のように・・・
なのでダンジョン内をダッシュで駆け抜けると、
戦闘回避は困難を極めます。
また、立ち止まっても、
しばらくすると敵が現れ寄って来るので
「メニューを開かず、ちょっと席を外して
戻ったら全滅してた」
なんてことが起こります。
また、ダンジョン内は総じて道が狭いことも
回避不能に拍車をかけています。
シナリオを早く進めたい人や、
戦闘についていけない人は
戦闘で勝つことよりも、
いかに戦闘を回避するかが求められるかと思います。
この
「アイテム上限+迷路ダンジョン+回避不能戦闘」
の三重苦によって軽い縛りプレイをやっている気分になりました。
まあ、戦闘が楽しいからそれほど苦ではありませんが・・・。
○マップが分かりづらい
DSの2画面機能を活かすべく、
下画面にステータスやマップを表示できるのですが、
このマップが使いづらい。
マップには2種類あり、世界地図(ワールドマップ)と
現在地の周辺を表示する地図(ナビマップ)があります。
そしてこの2つの地図の最大の欠点は、
街の名前が表示されないことです。
もちろん訪れる前までは名前が
表示されないのは分かります。
けれど、訪れた後まで名前が出ないのは
何故なのかと問いたい。問い詰め(ry
この地図の使いづらさを一番実感するのは、
飛行船で自由に世界を行き来できるようになってから。
世界地図&ナビマップに都市名が出ない為、
目的の街に向かうのが面倒になります。
というか、迷います。
さらに、ナビマップは最初から周辺が
表示されているのではなく、
プレイヤーが歩いた場所だけ
表示される仕様となっています。
そして、都市名・ダンジョン名は表示されない・・・と。
どこが「ナビ」なんですかねww
全然ナビしきれてませんよw
機種がDSなんだから、タッチペンでタッチすると
詳細な情報が表示されるとかいう機能が
あってもいいんじゃないかと思いました。
○飛行船が遅い&使いづらい
遅いというのは、字面のまんま。
移動速度が遅く感じました。
一番端と端の都市を行き来するのが面倒です。
あとDSなんでナナメ入力がしづらいのも、
使い勝手の悪さを助長しています。
使いづらいというのは、
今回の乗り物である飛行船は
持ち運び出来ないということです。
今までのテイルズなら、収納したりして
フィールドのどこでも乗り降り出来ましたが、
今回は降りた位置に飛行船が
置きっぱなしになるため、
ギルドの依頼などで街に送還すると、
飛行船を取りに行かなければならなくなる
という不都合が生じます。
~良かった点~
○セーブ&ロードが早い
どちらも3~5秒ですみます。
セーブ数も3個まで作成可能です。
さすが任天堂といった所。
○料理
種類が豊富で、食べた後数回持続するので
やばくなったとき重宝する。
キョンがどうしても倒せなかったのですが、
料理で術ダメージ半減して何とか勝てました。
○スキットの多さ
容量の関係で、全スキットにボイスがあるわけでないけど
スキット数はかなり多いです。
ストーリーが短いと言われているわりに
キャラが好評なのは、このスキットでキャラが生きていたから。
いかに多くのスキットが見れるかで、
このゲームの評価が変わってきます。
○スタイルによる補正
今回は「称号」制度がない分
このスタイルが採用されたようです。
スタイルには
アドバンス ・・・火力重視の前衛向き
ウィズダム ・・・術重視の後衛向き
ガーディアン ・・・防御重視または
バランス型の前衛向き
テクニカル ・・・高機動撹乱型向け
ヴァーサス ・・・ワイヤレス通信を行った後、
宿屋に泊まるとイベント発生し、
習得できる。辛苦のスタイル
イノセント・・・基本4種中任意の3種のスタイルを
Lvを15以上にしてから、宿屋で寝ると
イベントにより習得する。
パラメータはバランス型で、
テンションゲージ/覚醒状態に
特化したアビリティを習得する
の6種があり、役割を差別しやすいようになっています。
全キャラが術・技をバランスよく覚えるので、
スタイルを使い役割分担していくことが
重要になります。
また、今回は純粋なレベルだけでなく
スタイルにもレベルがあるので
レベルがある程度高くなってもスタイルレベルが上がり、
戦闘を飽きさせない仕様となっています。
[サウンド系]
BGMなどは例の如く桜庭さん。
桜庭信者には不評らしいけど、
自分は気にならなかった。
可も不可もなくといった感じ。
フィールドのBGMが「ジュピター」に
似ているなとは思いましたが・・・
ボイス関係は上でも言いましたが、
フルボイスではないです。
しかしDSの中ではかなり多い方。
声優さんの演技が素晴しいの一言に尽きます。
是非ともサウンドノベルとか出して欲しい所。
[総評~良くも悪くもやり込みゲー~]
普通に良作。テイルズ信者は買って損はないです。
これからテイルズを始める人も
戦闘動画見て楽しそうと思ったら
買ってみればいいと思う。
OP観て面白そうと思って買っても問題ない。
戦闘・キャラの出来が素晴しく、
戦闘の難易度もちょうど良い(多少キツイ)
レベルMAXは250で1週クリアで大体40~50くらい。
2週目以降にレベルと能力値引継ぎはありますが、
経験値増大の特典はないため、
ひたすらやり込んでいくことになります。
携帯ゲーム機の特性を活かしたゲームだともいえます。
そもそもDSでやり込みゲーを探す方が難しいので、
ただひたすらレベル上げに
従事したい人などにオススメ。
また、各キャラの購入可能な最強装備は
ギルドのショップでGREADと交換なんですが、
1個100000GREAD必要で、
普通に戦闘した場合は平均60ぐらいだから
それこそかなりのやり込みが必要となってくる。
ギルドのレベル10の依頼クリアでも
4000しか稼げないので、全種類集めるには
相当な時間が必要です。
ちなみにGREADのカンストは999999ですが、
これだけでは全品揃いません。
2chでは
「何考えてんだ」
というコメントをみかけます。
発見されてますww
全体のレビューを見るとダメだしが多いですが、
面白いので自信を持ってオススメできる作品です。
とりあえず今思うことは
「(エロ)同人誌が読みたい」
この一言に尽きます。
来年のサンクリに期待かな。
それでは今回はこの辺で。
次回更新は未定。
多分キューブ氏が何かするはず。
それでは
- 関連記事
-
- 社長が届いたー。 (2008/01/23)
- PSゲームレビュー (2007/12/26)
- 【イノセンス】テイルズオブイノセンスを買っちゃいました【レビュー】 (2007/12/19)
- 「最強!都立あおい坂高校野球部」のラストを予想してみた (2007/08/18)
- 積みゲーが溜まるばかり…。 (2007/05/31)
スポンサーサイト
| 一般ゲームレビュー・紹介 | 00:30 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
あたりめ(08/30)
名無しのGA研究会(08/20)
16000系(03/17)
名無しのGA研究会(12/09)
名無しのGA研究会(12/09)
名無しのGA研究会(08/30)
名無し(08/01)
いっくん(03/02)
バイパー(02/28)
CHAKE(02/12)